壁自体に表情を持たすことで、アーティスティックな空間を作ることができます。

「壁に表情・・?」聞きなれない表現に「え・・?」となってしまいますよね。

簡単に言うと、壁に凹凸を付けるということ。
DIYで漆喰や珪藻土の厚塗りにチャレンジしている方が多くいらっしゃいます。

コテで慣らすことで凸凹が模様のように仕上がります。この凹凸がある壁を「表情ある壁」または「表現力のある壁」などと言っています。

光と組み合わせることで非常におしゃれな空間になります。

言葉で説明してもわかりにくいと思うので、以下に添付している表情ある壁の写真を覧ください。

壁に大きさのことなる穴を開け光と影によって表情を作っている

カウンターバックがモルタルでサイドが漆喰の壁。
コンクリートブロックのカウンターなど表情ある素材を組み合わせている

竹で構成された壁と天井。間接照明で素材の表情をよりリアルに出している

表現力の強いレンガの壁を部分的に配置。存在感のあるレンガに透明感の強い照明器具で組み合わせている
荒く仕上げたモルタルに青色の塗料を塗り込み、上から薄い水色を塗って芸術的な表情を作っている

荒くしあげたモルタルに塗装仕上げ

粗めく仕上げた壁と装飾が豊かなシャンデリアとのコラボ

モルタルを荒く仕上げ上から塗装で仕上げている

荒い壁をバックに丸い鏡と光で表現力を強化

モルタルを粗めに仕上げ無塗装。モルタルの荒い表情がきれいな装飾品をより美しく見せる。

表現力のあるガラスブロックの壁

ジョリパットの櫛引。ライトの光で幻想的な表情になる

トップライト下の漆喰壁。光が当たることで粗さがデザインとなる

コンクリートブロックの凹凸を表現の一つとしてデザイン

DIYで間仕切り壁を作るリフォーム

最近では専門性が求められたり、それほど大掛かりなリフォーム工事でないならDIYで乗り切る人が多いですよね。

過去10年を振り返って思うのは、リノベーションやリフォームプラン作成にあたってクライアント様と打ち合わせの時、DIYで対処するためには?という質問を受けることです。

職人でなければできない工事は任せて、あとはDIYで対処する。このような時代になったのですね。

個人的にはこの考え方は非常に好きです。完成された家に住むより、自分の手でアレンジしながら住む家のほうがずっと楽しいはずです。

当サイトを活用しリノベーションなど最規模なリフォーム工事をした方の中にも予算の関係や個人的に作りこみたいという理由から部分的にDIYを希望される方がいらっしゃいます。

ここでは、よく受ける質問の中で「間仕切りを作るには?」について詳しく掘り下げていきます。

質問に対する答えはバリエーションがたくさんあります。なので、その人のスキルや好みに合わせて、色々とアドバイスをしています。ただ、この質問に対し最初にお伝えしているのが、実践するとなるとすごく汚れるということ。

しかし、DIYに興味がある人は間仕切り壁を自分で作ることはできる・・はずです。

間仕切り壁を作る場合、考え方としては骨組みをつくって、壁となるボードか合板(ベニヤ)を貼る。そして、塗装・クロス・塗り壁(漆喰・ジョリパッド・モルタル)などの材料を用いて仕上げていく。

  1. 木材で骨組みを作る。
  2. 壁となるボードか合板類を貼る
  3. 塗装・ジョリパッド・漆喰・モルタルなどで仕上げていく

という流れで進めていきます。

流れのイメージ作りとして
イメージ作りに
をご覧ください。(動画なので音声に注意)

間仕切り壁の骨組みを作る

まず、骨組みを作る。骨組みとなる木材をコーナンなどホームセンターで購入しカットする。骨組みを作るにあたって重要なのは部屋の寸法取りです。

床から天井までの高さ。壁から壁までの長さ。

ご自身でのこぎりを使って木材をカットするのもOKですが、けっこう汚れます。今では、コーナン側でカットしてくれるところが増えたので、骨組みとなる木材はカットしてもらうことをおすすめします。

(上記でも記載していますが、寸法取りが命です)

まず、天井と床に骨組みとなる木材をビスで固定していきます。そのために、天井下地の場所を特定していかなければいけません。

DIYで間仕切り壁を作るリフォーム工事の第一歩は下地探しから!

