古くなった洋式便器を新しい便器に変え、手洗いを付けて内装を一新。
便器や手洗い設備機器を交換する時には、内装も一新することをおすすめします。内装は、後ですると費用は高くなり生活にも支障が出ます。
リフォーム内容
- 古くなった洋式トイレを新しいものと交換(便器は、便座一体型とし中級品)
- 手洗いキャビネットの設置
- トイレの内装を一新(天井・壁はクロス。床はフローリング)
内装を解体し撤去。次に給排水管を設置し新しい便器を据え付け給排水管を接続し電気工事を行います。後は床・壁・天井の内装を仕上げて完成。工期は1~3日と見ていればいいでしょう。
(工程は施工会社によって異なります。トイレは常に使えるようにしておきたい方は、施工会社の人にそう伝えるといいでしょう。便器交換を早めにしトイレを使えるようにしてくれます。ただ、1日か2日は内装が工事中のままトイレをすませることになります。)
トイレの内装工事と便器交換のリフォーム見積費用
解体工事
使用している便器やトイレ内の内装を一旦、全て解体し撤去します。
(解体の時、給水を一時的にストップします。)
解体工事の費用 | 約15,000円 |
木工事
下地工事とドア枠・扉など
(内装工事といっても仕上げを新しくするだけなので、基本的に下地工事はありません。手洗いキャビネットを取り付ける部分のみ。トイレを広げる場合には3~5万円ほどプラスになります。)
木工事の費用 | 約31,000円 |
内装工事
床のフローリング貼り・壁や天井のクロス貼り
内装工事の費用 | 約56,000円 |
電気工事
照明・スイッチ用の配線と器具取り付け
電気工事の費用 | 約31,000円 |
給排水設備工事
給水・排水管の配管
給排水設備工事の費用 | 約81,000円 |
設備工事
便器(便座一体型)の費用 | 約181,000円 |
手洗いキャビビネットの費用 | 約115,000円 |
諸経費
諸経費の費用 | 約46,000円 |
トータルの見積費用(税抜き)
トータルの費用 | 約556,000円 |
便器がリフォーム費用の多くを占める
最近の中高級クラスの便器は各メーカーがさまざまな工夫を行っており清掃性が優れています。高機能な温水洗浄暖房機能もついています。中高級クラスの便器は、便座・便器一体型と分離型があります。
個人的にデザインは一体型のほうがスマートだと思っていますが、分離型も便座の選び方によっては見劣りしません。
タンクレストイレは、便器がコンパクトなので人気ですが値段は高くなります。
タンクレストイレを選ぶ際に注意したいこと
タンクレストイレは、水を溜め込むタンクがなく室内にきている水道の圧力で洗浄を行います。もし水圧が不足している場合には水の流れが悪くなります。 もし、タンクレストイレを希望している方は、 水圧の確認 をご覧下さい。 |
最近では、珪藻土など調湿性や消臭効果のある材料をトイレに用いることケースが増えています。
和式のトイレから洋式のトイレに変える場合の見積費用は?
解体工事の費用 | 約36,000円 |
83,000の費用 | 約木工事円 |
(上記の場合31,000円であるため、約5万円高くなります。)
まとめ
工期は1日~2日ほどで完成し、工事中であっても便器を使えるようにしてほしい事を伝えるとそのように配慮してくれます。和式の場合には解体で時間を取られることになり2~3日と多めに工期を見ておく必要があります。