狭いLDKを広くするリフォームを５つのポイントから考える

家族が増えるとLDKが狭くなり生活しにくい空間になってしまいます。

そこで多くの方がリフォーム（リノベーション）という手段を考えます。

このページでは、リフォームによって狭いLDKを広げる４つの方法について詳しく掘り下げています。

LDKを広くしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

不要な部屋を撤去し狭いLDKを広くするリフォーム

家族構成にもよりますが空間を広くするためには、不要な部屋を撤去し居住性を高めるのが基本的な考え方です。

戸建て住宅やマンションの多くがLDKと和室が隣り合わせ。

しかし和室は機能せず無駄に貴重な住空間を占拠している。

使い方によっては和室をLDKに取り入れることもできますが、それは扉の開口面積によります。

和室とLDKの間仕切り壁のほとんどが扉によって開いた状態であればうまく和室をLDKに取り入れることも可能でしょうが、扉が一部だけで閉じた状態の間仕切り壁では別々の空間構成となりやすく窮屈です。

この窮屈な空間に開放感を持たせるためには、不要な部屋を撤去しLDKを広くするのが最も一般的な考え方です。

上の図面（左側）リフォーム前では、リビングが、ほとんどないに等しい。

和室兼リビングの考え方の典型的な間取りです。

和室を取り壊すことで、開放感をもたせることができます。
（リフォーム後（右側）のプラン）

和室を撤去しLDKを広げるというリフォーム工事はよく行われています。

このリフォーム工事についてよく費用に関する質問を受けます。

不要な部屋を撤去しLDKを広げるには、どのくらいの費用がかかるのかについて「【LDKリフォーム費用の相場】和室をなくし壁面収納でおしゃれに」で詳しくまとめていますので、おおよその金額を知りたい方は参考にしてください。

和室を一体にしLDKを広げるリフォームプラン

上記で不要な部屋は撤去し、LDKを広くするリノベーション（リフォーム）でしたが、今度は「一体にする」という考え方です。

壁を撤去して開口部（全面引き戸）にすることによって、和室を一体にしたLDKにすることができます。

リフォーム前（左側）では、和室を含みダイニングキッチン、リビングが間仕切りによって仕切られています。

リフォーム後（右側）は、和室を取り入れた状態でＬＤＫを一室にまとめています。

和室と一体のＬＤＫを作る時の課題は、段差。

大抵はフラットにしますが、段差を大きくしたいというお客様もいらっしゃいます。

LDKと一体する例えとして「和室」を挙げましたが、寝室をLDKと一体にするという住まいも最近では多く見られます。

その人の好みによりますが、見せ方に工夫をもたすことによって、住空間のレイアウトの幅は一気に広がります。

間仕切りを棚板にすることで空間の広がりをもたすことができます。

収納力アップからＬＤＫを広くするリフォーム

ＬＤＫ（ダイニング・キッチン）は住まいの中でも収納力が求められる空間。

有効的な収納スペースを設けて、機能性のある住空間で狭さを克服するという方法もあります。

オーダーメイドの壁面収納では、予算にもよりますが、住み手の考えを100％実現することができます。

壁面収納の考え方については「リビング・ダイニングの壁面収納リフォーム」で詳しくまとめていますので機能性を持たせた収納について興味のある方はぜひ参考にしてください。

ＬＤＫリフォームとオーダーメイド家具

• ダイニングテーブルに機能性を持たせる
• キッチンとダイニングテーブルをセットにする
• 可動式収納棚を取り入れる

といったように、オーダーメイドにすることによって機能性を持たせることができます。

限られたスペースなので制限があります。

この制限を最大限に有効利用するには、家具に機能性を持たせるのが現実的です。

考え方は、DKをコンパンクトにすることでリビングを広くするという技です。

この考え方については「狭いＤＫをリフォームするなら最強のオーダーメイドプランで対応」で詳しく解説していますので興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

まとめ

狭く窮屈なLDKをリノベーション（リフォーム）することによって広く開放的にするための方法を上記で記載しました。

一つが不要な部屋を撤去する空間を広くする

そしてもう一つが、和室と一体にすることでLDKを広く見せる方法

現在では、和室の他に寝室や浴室をLDKに取り入れるといったプランも多く見られます。

好みにもよりますが、見せ方や考え方に工夫をもたすことで、色々なLDKを作り出すことができます。