リビングやダイニングがきれいに片付く収納リフォームのプラン

リビングやダイニングは寝室とは異なり、何を収納するか具体的に決まっていることもあれば、決まっていないこともあります。

普段の生活を考えながら収納プランを考ると満足度はグンとアップするでしょう。
最近では、住まいをリノベーション(リフォーム)する際にリビングやダイニングにWIC(ウォークインクローゼット)を設けることを希望される方が多くなってきているように思います。

人気のWIC(ウォークインクローゼット)を設ける

WIC(ウォークインクローゼット)を計画している場合、気をつけたいのが、WIC内の収納計画と扉の位置です。

そこで、ちょっと問題です。
あなたはどのタイプのWICを好みますか?

WIC(ウォークインクローゼット)のプラン

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L型のAタイプは、コーナー部分が収納しにくいといった問題がありますが、スペースに余裕があるため着替えたり服を選ぶなど動きやすさが利点。

また、棚板「D(奥行)」の長さを長くとれる。奥行が深いタンスなどもおけますね。

clo-2BとCは対面タイプ。
横幅が広く奥行が浅いBプランは、収納棚の長さやハンガー掛けの収納量はCプランより劣りますが、スペースに余裕があることでアイロン台など追加機能を持たせることが可能。

また、横幅に余裕があるため動きやすいのと、棚板「D(奥行)」の長さを長くとれる。
Aプラン同様に奥行の深いタンスなどをおけますね。

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横幅が狭く奥行が長いCプランは、収納棚を長く設置することができ、ハンガー掛けの収納量は3つのプランの中で一番多くしまえる。

ただ、お布団など奥行のあるモノをしまうのには適していない。

壁面収納のプラン

次に暮らしやすさを考えると壁面収納や、間仕切り兼収納棚の役割を担うパーテションなどをうまく使うようにしたい。

リノベーション(リフォーム)してリビングやダイニングをスッキリした空間にするためには壁面収納を上手に活用するプランに!

簡単な壁面収納プランを用意しました。
以下の収納プランをどの部屋のどこに設置しますか?

壁面収納プラン

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収納力で言えば、床から天井まで収納スペースとして活用できることで圧倒的にBのプランですね。あらゆるものを片付けられますし、棚板の枚数や高さなど調整できれば、どのようなモノを収納するか自由に変えれることができます。
掃除機など大型家電製品やハンガー掛けとしてのスペースなど自由に組み合わせながらモノをしまうことができます。
一枚の扉の大きさからしても、何回も扉の開け閉めして、物を探さなくてもいいメリットもあります。
ただ、リビングやダイニングとしては、ちょっと物足りない。インテリアとして小物を飾れるスペースがほしいですよね。

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テレビなど大型の家電製品を設置する場合はAとなります。Aはカウンタータイプの収納プランでリビングではTVボード。ダイニング(キッチン)では高さ(H=1m20cm)でキッチンボードとなり食器などをしまいます。

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収納や小物を飾るという目的であればCとなるでしょう。ガラス扉にしてグラスやティーカップなどを見せる収納としても使うこともできます。

また扉を設ける棚と設けない棚を組み合わせると、インテリアとして楽しむことができます。

まとめ

家族全員が集まる空間「リビング」「ダイニング」。

このため、読みかけ雑誌が散乱・帰宅し服などを脱ぎっぱなしなどからテレビのリモコンや爪切りといった小さいアイテムが見当たらない・・・。

男性の方は、ちょっと確認してみるといいのが、帰宅した後に部屋着に着替えたり、仕事用のカバンはどこに置きますか?

セキスイハウスでは、このことについて調らべたそうです。
結果は3割の男性が、帰宅後にリビングで部屋着に着替えることが判明。

と考えると、リビングはくつろぐ場としてだけでなく、収納力も求められることになります。

もし、リビングで部屋着に着替えることが多いという方は、住宅やマンションをリノベーション(リフォーム)する際、物をしまうクローゼットに部屋着をかけるハンガー掛けを設けるといったことを検討したほうがいいですね。

物を納める箱があっても何を納めるかということにも目を向けないとスペースの無駄遣いになってしまいます。

日常生活を振り返りながら、あなたにマッチした収納プランを考えていきましょう。

上記で簡単な収納プランを挙げましたが、単に片付けるだけでなく、アーティスティックに見せることはいくらでもできます。

何を仕舞うかだけでなく、どのようにデザインするかを考えるとより魅力的なリビングやダイニングにすることができるでしょう。