LDK(リビング・ダイニング・キッチン)のリフォームプランを考える時、間取りに悩む。
その基準というのは、家具。
LDKをリフォームする時は、後で「失敗した・・」とならないよう家具の大きさを把握。
そしてレイアウトしておくことが大切!
このページを見ることで、家具のレイアウトと確保すべき寸法を知ることができます。
この寸法をしっておくと、動きにくい(生活しにくい)といった不満がなくなるので、リフォーム前に知っておくとレイアウトなどに役立ちますよ。
リフォーム前に家具の寸法を測ってレイアウト
家具を設置した後、人が通るだけの有効寸法を確保しなければいけません。
なるほど~。有効寸法の確保か。
ところで有効寸法ってどのくらいか目安はあるのですか?
ありますよ!
そのことについて、これからお伝えしていきますね。
ダイニングの家具の大きさとレイアウト
ダイニングで設置する大型家具は、主に食事をするダイニングテーブルとチェア。
ダイニングテーブルは毎日の食事だけでなく友人と話す場でもあったり、時にはパーティで使うなどその用途は様々。
住まいの中心的な存在であるため、慎重に考えたい。
ダイニングテーブルのレイアウトを考える時には、椅子の動きにも注意。
椅子の動き?
リビングでは、基本的にソファやテーブルというのは動かすことはありません。
ダイニングでは椅子を動かし席に着いたり立ったりします。
そういうことか~。
食事を運ぶ際には、椅子の後ろを通ることもあり、ダイニングテーブルや椅子のレイアウトを考える時には、人が動く時の有効寸法も把握しておく必要があります。
6人掛け・4人掛けの必要最小限の基本寸法。
食事をする時に、椅子からテーブルまで450(45cm)は最低でもほしい。
ダイニングでは、席から移動したり食事を運ぶ際に、必要なスペースを確保する必要があります。
椅子に人が座っている状態で、後ろを人がすり抜ける時は、テーブル端から最低でも900(90cm)のスペースが必要。
そして、席から移動する時に椅子を引く時、テーブル端から最低でも750(75cm)は必要。
有効寸法を取り入れたキッチンとダイニングのレイアウト
有効寸法ってすっごい大切なんですね。
人の動きとか全く考えたことなかった。リフォーム計画を進める前に知っておいてよかった~。
リフォーム(リノベーション)によってI型から対面式キッチンに変える計画の中で最も注意したい寸法的な問題。ここをおろそかにしてしまうとリビングやダイニングが狭く住みにくい空間になってしまいます。
I型から対面式キッチンにリフォーム【後悔を防ぐ2つの対策】
リビングの家具の大きさとレイアウト
リビングでは、ソファ・ローテーブル・TVボードの関連性について考えておきたい。
まずは、ソファーとローテブルの関連性についてまとめていきます。
ソファとローテーブルの間は、300(30cm)~600(60cm)が好ましいです。
ソファに座り、脚を曲げて座る場合は、300(30cm)
ソファ、リビング用ローテーブルとTVボードのレイアウト
ソファ又は、リビング用ローテーブルとTVボードの間は800(80cm)以上のスペース確保が理想的です。
最近のTVは大きく、近すぎると目が疲れます。
TVボードについて。
既製品(家具屋さんで売られているもの)を購入する場合は、その寸法を押さえればいいですが、造作(オーダーメイド)の場合には寸法が決まっていません。
TVは年々、薄くなってきていますよね。しかし、DVDデッキやブルーレイデスクレコーダーは規格のサイズがあります。
横幅:400~
奥行き:300~
TVボードの横幅は、ご家庭の好みのサイズがあるでしょうが、奥行きは300(30cm)にコードを考えて500(50cm)~550(55cm)が一般的です。
家具のレイアウトについて色々と知りたい方はコチラ!
家具のレイアウト例
まとめ
LDKをリフォームする時には、有効寸法が重要になってくるんだね。
そして有効寸法が取れた間取りにするためには、テーブルやソファといった家具の大きさを知っていないといけない。
理想は、リフォームプランを考える前に家具の大きさを把握している。
しかし、リフォームに合わせて家具を一新する場合、まだ決まっていないケースが多い。
そういう場合は、
・候補となる家具の大きさを調べる
・間取りに合わせて家具を購入もしくは、オーダメイドで作る
で対応しましょう。
内装や家具のカラーを上手く使うことによってリラックスできる空間を創りだすことができます。
カラーコーディネートによって過ごしやすい空間を創る