安藤忠雄さんが設計した建物を見たことがある方ならどのような建物が知っていると思います。
コンクリート打ち放しですよね。
素材へのこだわりが非常に洗練された空間を作り出しているのが特徴です。
彼が設計した住まいに住んでみたいと思う方は多いと思います。
そこで、どのようなにすれば、彼の設計に寄せることができるのかについて、このページで詳しくまとめています。
(安藤忠雄)
コンクリート打ち放し似た仕上げ素材
安藤忠雄建築と言えばコンクリート打ち放しです。
なのでリノベーション(リフォーム)をする際にコンクリート打ち放しで間仕切り壁を作りたい。
という方が多いのですが、施工費が高いことや工法に手間がかかり工事自体が難しいといった問題があります。
マンションでは規約の関係からできない事が多い。
であればコンクリート打ち放しに近い壁を作るのが現実的です。
モルタル仕上げの壁
コンクリート打ち放しの質感に最も近いのはモルタルの素地仕上げです。
モルタル仕上げの場合、DIYでもできます。
ツルっとしたコンクリート打ち放しのような仕上げでも良いですし、櫛目を入れたりコテ塗りによえいパターンなど模様を入れてもオシャレです。
もしご自身でする場合は、水とセメント+砂の調合は自分でしないといけません。
セメントが多かったり砂が多かったりすると塗りにくくなったり仕上げにムラが出たりします。
そのため、最初からセメントと砂が混ざっているものがおすすめです。
漆喰仕上げの壁
歴史的建築物で使われている漆喰。
素材の質感は違いますが和風の印象を与えたり空間の質を高めることにおいて共通しているものがあります。
職人さんがきれいに金鏝で仕上げた壁は見とれてしまうほど美しいです。
仕上がりの質感が良いだけでなく、健康に良いというのも特徴です。
(漆喰は強アルカリ性なのでカビや微生物が繁殖しにくく防臭効果もあります。)
なのでDIYで壁を自作する場合、漆喰を使う人が多いです。
ただ、ツルっとした壁に仕上げたい場合は、職人さんに頼みましょう。
力加減が難しく、非常に高度な技術が必要です。
ジョリパット仕上げの壁
ザラつきがある櫛目やコテによるパターンで壁をデザインすることができます。
色が豊富にあるのもジョリパットの大きな特徴の一つです。
コンクリートブロックの壁
安藤忠雄さんの建物を数多く見られた方は、彼の作品の中にコンクリートブロックを使っている建物があることを知っていると思います。
コンクリートブロックの素地仕上げも無機質な感じがしますが、空間の質感を高めてくれる素材で木材との相性は抜群です。
ただ、モノ自体が重いため戸建て住宅の2階にこのコンクリートブロックを使うのはおすすめできません。
一階で設ける場合、床上ではなく床下の基礎から立ち上げるほうが安全性が高くなります。
塗料による塗装仕上げ
コンクリートの色に合わせた色で壁を塗るというのも選択枝の一つです。
しかし、コンクリート打ち放しやモルタル・コンクリートブロックの素地とは質感が全く違います。
安藤忠雄氏の作品を見てみよう
安藤忠雄さんが手がけた作品の中で印象的なパーツは聞かれると多くの方が階段と答えるでしょう。階段なのですが神秘的な印象を受けます。
安藤忠雄さんの作品でよく見かける壁面付近のトップライト。
壁面上部にトップライトを設けることでコンクリート打ち放しの壁を印象的に見せることができます。
トップライトを設けることができない場合には間接照明やスポットライトで壁面を印象的に見せることができます。
仕上げの質。空間の質は、その住まいを作るリフォーム会社の腕によります。
デザイン重視の住まいを多く手掛けているリフォーム会社を探しているなら「良心的なリフォーム会社の選び方」をご覧ください。
初めての人でも、質の高いリフォーム会社を選ぶことができます。