リフォームの打ち合わせを上手く進める5つのポイント
ダンゴ-2

「リフォームした後の満足度を高めたい」

リノベーション(リフォーム)の成功を左右するのが打ち合わせ。

打ち合わせ内容によっては、リフォームした後の満足度に大きく影響してきます。

このページでは、リフォーム会社との打ち合わせを上手く進める5つのポイントについて詳しくまとめています。

・リフォームした後の満足度を高めたい

・リフォームで失敗したくない

という方には、特にピッタリな内容となっています。

打ち合わせで重要になるリフォームしたい【理由】

リフォーム会社との打ち合わせの時に、伝えておきたいリフォームをしたい理由

ミキッテンダー

この理由は、リフォーム会社(設計者)がプランを考える時に非常に重要になってきます。

たとえば
【和室を失くしてLDKを広くしてほしい】

要望としては、これだけでも十分です。

しかし「理由」を付けて加えることで、設計者が考えることは全くことなります。

「和室を失くしてLDKを広くしてほしい」という要望は同じでも、①と②の理由によってプランは大きく異なります。

  1. 子供が勉強できるスペースを確保するため
  2. 7~8人程度でホームパーティーを楽しめる空間にするため
シーゲッテル

「LDKを広くしてほしい」という要望は同じでも理由によって設計者が考えることって大きく異なるのですね。

リフォームしたい【理由】は、価値観や暮らしぶりなどが見えプランを作成する際の重要な情報源になります。

また、その理由が具体的であれば、もっとお客様のイメージに近づきやすくなります。

イメージづくりも重要な打合せポイント

  • 家族が増えたからLDKを広くする
  • 中古住宅を購入してリノベーション
  • 浴室が古くなったので新しくする

などリノベーション(リフォーム)する目的があるかと思います。

リノベーション(リフォーム)は、最終的に「どのような内装に仕上げるのか?」「どのようなキッチン(UB)」にするのかイメージづくりも大切です。

インターネットで内装を見たり、住宅雑誌やハウスメーカーの資料を請求したり、ショールームに足を運んだりして、イメージ写真などを用意できれば打合せは、ずっとスムーズになります。

リフォームの打合せで重要な相性

ご自身の生活環境や価値観など細かく伝えることは、恥ずかしいと思い抵抗に感じる方もいらっしゃいます。

とは言え、この部分をどこまでオープンにできるかが、リノベーション(リフォーム)計画を上手に進める重要なポイントになります。

そして、あまり話したくない生活環境や価値観など細かく伝えられるのは、お客様と設計者の相性が合っているという一つの基準になります。

要望に沿ったプランを提案してくれるというのも相性が合う目安の一つです。

リフォームプランがあなたの理想とは違う場合

設計者があなたの要望を聞き取りリフォーム(リノベーション)プランを作成します。

出てきたプランが要望に沿わない場合は、遠慮せずに「違います」と伝えることです。

何度かプランを出してもらってはいるけど、要望とは大きくかけ離れている(プランに納得できない)時は、別の会社にプランを依頼することも考えましょう。

出てきたプランが要望と明らかに異なっていることが分かればいいのですが、要望に沿っているのかそうでないのか判別しにくいことがあります。

こういう時は、一気に決めようとせずに時間を置いたり、別の会社のプランを見たりして、あなたの要望を一度整理してみるといいでしょう。

結論を急がずあなた自身の考えをまとめることに徹することが大切です。

予算にあわせて優先順位の高いものをリフォーム

要望を形にしていくためには、最初から予算に合わせたリフォームプランを作成するのではなく、要望に合わせたリフォームプランを最初に創る。

そして予算に合わせてプラン修正していくという流れのほうが満足度は高くなります。

予算や施工技術などを最初からカチガチに考えた場合、単に綺麗にしましたで終わってしまうことが多いです。

リノベーション(リフォーム)の打ち合わせ内容と流れ

リノベーション(リフォーム)計画には、流れがあります。

この流れを知っておくと前もって準備できるようになります。

以下には、打合せ内容と流れについてまとめています。

上記でまとめた5つのポイントが、どこで活かされるのかについてもまとめています。

現状のお家の確認

一番最初にリフォーム会社の現地調査が行われます。

ここで、間取りの寸法確認であったり、ブレーカー位置や電気容量、止水栓・ガス管の位置確認などをしていきます。

もし、現況図面がある場合は、用意しておくと現地調査がスムーズに進められます。

現況図面がなくてもリフォーム計画は進められますが念のため「リフォームしたいけど(中古)住宅の図面がない場合は?」を見ておくことをおすすめします。

リノベーション(リフォーム)の要望を伝える

上記のポイント【1】【2】が当てはまります。

リフォームの目的・要望や、その理由などをリフォーム会社に伝えます。

イメージ写真などがある場合と、リフォーム会社は提案しやすくなります。

リフォーム会社がプランを提案

リフォーム会社が提案してくれるプラン(平面図やパース)などを確認。

この時点で見積書もお願いしておくといいでしょう。

予算に対して、要望をどこまで叶えられるか。
目安を知ることができます。

プランの修正や変更を行う

最初のプランがそのまま決定することは稀です。

多くの場合が、予算と照らし合わせながらプランが変更されたりします。

【3】【4】がここで当てはまります。

素材や設備などを決める

プラン(間取り)が決まると

  • 壁・天井の仕上げ素材
  • 床の仕上げ素材
  • キッチンやUB

など使用する素材や設備機器を決めていきます。

最終見積の確認

最終見積を確認し、OKであれば工事請負契約を結びます。

以降、リノベーション(リフォーム)工事が進められます。

まとめ

リノベーション(リフォーム)の満足度を高めるためには、打ち合わせがとても重要になってきます。

急いで決めると良いモノができないので前もって準備しておくことをおすすめします。

理想の住まいを目指してください。