


リフォーム計画というと間取りや工事費用のことで頭がいっぱいになると思います。

以外に何か考えないといけないことってあるんですか?

あります。
プランや見積りのことだけでなく、工事が終わった後のことを考えるのも大切です。そこで知っておきたいのが保証と保険。
ここでは、このことについてお伝えしていきますね。
保証期間(内容)はリフォーム会社によって変わる
過去にテレビであったりエアコンなどの電化製品を購入したことがあるかと思います。その時に保証書というものが付いていましたよね。
では建物の場合はどうなのでしょう。
しかし、リノベーション(リフォーム)は新築工事と違い保証期間は、リフォーム会社によって異なると認識しておきましょう。
また、建物の部分によって異なることもあります。例えば外壁の塗装は7年。柱・梁など構造上重要な部分の保証は4年。壁や天井・床の仕上げであれば1年というように部分によって保証期間が異なることがあります。
保証には「住設機器」と「リフォーム工事」で分かれている
リフォーム工事
<例>
屋根が雨漏りすることでリフォームによってやり替えた。しかし、1年後に雨漏りしていることが判明。
リフォームによって建物を工事し、その部分に不具合があった場合、保証期間内であれば無償でその不具合箇所を直してもらうことができます。(保証内容は必ず確認すること。)
「住設機器」の保証は?
お湯を出したいのに出てこない。水漏れがあるといった不具合が生じた場合は、リフォーム会社ではなくメーカー(TOTO・LIXILなど)と交わす保証書が必要になります。
リフォーム会社と契約を交わしたからといって、TOTOなどメーカーから出されたキッチンやユニットバスの保証書がいらなくなるというわけではありません。
瑕疵保険についても考えてみよう
瑕疵保険というのはご存知ですか?この保険に加入することによって、リフォームを行った工事全てがアフターメンテナンスの対象範囲となっています。
この瑕疵保険というのは事業者が加入するもので、調査や補修に対し保険金が出るため工事する会社は安心してメンテナンス工事を行うことができます。
また、工事を依頼したリフォーム会社が倒産した場合の対策にもなります。もしリフォーム会社が倒産したらお客様は、保証についてどこにも請求することができません。しかし、この保険を導入することによって保険会社に請求することができます。
リフォーム瑕疵保険に登録している事業者をどこで調べればいいの? 以下のサイトでは全国を対象にリフォーム瑕疵保険に登録している事業者を調べることができます。 瑕疵保険 登録事業者 |
リフォーム会社を選ぶ時は保証内容(期間)も含めて考えよう
まとめ
保証内容や保証期間は施工会社によって異なります。このため、各施工会社とよく話あい保証内容について詳しく説明してもらいましょう。
設備機器(ユニットバス・キッチン・トイレなど)では設備メーカーによる有料の延長保証サービスがあります。他にもメーカーとは別に保証サービス会社がありメーカーによる保証期間が終わっても、メーカー保証と同等のメンテナンスサポートを受けることができます。