
安藤忠雄さんが設計した建物を見たことがある方ならどのような建物が知っていると思います。コンクリート打ち放しですよね。
これからマンションや住宅をリノベーション(リフォーム)によって住まいの間取りやデザインを変える計画があるかたは、安藤忠雄氏が設計した住宅作品からインテリアを学びどのようなデザインに仕上げていくかについてイメージを固めていきましょう。
コンクリート打ち放し似た仕上げ素材はどのようなものがある?
安藤忠雄建築と言えばコンクリート打ち放しです。なのでリノベーション(リフォーム)をする際にコンクリート打ち放しで間仕切り壁を作りたいという方が多いですが、施工費が高いことや工法に手間がかかり工事自体が難しいといった問題があります。マンションでは規約の関係からできない事が多い。
モルタル
コンクリート打ち放しの質感に最も近いのはモルタルの素地仕上げです。
櫛目を入れたりコテ塗りによるパターンなど模様を入れることが可能です。このような仕上げの場合、DIYでもできますが水の配合次第で塗にくくなったり塗りやすくなります。
![]() マンションのリノベーション工事<907万円>参考事例4 |
漆喰
歴史的建築物で使われている漆喰。素材の質感は違いますが和風の印象を与えたり空間の質を高めることにおいて共通しているものがあります。
職人さんがきれいに金鏝で仕上げた壁は見とれてしまうほど美しいです。
DIYで頑張って壁を塗ることもできます。最初にコツを得るまで失敗することがありますが、パターンによって鏝の使い方が分かればDIYで漆喰を塗るのは可能です。パターンをつけず職人さんが仕上げるようなツルっとした壁に仕上げたい場合は、職人さんに頼みましょう。非常に高度な技術が必要です。
ジョリパット
土壁の雰囲気を出すことからコンクリートのように和風のイメージを与えることができます。
コンクリートブロック
安藤忠雄さんの建物を数多く見られた方は、彼の作品の中にコンクリートブロックを使っている建物があることを知っていると思います。
ただ、モノ自体が重いため戸建て住宅の2階にこのコンクリートブロックを使うのはおすすめできません。
塗料による塗装仕上げ
コンクリートの色に合わせた色で壁を塗るというのも選択枝の一つです。
リノベーション(リフォーム)プランの参考に安藤忠雄氏の作品を見てみよう
安藤忠雄さんが手がけた作品の中で印象的なパーツは聞かれると多くの方が階段と答えるでしょう。階段なのですが神秘的な印象を受けます。

安藤忠雄さんの作品でよく見かける壁面付近のトップライト。壁面上部にトップライトを設けることでコンクリート打ち放しの壁を印象的に見せることができます。トップライトを設けることができない場合には間接照明やスポットライトで壁面を印象的に見せることができます。