フローリングのリフォーム工事【費用の相場と種類】

フローリングの貼替リフォームの費用は、どのくらいかかる?

ダンゴ-2

やっぱり、フローリングの材料費によってリフォーム費用は大きく変わってくるのですか?

ミキッテンダー

そうですね。

でも材料だけでなく工法による費用の差もあります。

このページでは、
・フローリングリフォームの工法と価格
・フローリングの種類と価格
について具体的にまとめています。

これからフローリングリフォームを計画している方にピッタリの内容になっていますので、参考にしてください。

フローリングリフォームには、2種類の工法がある

  • 増し貼り(カバー工法)
  • 張替え

2種類の工法の特徴と費用について、これからお伝えしていきます。

フローリング増し貼り(カバー工法)と相場

現在あるフローリングの上から新しいフローリング重ねて貼ります。

将来、床下の軋みを直すなど床下の補強を行う時が大変です。

シーゲッテル

確かに。フローリングを2枚貼ることになるから、めくるの大変でしょうね。

また、重ねて貼るため1cmほどの段差が出てきます。

そのため、段差解消も忘れてはいけません。[/char]

フローリング増し貼り(カバー工法) 1㎡あたりの相場:2,800円

20㎡の部屋であれば
20(㎡)x2800円=56,000円ということになります。

フローリング貼替工法と相場

現在あるフローリングを剥がして新たなフローリングを貼ります。

そのため、古いフローリングの処分費がプラスされます。

フローリング貼替の工事費 1㎡あたりの相場:4,000円

20(㎡)x4000円=80,000円
これに、フローリングの材料費と古いフローリングの処分費(3~5万円)が加算されます。

ケンチッキー

上記は複合フローリングを使用する場合の相場です。

無垢材であれば、施工が難しく1㎡あたり6,000円~20,000円が相場です。

フローリングリフォームの見積価格の相場

  • 増し貼り
  • 貼替

それぞれのリフォーム費用の相場について、以下にまとめています。

■フローリング増し貼り

フローリングの材料費

フローリングの材料費 1㎡あたりの相場:5000円

20㎡の部屋であれば
5000円x20㎡=100,000円

増し貼り(カバー工法)のリフォーム費用

古いフローリングを残した状態で新しいフローリングを貼ります。

床面積20㎡の場合
56,000円(工事費)+100,000円(材料費)=156,000円

■フローリング貼替

フローリングの材料費

フローリングの材料費 1㎡あたりの相場:5000円

貼替えのリフォーム費用

古いフローリングを剥がし、新しいフローリングを貼る工法です。

床面積・・・20㎡
80,000円(工事費)+100,000円(材料費)=180,000円

別途、古いフローリングの処分費(3~5万円)がかかってきます。

工事費用は、地域やリフォーム会社によって高くもなり、安くもなりますが目安としてフローリングのリフォーム費用は、これくらいはかかると思ってください。

フローリングの種類と費用の相場

  • 無垢材
  • 複合フローリング

フローリングを大きく分けると、この2つに分けられます。

それぞれの材料費については、以下を参考にしてください。

無垢材

無垢材の価格 ㎡当たりの目安:6000円~

杉・檜は柔らかく踏み心地が良く足が疲れにくいといった特徴があります。

スリッパは履かず素足でいたいと思わせる樹種。

でも柔らかいが故に、キズが付きやすいといったデメリットもあります。

逆にローズウッド・ウォルナット・オークあたりは固く値段は高いです。

家具向きの樹種とも言えます。

耐久性があってキズが付きにくい。

上記の表のように無垢フローリングは樹種によって大きく価格が変わってきます。

また、木目や節の有無によっても価格が変わります。

ヒノキや杉は、「節あり」が最も安く⇒「小節」⇒「上小節」⇒「無節」が最も値段が高い。

複合フローリング

複合フローリングの価格 ㎡当たりの目安:4000円~

化粧シートタイプ

化粧シートタイプのフローリングは、価格が安いです。
樹脂やオフィレンなどシートに木目を印刷し基材に貼り合わせたフローリング。

ミキッテンダー

最近では、メーカー独自の技術によって天然素材に近いものがあり、単板(突板)タイプと見分けがつきにくいほど見た目が優れています。

単板(突板)タイプ

次に単板(突板)タイプのフローリングが安い

木材を0.3mm~1mm程度に薄くスライスし基材に貼り合わせたフローリング。

ケンチッキー

表面が薄いためキズが付くと下の基材が見えてしまう場合があります。無垢材の質感に近いものもあります。

高い挽き板タイプ

厚み2mm程度の板を基材に貼り合わせたフローリング。

カラーフッテル

一般的に3mm程度までですが、中にはそれ以上の厚みのものもあります。

メーカーによっては4mmの厚みもあり、ほぼ無垢材と変わりません。

無垢材のような質感で、無垢材の欠点である反りがほとんどありません。

まとめ(フローリングリフォームの工法と費用の相場)

シーゲッテル

フローリングのリフォームには、2種類の工法がある。

そして、フローリングには無垢材と複合フローリングの2つに分けられる。

費用は、工法によって違ってくるし、材料によっても異なってくる。