リノベーション・リフォームして快適で過ごしやすい寝室にする3つのポイント
住宅密集地で2階にLDKはあり?

寝室を1階に。LDKは2階のプランをメリットデメリットから考える
住宅密集地で2階にLDKリフォーム

1.落ち着いた内装にリノベーション(リフォーム)して過ごしやすい寝室へ

人生の約1/3は寝室で過ごすと言われています。リラックスでき居心地のいいゆったりとした内装にしたいですね。ココでは、色と窓に絞ってお伝えしていきます。

カラーフッテル

色には心理効果があるというのをご存知ですか?リラックスできる色、体感温度を上げる色、集中できる色などそれぞれの色にある心理効果があります。この色を寝室に取り入れることによってリラックスできる空間が造れます。 リフォームだけでなくインテリア(家具・小物)などに応用することもできます。 あなたの寝室をコーディネートする時のヒントに役立ててください。

ミキッテンダー

気分良く寝室で過ごすためには、騒音や断熱対策も必要です。このことについても後程お伝えしていきます!

色が与える心理的な効果

色には、心理的に与える影響もあります。
色を組み合わせることで快適で過ごしやすい寝室にすることができます。あなたが好む色と合わせて心理的に与える色の特徴を活用し寝室をデザインしてみてはどうですか?

以下に色が与える効果についてまとめているので役立ててください。

青色の与える心理的特徴

  • 集中力を高める
  • 興奮を鎮め、感情をおさえる色
  • 睡眠の促進

青色は心身を落ち着かせるだけでなく、集中力を高めるサポートにもなります。書斎・お子さんの勉強部屋に取り入れいれてはどうでしょう。
また、快適で落ち着きある寝室にしたいという方にも、おすすめです。
青色は後退色と言われており、例えば部屋全体が白色で奥の面だけが青色の場合、奥行ある部屋に感じさせるといった特徴もあります。後退色には、青色以外に緑・紫・青緑などがあります。

緑の与える心理的特徴

  • 心身の疲れを癒しリラックス作用がある
  • 緊張を和らげ穏やかな気持ちを与えてくれる
  • 疲れた目の疲れを和らげる

刺激の少ない緑色は、安心感を与え心身のバランスを整えリラックスさせる効果がある。緑色は、黄色と青色の混色でも作られ中間色。そのため黄色・青色と似たイメージを持っています。

白の与える心理的特徴

  • さわやかで清潔感を与える
  • 気分転換
  • 広さを感じさせる

多くの住まいで見られる白色。壁面の基本色ですね。
光を反射することで空間の広がりを持たすだけでなく暗い色を引き立てる効果もある。壁や天井を白にすることでカラーコーディネートしやすくなります。

黄色の与える心理的特徴

  • 集中力や判断力・理解力・記憶力を高める
  • 注意を促す
  • 気分が明るくなる

黄色は有彩色の中で最も明るい色。希望や喜びを与え、楽しい気分にさせて行動を活性化させるといった特徴があります。また、知性を高める色であるため、理解力や判断力・記憶力が高まると言われています。
黄色や、赤・橙色は進出色とも言われ、部屋全体が白色で奥の一面だけが黄色(橙・赤)の場合、飛び出てくるイメージを与えます。そのため狭い部屋に黄色などを使うと圧迫感を受けることがあります。

赤色の与える心理的特徴

  • 目を引き印象に残る
  • 熱や温かさを感じる
  • 活力が感じ気持ちが前向きになる

「活力・情熱・興奮」などエネルギーを連想させます。体感温度が2~3度高くなるという実験結果があるほど温かみを感じさせる色です。
赤色は非常に目を引く色であり、印象にも残ります。そのため、集中したい場所に赤色を持ってくるのは、避けたい。
赤色は進出色であるため、赤色の家具は大きく感じます。

紫色・パープルの与える心理的特徴

  • 心身の回復を促す
  • 感性を豊かにする
  • 癒し穏やかな気分にしてくれる
  • 催眠効果がある

紫(パープル)色は、心身のバランスを整えたり、感性を鋭くしインスピレーションを高めてくれます。
「静の青」と「動の赤」という正反対な2色が混ざった紫色は、「高貴(優雅)と下品」「神秘と不安」といったように二面性があり、中性色であるため周辺の色によって与えるイメージは変わってきます。

カラーフッテル

寝室を彩る場合、3色に絞ってコーディネートするのが基本です。それ以上の多くの色を組み合わせることで、快適で落ち着きある寝室とは全く逆の住みにくい空間になってしまいます。

窓をリフォームして断熱・防音性を高める

リノベーション(リフォーム)によって寝室の快適性を高めるため、窓まわりは肝です。
外部の光だけでなく音や、夏場の熱気・冬場の冷気を遮って室内住環境をしっかりとコントロールしたい。

窓をリフォームする理由の一つとして、音が挙げられます。
近くに高速道路や電車が通っている場合、これらの音のせいで寝れないという方は多いと多いと思います。

ミキッテンダー

防音効果を高める手段として、内窓を取り付ける方法があります。
現在、付いている窓の内側にもう一つ窓を取り付ける。つまり2重にすることで防音対策をするということです。

換気扇や窓まわりの構造にもより、窓を2重にすることで完璧に防音できるかと言うと、そうとは言い切れませんが2重にすることによって外部からの音を大きくカットすることが可能です。

ミキッテンダー

この窓を2重にすることは、防音対策以外にも、冷暖房の省エネにも影響をもたらします。
夏場の冷房時に窓から入ってくる熱の70%が窓から。
冬場の暖房時に窓から出て行く熱の約60%が窓から。
というデーターがあり、いかに窓から熱が出入りしているということが理解できますよね。

内窓を設けて2重にすることは、防音対策だけでなく断熱効果を高めることになり、より室内住環境をしっかりとコントロールしやすくなります。

ケンチッキー

マンションでは、管理規約によって窓のリフォームは禁止されています。
マンションリフォーム「できること」「できないこと」
で詳しく記載しています。
しかし、内窓の取り付けやカバー工法によるリフォームはOKのところが大半です。

断熱と共に防音対策も

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3つのリフォーム工法から窓の断熱対策