【必見】住まいのリフォームプランに間取りを変えられる家具を導入

限られた空間の中で間取りを考えていかないといけない中で、間仕切り壁をその時によって動かすことができたらいいのにと考えたことがあるのではないでしょうか?個人的には、特にマンションのリノベーション(リフォーム)プランを考える時にそう思うことがあります。

そこで、ここでは間仕切り壁としての役割があり、同時に生活に必要な建具としても使えるというアイデアでDIYでも応用が効くものをいくつか紹介していきます。

間取りを変えられる2段ベッドのプラン

マンションや住宅のリノベーション(リフォーム)プランを考えるにあたって子供部屋を子供に数に合わせて設けたい。

ただ、子供の部屋を取ってしまうことでLDKや収納に割り当てる空間が小さくなってしまう。

そこで、2段ベッドにし間仕切り壁としても活用できるように考えれば、プライバシーを保ちながら子ども部屋を設けることができます。DIYでよくものを作っている方なら、コーナンなど資材を購入すれば作ることができるでしょう。

考え方としては、L型を組み合わせて2段ベッドを作ります。

床にベタ置きして完全固定にしてもいいですが、キャスターを取り付けると移動が可能になり、効率よく部屋の大きさを変えることができます。

間取りを変えられる十字の収納家具のプラン

上記で記載している2段ベッドは1室を2室にするためのものですが、今度の十字型の収納家具は4つの部屋に分類することができます。

この移動式の収納家具にダイニングテーブルや勉強机・ベッドなどを収納することで部屋中を動かし様々な間取りを自由に作り出すことができます。

極端な話、夫婦と子ども1人の3人家族であれば、この十字型の収納家具があれば、それぞれの空間をうまく設けることができます。また、足にキャスターを取り付けることで移動が可能になり個人的な時間や掃除の時に合わせて必要な空間を作ることができます。

この十字に動く収納家具に機能性を持たせていくと、非常に大きなものとなりDIYで作るのも可能ですが、作業スペースを考えると建具屋さんに依頼するのがいいでしょう。

また、分割して作るというのもありですね。L型を2つ作りそれを組み合わせることで十字型になりますし、十字型だけでなく色々な形に変形させて間取りを自由に作り出すことが可能になってきます。

間取りを変えられる勉強机のプラン

上記に記載している2段ベッドと似たようなスタイルで、勉強机を移動可能な間仕切り壁に盛り込みます。さらに服や雑誌・小物などをしまう収納スペースを設けることもできます。

子供部屋を分けるという考え方だけでなく、書斎がほしいと考えているご主人の思いを効率よく叶えることもできます。

まとめ

マンションや住宅をリノベーション(リフォーム)する際、「子どもが独立したら」「子どもがまだ小さいけど大きくなったら」の時を考えて前もって対策できる空間を作りたい。

でも、一旦間仕切り壁を設けてしまうとその壁は動かせない。

先のことを考えたリノベーションやリフォームプランにしたいけど、プライバシーをある程度確保しながら部屋を独立したり、時には違う用途に使ったりと都合よく間取りを変えるのは、できない・・。そのような時に上記のような移動式の家具が役にたちます。

家具として機能しながら間仕切りとしても機能する。足にキャスターを設けることで移動することができ、その時に応じた使い方をすることができます。

ただ、移動式の家具の場合には下地を組んで壁をおこすような間仕切りとは異なり、プライバシーを確保することはできません。

視覚を遮ることはできても音は漏れやすくなるとおいう弱点はあります。

DIYによってこれらの家具を作る場合は、隙間に余裕を持って作るようにしましょう。例えば天井高いっぱいの高さに合わせて家具を作ってしまうと、動かす時に照明器具が邪魔になり動かせなくなってしまいます。

(移動式の家具を優先し、照明計画をする場合は天井に照明器具を取り付けるのもいいですがスタンドでカバーしたりダウンライトを上手く使うことで効率よく明るさを確保することができます)