対面式キッチンとダイニングテーブルのレイアウトは3つの要素と4つの注意点が肝

明るくて開放的なことで人気の対面式キッチン。

家族と会話を楽しみながら料理できたら、毎日の調理が楽しくなりますね。

ただ、対面式キッチンと言っても、ペニンシュラ・アイランド・2型によって使い勝手も形も違ってきます。

また、間取りも横長・縦長など色々ある中で、我が家の場合は、対面式キッチンとダイニングテーブルの理想的なレイアウトってどういうレイアウトなんだろう。

と考えては、色々と調べているのではないでしょうか。

ここでは、対面式キッチンとダイニングテーブルのレイアウトで欠かせない

  • 3つの要素
  • 4つの注意点

を参考事例を含めてお伝えしています。

対面式キッチンとダイニングテーブルのレイアウトで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

対面式キッチンとダイニングテーブルのレイアウトに必須の3つの要素とは

対面式キッチンとダイニングテーブルの理想的なレイアウトは、以下の3つの要素を考慮して設計することが重要です。

後程お伝えします参考事例を見ることによって、以下の3つの要素がより明確になっていきます。

キッチンとダイニングの効率的な動線

キッチンからダイニングテーブルへの動線をスムーズにし、料理を運びやすくすることが重要です。

必要なものが手の届く範囲にあるように配置することで、料理がずっと楽になります。

キッチンとダイニングスペースの使いやすさ

キッチンとダイニングエリアの間に適切なスペースを設けることで、料理しやすくなります。

また、カウンターを設けるなどすると料理中にもくつろげる空間ができます。

自然な会話の促進

キッチンとダイニングエリアが近接している場合、食事中に家族や友人との会話を楽しむことができます。

オープンなデザインを採用することで、コミュニケーションが円滑になります。

【スタイル別】対面式キッチンとダイニングテーブルの理想的なレイアウト

以下の参考事例は、上記の3つの要素を含めた対面式キッチンとダイニングテーブルのレイアウト例です。

ペニンシュラキッチンとダイニングテーブル

キッチンの左右どちらかが壁に接している形状で、動線は、コの字型となります。

ペニンシュラ部分にはカウンターを設け、ダイニングテーブルのような感覚で利用することも可能です。

スペースを効率的に使える上に、料理の持ち運びもスムーズにしやすく、自然な会話を楽しむことができます。

キッチンと横並びのダイニングテーブル

近年、最も流行っているレイアウトです。

キッチンとダイニングテーブルがワンセットになっているので、DKの面積を最小限に押さえることができます。

キッチンと横並びのダイニングテーブル

カウンタータイプのダイニングテーブル

ダイニングテーブルは、固定されているので後で配置換えができません。

後で配置換えしたい場合は、カウンターとダイニングテーブルを切り分けると良いですよ。

キッチン背面にダイニングテーブル

最もオーソドックスなレイアウトです。

アイランドキッチンとダイニングテーブル

アイランドタイプには「I型」と「Ⅱ型」があり、どちらにしても360度廻れるのが特徴です。
アイランドバーはダイニングエリア側に面しており、キッチンとダイニングエリアを繋ぐスペースとしても利用できたりします。

アイランドバーは食事の準備や料理の際にも便利ですし、カウンターとして使えるのも良いですね。

アイランドキッチンは、ペニンシュラキッチンに比べて専有面積が増えます。

そのため、LDKの面積があるお家におすすめです。

Ⅱ型アイランドキッチンの背面にダイニングテーブル

Ⅱ型アイランドキッチン横にダイニングテーブル

キッチンには、カウンターとしての機能があります。

ダイニングテーブルが一体のアイランドキッチン

シンプルなレイアウトで、ダイニイングテーブルがキッチンと一体となっているためDKの面積が最小限に抑えられます。

横並びに座るため、対面と違い家族の顔が見えにくいといったデメリットがあります。

対面式キッチンとダイニイングテーブルをレイアウトする時に注意したい4つの事

後々、後悔しないためにも以下の4つの注意点は、注意してください。

通風と換気

主に、臭い対策のため、換気扇のパワーが強いものもおすすめします。

費用を抑えるため、換気扇のグレードを落とす方がいますが、逆にグレードが良いものを選ぶほうが後々のためです。

臭いでLDKが臭くなったとなれば、取り換え費用が余計にかかることになります。

キッチンの収納スペース

キッチン周辺には調理器具や食器などの収納スペースを確保することが重要です。

キッチンをスッキリと使いやすくすることで、ダイニングエリアとの視覚的な調和も生まれます。

キッチンとダイニングのスタイルとデザイン

キッチンとダイニングエリアのデザインを統一することで、一体感が生まれ、美しく調和のとれた空間になります。

キッチンとダイニングの照明計画

明るく快適な環境を作るために、適切な照明を配置することが大切です。

ダイニングテーブル上には明るく集中した照明を、キッチンには作業スペースを十分に照らす照明を設けましょう。