【6社目】現地調査(屋根・外壁リフォーム前)

神戸市にある編集者の自宅の外装リフォーム
・屋根塗装(カバー工法)
・外壁塗装
を計画中で見積りを依頼し、6社目になります。

このページでは、見積り前の現地調査と調査後についてまとめています。

現地調査とはどういうものか?
この記事を見れば雰囲気をつかめるかと思います。

屋根・外壁の現地調査

屋根・外壁の現地調査

雨が降ったり止んだりの微妙な天気。

屋根や外壁の状況を見るのに、濡れた状態だと素材の傷み具合が分かりにくいので中止になります。

現地調査の時間まで雨が降ることはなかったので、予定通り調査することになりました。

来られたのは、塗装コンサルタントで一級塗装技能士・神戸市優秀技能者の方。

ホームページを見て、この会社はとてもしっかりしてるだろうなという印象を受けました。

来られた方を見ても、やはりきちんとしてるというのが伝わってきます。

あいさつを済ませ、こちらの要望を伝えました。

予算内であれば
・屋根カバー工法
・外壁塗装
をしたい。

また、屋根の状況を見て、カバー工法が良いか、それとも塗装かの判断もお願いしました。

外壁・屋根の現地調査で調べる事

外壁・屋根の現地調査で調べる事

■外壁の面積

私の方で現地調査前に図面を用意していました。

外壁の面積を測るのに、図面があれば塗装会社さんは喜びます。

測定器を持ってきていますが、図面と照らし合わせることでより正確な外壁面積を測ることができます。

外壁面積を測る理由は、塗料をどれくらい必要かを把握するためです。

製本図面があれば、塗料の種類・屋根素材など仕様書で確認でききますので、塗料や屋根素材を選ぶ時の参考になります。

■外壁や屋根の劣化症状

劣化症状によっては、使用する塗料が決まってくることがあります。

なので、劣化症状を見抜く経験値が必要になってきます。

もし、使うべき塗料を間違えると先々、施工不良となる場合があるので、この現地調査はとても大切です。

■敷地の形状や広さ

塗料であったり屋根材が搬入されると仮置きする場所が必要になってきます。

仮置きする場所があるかを確認します。

多くの場合、駐車場になります。

そして、足場の設置場所です。

隣地と外壁の間があれば良いのですが、ない場合は足場の設置が難しい場合があります。

場合によっては、足場板がないケースもあり、作業の時、職人さんが大変です。

私の家の場合は、足場を組めるスペースがあるので、特に問題はありませんでした。

一般的に調査はこれくらいです。

時間は、塗装会社さんによって異なってきますが30分~1時間くらいです。

この現地調査の時に以下のような説明を受けました。

工程(工事の進め方)、近隣へのあいさつ、洗濯物など

また、塗料のグレードによって耐用年数が変わってくるという資料もいただきました。

このような資料を揃えてくるれるととても助かります。

見積書は郵送

これまでは、見積書を持参する会社が多かったのですが、この会社では、まず郵送。

そして、具体的に見積書について聞きたい場合に連絡をくださいとのこと。

人によっては、見積書は持参してほしいと思う方もいらしゃるかと思いますが、依頼するわけでもない業者さんに何度も足を運んでもらうことにプレッシャーと感じる方もいらっしゃいます。

断る場合も、お客さん側の立場からすると、それほど罪悪感を感じる事無く断れたりします。

業者さんが側としても、やはり契約するわけでもないのに、そこに何時間も時間をかけるのは、もったいない。

まずは、見積書の郵送。
合理的な考えだなと思いますし、「契約!契約!」と迫らず、余裕があるなと思いました。

屋根と外壁の現地調査が終わった後

屋根と外壁の現地調査が終わる頃に雨がパラパラ。

調査中に雨が降らなくて良かったです。

屋根の傷み具合からするとカバー工法のほうが、おすすめとのことですが、塗装できないとも言えない。

見積は、カバー工法のみ。それとも屋根塗装も含める。
どちらか聞かれたので、両方ほしいと伝えました。

外壁塗装
・オーデフレッシュsi100Ⅲ(日本ペイント)
・パーフェクトトップ(日本ペイント)
・リファイン1000si-IR(アスティックペイント)
・パーフェクトトップセラミックトップG

の塗料を使った見積書

屋根塗装
・水系シリコン(水谷ペイント)
・ルーフピアに(水谷ペイント)
・リファイン500si-IR(アステックペイント)
・アドグリンコートEX(NCK販売)

の塗料を使った見積書

そして、屋根カバー工法の見積書

を郵送してくれるとのことです。

見抜けなかった外壁の熱膨れ

外壁は弾性塗料を使いスタッコ模様で吹き付けられており、よく日光があたる面では、熱膨れをおこします。

雨で急いでいたからなのか、現地調査後に話した時、熱膨れの話は出てきませんでした。

私自身、質問し忘れてたので、後になって電話で聞くと、気づいていたようです。

見積書になんらかの提案書があることを期待します。

現地調査後の調査報告書

現地調査後の調査報告書

外壁・屋根ともとても分かりやすくまとめてくださっていました。

この塗装会社さんが持ってきてくれる資料はとても分かりやすかったです。

屋根カバー工法、外壁塗装の見積書

屋根カバー工法、外壁塗装の見積書

予算は200万円。

なので、10万円オーバーとなりますが、候補の中としました。

屋根のカバー工法が他社と比べると安かったのには、驚きました。

100~150万円が多いのですが、この会社では98万円と100万円を切っていました。

塗料は、インディフレッシュセラを選んでくださりました。(詳しくは「インディフレッシュセラの㎡単価や見積価格ってどのくらい?」で詳しくまとめています)

この塗料の特徴は、ツヤなし塗料です。

外壁には、熱膨れという劣化症状がでていましたので、透湿性が求められるインディフレッシュセラを選んでくれました。

この塗料の性能について詳しく知りたい方は「インディフレッシュセラの評判や耐用年数・特徴を深堀」を合わせてご覧ください。

屋根素材は、レジェルーフ。

カバー工法用に使われることが多く、軽い上に断熱材が裏打ちされています。

見積価格については「レジェルーフで屋根カバー工法。見積価格や屋根塗装と比較」で詳しくまとめています。

まとめ

優れた業者さんということは、話していて伝わってきました。

外壁の熱膨れの話がなかったのは、少し残念です。

帰られる前に、
「ここで伝えにくいのですが、予算を少しオーバーするかと思います。」
と言われました。

外壁のひび割れについて

外壁にはひび割れがありました。

ただ、継ぎ目部分に縦に走ってるクラックなので、心配することはないとのことです。

もしも横にクラックがある場合は、屋根材ごと取り換える必要があります。

外壁のひび割れについては「外壁のひび割れ【緊急度チェック】補修方法など建築士が体験談を含め徹底解説」で詳しく解説していますので気になる方はぜひ参考にしてください。