

キッチンを選ぶ時って何を基準に選ぶ?

そう言われると・・・。
ん~~かっこよさ。

僕は色だね。
デザインから選ぶっていうのが、一般的ですよね。でも使いやすさを基準にすることも大切ですよ。
これまでにメーカーの担当者やオーダーキッチンを制作している社長さんと話して、使いやすさという面で、どのようなことに意識したらよいかをまとめましたので、参考にしてください。
キッチンのワークトップに注目!
ショールームに行ったとします。
展示されてあったのは、以下のA~Dのキッチンです。
A:シンク(大)+引き出し
B:シンク(大)+食洗機
C:シンク(小)+引き出し
D:シンク(小)+食洗機
チェックすべきポイントを赤丸で囲っています。
あなたは、どのキッチンを選びますか?
大きく分けるとシンクの大きさと、食洗機の有無。
ここで、食洗機のあるBかCを選ぶ方が多い。機能性から考えると、食洗機があるほうが魅力的です。
しかし、使いやすさを基準にしたキッチンを選ぶとき、最初に押さえていきたいポイントは、ワークトップです。

理由は、一番作業する場所であり、料理する時に食器・まな板・具材・調味料など様々なものを置くからです。
そして作業性からシンクとコンロの両サイドには物を置くスペースがほしい。

と考えると、ワークトップを第一に考えCかDってことか。
コンロの右隣には、炒めたり煮たりする時に使う調味料やケチャップ・ソースなどを仮置きするスペース。
シンクの左隣は、食器を洗った後、棚に戻す前に乾かすスペース(水切り)。

ワークトップの中でスペースを中央の一箇所にまとめるより、数箇所に分散させるほうが作業効率はよくなる。キッチン製作会社の社長さんがおっしゃってたことです。
シンクとコンロの間のスペースは600(60cm)~500(50cm)確保できることが前提で両サイドのスペースの有無を考える。
さてあなたはどうですか?
現在使用しているキッチンのワークトップは、どのようになっていますか?
今の状態で満足していますか?「ココにもう少しスペースがあれば」と思うことはありませんか?

「○○にもう少しスペースがほしい」という考えはメモしておくとキッチンを選ぶ時に役立ちます。

使いやすさを基準にしてキッチンを選ぶ時は、作業することが多いワークトップから検討していくと良いんだね!
キッチンに水切りはある?

私自身、キッチンの作業効率についてアレコレと考えることはないため【水切り】のスペースがあるのとないのとでは作業性に大きく影響が出ることを知り、驚きました。

確かに食器を洗った後、棚に戻す前にちょっとした水切りがあれば便利だね。
キッチン制作会社やメーカーでは、様々なお客様の声を聞いているため、機能性だけでなく作業効率においても把握しています。
そこで、以下の図を参考に水切りと作業性を考えどのキッチンがいいか、以下のA~Cの中からあなた自身、選んでみてください。
B:シンクと水切りが一体
C:キッチンの奥行きを持たせる
このように考えていくと、使いやすさから選ぶキッチンの基準が見えてきませんか?一般的にAかBです。
このようなタイプは、多くの人が集まりワイワイと楽しみながら料理ができるアイランドキッチンで選ばれることが多い。
キッチンに食洗機って必要?
食器を洗ってくれる食洗機。
あれば便利なので、設けたい。

確かにあれば便利。でも実家では、10年ほど食洗器を使ってるのを見たことないような・・・。

ご家族で暮らす人数が多いと食洗器って便利でありがたい存在。ピっとボタン押せば大量のお皿を洗える。でも、洗って済ませることができるなら特に必要はないだね。キッチンの中で食洗器に占める面積は大きい。

食洗器がなければ、引き出しなどに使うことができるね。

特に食器をしまうスペースが限られてる場合は、食洗器に使うのが良いか。それとも引き出しなど収納として使うのがベストかを基準に考えたほうが良いです。
食洗器がほしいけど食器をしまうスペースがない・・。という場合には、カウンタータイプの収納棚や、収納棚と一体のダイニングテーブルを設けることで回避できます。
まとめ

使いやすさを基準にキッチンを選ぶ時には、ワークトップから見るべきなんだね。水切りとか食洗器の有無について考えたことなかったから、現在の暮らしを元に検討してみよう!