DIYリフォームで間仕切壁を作る4つの工程を動画で見る

最近では専門性が求められたり、それほど大掛かりなリフォーム工事でないならDIYで乗り切る人が多いですよね。

職人でなければできない工事は任せて、あとはDIYで対処する。

ミキッテンダー

個人的にはこの考え方は非常に好きです。

完成された家に住むだけより、自分の手でアレンジしながら住む家のほうがずっと楽しいはずです。

このページでは、よく受ける質問の中で「間仕切りを作るには?」について詳しく掘り下げていきます。

動画も含めて解説していきますので、より理解が深まると思います。

間仕切壁を作るDIYリフォーム4つの工程

  1. 骨組みを造る
  2. ボードを貼る
  3. パテ処理をする
  4. クロス(塗装)で仕上げる

ケンチッキー

どや!簡単やろ!

ヒーボー

「どや!」って言われても・・。さっぱり分かりませんで・・。

【間仕切り壁の骨組みを作る】DIYリフォーム-1

まず、骨組みを作る。骨組みとなる木材をホームセンターで購入しカットする。

骨組みを作るにあたって重要なのは部屋の寸法取りです。
床から天井までの高さ。壁から壁までの長さ。

ご自身でのこぎりを使って木材をカットするのもOKですが、けっこう汚れます。

ホームセンターでカットしてくれますので、骨組みとなる木材はカットしてもらうことをおすすめします。

次に天井と床に骨組みとなる木材をビスで固定していくのですが、そのためには、天井下地の場所を特定していかなければいけません。

下地があるないの判断は音で確かめることもできます。コンコンとノックをするように天井をノックしてみてください。一箇所ではなく横にスライドしながら。下地がない場所をノックすると音が響きます。下地がある場所をノックすると響きません。

下地がある場所が特定できればテープなどを目印を貼っておくといいでしょう。(目印をつけておくことで再度、下地の場所を探さなくて済みます)

床はフローリングであるため、下地を探さなくてもいいです。(どこにビスを打ち込んでも効きます)

ヒーボー

どうして、下地があるところにビスを打ちこまないといけないのですか?

ケンチッキー

プラスターボードは、けっこうもろいねん。簡単に壊れてしまうから頼りないねん。地震対策のことも考えると、やっぱ、下地があるところにビスを打ち込んだほうが安心やね。

下地がないところにビスを打ち込む方法もあって、詳しくはこの動画を見てね。
下地がないところにビスを打ち込む⇒


天井と床に骨組みとなる木材をビスで固定します。(基準となる壁から追い出しで寸法を測ります。)

次に壁に沿って下地材をビスで固定していきます。

縦に取り付ける下地材は30cm間隔で取り付けます。ボードを継ぐ箇所だけダブルで!予算的にきつい場合は45cm間隔でもOK。

【間仕切り壁のボードを貼る】DIYリフォーム-2

下地が完成したら次は、ボード(壁面)を貼っていきます。
ボードはプラスターボード(PB)厚み9.5か12.5を使用。

PBを貼る時の注意点は、コーナー部が割れやすいので注意。

それと、継ぎ目部にカットを入れる。ボードを貼り終わるとパテ材を塗るのですが、塗代がなければ割れてきます。このため、継ぎ目部分のコーナーはV字型にカッターで面取りしパテ材の塗代を作ります。

ケンチッキー

PBは石膏の両面に厚紙が貼られていて、この厚紙をカッターで切り口をいれていくことで簡単に切れるねん。両面の厚紙にカッターで切り口を入れて割る!
最初は、割るか不安になるやろうけど、一回行えばコツは掴める。PBを割った後、切り口がでこぼこしているから、やすりで切り口を平らにしてあげてる!

【パテ処理】DIYリフォーム-3

ボードが貼り終わると、次はパテ処理。このパテ処理がすごく大切です。仕上げに大きく影響を与えるため丁寧に行いましょう。

ヒーボー

パテ処理って?

ケンチッキー

パテ処理っていうのは、ビス穴やボードの継ぎ目など凸凹を綺麗にフラットにすることやねん。パテ材を1回塗っただけでは、フラットにならないから2~3回は塗り増ししないといけない。
1回目はパテ材が乾くとビス穴や、継ぎ目部分に凹みが出てくるから、この凹みを2回目で埋めていくねん。2回塗り増してもフラットにならなければ、3回塗り増す。
そして最後はペーパーがけ!

動画では、白色の下塗り用パテの上にピンクの上塗り用パテ材の2液を使っていますが、ホームセンターには、すぐに使えるように粘土上になったパテ材が売られており、それだけでも大丈夫です。

塗装とクロス仕上げは特に下地の凹凸がもろに表面に浮き出てきます。最後は丁寧にペーパーがけを行います。

木の切はしを使ってサンドペーパーで磨くこともできます。
サンドペーパーについてはコチラ
ジョリパットや漆喰・珪藻土・モルタルなど厚塗りの場合には、下地が浮き出ることはあまりないので、多少雑にしても良い。

【間仕切り壁を仕上げていく】DIYリフォーム-4

最後は、仕上げです。仕上げ材料としては、クロスや塗装などが一般的です。値段もお手ごろ。
こだわりある人は、漆喰や珪藻土、ジョリパッド、モルタルといった材料を使ったりします。

ケンチッキー

漆喰やモルタル・塗装・クロスなど、どの仕上げにするにしても、コツを覚えることが肝心。動画などを見て自分でもできそうと思うかもしれませんが、とにかく難しいねん。
ちょっとでも感覚を養うため、試し塗りすることをおすすめします。

壁仕上げを動画で見る!

珪藻土・漆喰・ジョリパットの仕上げ方法について参考になる動画をピックアップしているのでご覧ください。

珪藻土・漆喰・ジョリバッド・モルタルなどコテを使う仕上げのパターン(模様)のつけ方は応用が利きます。

壁面収納

壁を新たに設ける時に壁面収納をセットで計画する方が多い。
レイアウトやアイデアなど参考になることをまとめています。壁面収納を含めて壁の新設を計画している方はぜひ参考にしてください。
リビングの壁面収納リフォームを8つのポイントから考える

まとめ

ヒーボー

DIYリフォームで間仕切り壁を作るためには、4つの工程がある。

    1. 骨組み

寸法取りが大切。

    1. ボード貼り

カットはカッターナイフで行う。継ぎ目はV字型にカット。

    1. パテ処理

パテ処理が仕上げに大きく影響を与えるから丁寧にする。

    1. 仕上げ

最初は何回か試してから本番に挑む!

棚板を設ける場合には、どの位置に取り付けるか計画しておきましょう。塗装は塗り直しができるため内装のデザインを変えやすいです。色を変えてインテリアを楽しみたいという方は塗装仕上げがおすすめです。

カラーフッテル

仕上げのパターンは自分の感性で作り出す!くらいの勢いで良いです。アートでいきましょう!アート=唯我独尊。DIYならではの楽しさはココにある!