
多くの人が憧れる対面式キッチン。LDKの床面積が狭いのに無理して対面式にリフォームすると・・・。対面式キッチンにリフォームして後悔する大きな原因は面積にあります。
詳しくは
I型から対面式キッチンにリフォームする時、欠かせない2つの対策
戸建て住宅にしてもマンションにしても、規格に沿った間取りが多く、部屋数が多い。
マンションや住宅を購入する方の多くが、部屋数が多いほうが良いと思う方が多いようですが、部屋数が多いと家族全体が狭苦しく感じてしまうことがあり、機能的にも使いづらくなってしまう。

ここでは、狭いLDKを広くするリフォーム計画を進める時のプランや気を使いたいポイントなどにつていまとめています。似たような状況の方は、ぜひ参考にしてください。
リフォームによって不要な部屋を撤去し狭いLDKを広くする
家族構成にもよりますが空間を広くするためには、不要な部屋を撤去し居住性を高めるのが基本的な考え方です。
戸建て住宅やマンションの多くがLDKと和室が隣り合わせ。しかし和室は機能せず無駄に貴重な住空間を占拠している。使い方によっては和室をLDKに取り入れることもできますが、それは扉の開口面積によります。
和室とLDKの間仕切り壁のほとんどが扉によって開いた状態であればうまく和室をLDKに取り入れることも可能でしょうが、扉が一部だけで閉じた状態の間仕切り壁では別々の空間構成となりやすく窮屈です。この窮屈な空間に開放感を持たせるためには、あまり使われていない和室などの部屋を撤去しLDKを広くするのが最も一般的な考え方です。
![]() リフォーム(リノベーション)前では、リビングが、ほとんどないに等しい。 |

普段使わない部屋を撤去して1室にまとめるメリットとデメリットってあるのですか?

普段、使わない部屋を撤去するデメリットは、あまりありません。
一方メリットは、LDKが広くなるだけでなく家具やインテリアなど色々な遊びを楽しむことができる。また、間仕切壁がなくなることによって風通しがよくなります。
和室を撤去しLDKを広げるというリフォーム工事はよく行われています。このリフォーム工事についてよく費用に関する質問を受けます。このリフォーム工事の目的は和室とLDKの間の間仕切り壁を撤去することにありますが、仕上げを統一したり解体した部分の補強など含まれる工事があります。LDKを広げるリフォーム工事に補強・補修などを入れると一体どのくらいの費用を見込めばいいのか? 和室をなくしLDKを広げ壁面収納を設けるリフォームの見積費用 では、工事内容とともに見積費用を記載しているので間仕切り撤去し住空間を広げるリフォーム計画をお持ちの方は参考にしてください。 |
和室を一体にしLDKを広げるリフォームプラン
上記で不要な部屋は撤去し、LDKを広くするリノベーション(リフォーム)でしたが、今度は「一体にする」という考え方。
ナチュラルテイストのリビングやダイニングと、木を多く使った和室は非常に相性が良い。
和室の内装は基本的に白かベージュの壁とし、畳は縁なし。扉は、中が透けて見える格子戸や、障子、アクリルなど軽い印象を与える素材がベスト。
![]() リフォーム前では、和室を含みダイニングキッチン、リビングが間仕切りによって仕切られている。リフォーム後は、和室を取り入れた状態でLDKを一室にまとめている。 |
LDKと一体する例えとして「和室」を挙げましたが、浴室や寝室をLDKと一体にするという住まいも最近では多く見られます。
見せ方に工夫をもたすことによって、住空間のレイアウトの幅は一気に広がります。
間仕切りを棚板にすることで空間の広がりをもたすことができます。
住宅密集地では、太陽の光があまり入りにくく、換気もしにくい。2階に設けることによって明るいLDKを造ることができます。
住宅密集地で2階にLDKリフォーム。メリットとデメリットは?
収納力アップからLDKを広くするリフォーム
LDK(ダイニング・キッチン)は住まいの中でも収納力が求められる空間。
キッチンや収納棚をオーダーメイドにすることによって有効的な収納スペースが作れるだけでなく作業性が上がる住空間ができます。
収納家具をいくつも置くよりも壁面収納で一つにまとめたほうが、収納しやすいだけでなく見栄えも良くなります。
LDKリフォームの際に壁面収納も検討している方は
リビングの壁面収納リフォームを8つのポイントから考える
も参考にしてください。
LDKリフォームと一緒に考えたい家具
リフォームを検討している多くの人は、プランが気になってしょうがいない。プラン重視になってしまうのも分かりますが、「動きやすさ」も重要です。
動きやすく生活しやすいLDKにするためには、当然プランが重要になってきますが、家具の大きさ・配置もとても重要。
住空間に対して、家具が大きすぎてしまうと、動きにくくなってしまいます。一人なら何とかなってもLDKのような多数の人が出入りする部屋では、動線計画も大切。

家具と間取りの関係については
LDKリフォームと家具。間取りの有効寸法は大丈夫?
で詳しくまとめているので役立ててください。
- デザインを好みにあわせることができる
- 収納など機能性をもたせる柔軟性がある
- LDKの大きさに合わせた家具にできる
この3つはオーダーメイドにしかできない魅力です。リフォームに合わせて家具を新しく買い替える方は、オーダーメイドを検討してみてはどうですか?
オーダーメイド家具については
IO隊(インテリアお役立ち隊)
で色々なおしゃれな家具ショップを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

DKをコンパクトにすることでリビングを広くする!
狭いDKをリフォームするなら最強のオーダーメイドプランで対応!
オーダーメイドは、デザインだけでなく使い勝手も良くすることができます。狭いLDKを広くするためには、収納力UPからも可能です!
リフォームをどの会社に依頼すればいいの?
狭いLDKを広くするリフォームをしたい!でもどの会社に工事を依頼したらよいのか分からない・・・。
初めてのリフォームであれば、なおさらです。
信頼性あるリフォーム会社の選び方について詳しく記載しています。
リフォーム会社の選び方
リフォーム会社の種類によって費用やメリット・デメリットが異なります。
リフォーム会社を選ぶならどの種類?メリット・デメリットから考える
まとめ
そしてもう一つが、和室と一体にすることでLDKを広く見せる方法
現在では、和室の他に寝室や浴室をLDKに取り入れるといったプランも多く見られます。
マンションは、キッチンや浴室・トイレなど水回りの移設に関しては、基本的にできないと考えておいたほうがいいでしょう。 住宅は、比較的に自由にプランを考ることができますが、構造によってリノベーション(リフォーム)工事ができません。 このことについては 戸建て住宅をリノベーション・リフォーム「できること・できないこと」 をご覧下さい |