天井下地を探す
(動画なので音声に注意)
(ビスを打ち込む場所は下地がある所です。下地があるないの判断は音で確かめることもできます。コンコンとノックをするように天井をノックしてみてください。一箇所ではなく横にスライドしながら。下地がない場所をノックすると音が響きます。下地がある場所をノックすると響きません。)

下地がある場所が特定できればテープなどを目印を貼っておくといいでしょう。(目印をつけておくことで再度、下地の場所を探さなくて済みます)

床はフローリングであるため、下地を探さなくてもいいです。(どこにビスを打ち込んでも効きます)

天井と床に骨組みとなる木材をビスで固定します。(基準となる壁から追い出しで寸法を測ります。)

次に壁に沿って下地材をビスで固定していきます。

縦に取り付ける下地材は30cm間隔で取り付けます。ボードを継ぐ箇所だけダブルで!予算的にきつい場合は45cm間隔でもいいというのは個人的な意見です。

間仕切り壁のボードを貼る

これで下地は完成です。次は、ボード(壁面)を貼っていきます。
ボードはプラスターボード(PB)厚み9.5か12.5。
PBを貼る時の注意点は、コーナー部が割れやすいので注意。それと、継ぎ目部にカットを入れる。
ボードを貼り終わると、パテ材を塗るのですが、塗代がなければ割れてきます。このため、継ぎ目部分のコーナーはカッターで面取りしパテ材の塗代を作ります。
プラスターボードのカットはカッターナイフで行います。
PBのカット
(動画なので音声に注意)

PBは石膏の両面に厚紙が貼られています。この厚紙をカッターで切り口をいれていくことで簡単に切れます。両面の厚紙にカッターで切り口を入れて最終的に割ります。

最初は、割るか不安に思いますが、一回行えばコツは掴めます。PBを割った後、切り口がでこぼこしているので、やすりで切り口を平らにしボードをビスで貼っていきます。

間仕切り壁を仕上げていく

ボードが貼り終わると、次は下地処理でパテを使います。

パテ塗に関しては
養生~塗装までの流れ
をご覧ください。(動画なので音声に注意)
動画では、白色の下塗り用パテの上にピンクの上塗り用パテ材の2液を使っていますが、コーナンなどホームセンターには、すぐに使えるように粘土上になったパテ材が売られており、それだけで大丈夫です。

間仕切り壁をDIYで作りたいという相談を受けたクライアント様にパテは2回塗ってくださいと伝えています。1回目は乾くとビス穴や、継ぎ目部分に凹みが出てきます。

この凹みを2回目で埋めていきます。

塗装とクロス仕上げは特に下地の凹凸がもろに表面に浮き出てきます。このため綺麗に下地処理をしていきましょう。

もし、2回パテを塗っても、ビス穴や継ぎ目部が凹んでいる場合には、改めてパテ材を塗っていきます。

ジョリパットや漆喰・珪藻土・モルタルの厚塗りの場合には、下地が浮き出ることはあまりないので、多少雑にしてもいいです。

(モルタルを使う場合は基本、ラスボードを使いますがPBでも大丈夫です。)

パテ材での下地処理が終わると、サンドペーパーをかけていきます。上記の「養生~塗装までの流れ」の動画であるようにサンドペーパーを使う時は、道具を使います。

木の切はしを使ってサンドペーパーで磨くこともできます。
サンドペーパーについてはコチラ
サンドペパーで磨き終われば、仕上げとなります。

漆喰やモルタル・塗装・クロスなど、どの仕上げにするにしても、コツを覚えることが肝心です。動画などを見て自分でもできそうと思うかもしれませんが、とにかく難しいです。

このため、いきなり壁を仕上げていくのではなく、大きめのボードなどを使ってコツを掴んでから仕上げていくことをおすすめします。
変わった珪藻土
ローラーで珪藻土
これには、びっくり。珪藻土はコテ仕上げと思っていたのに。DIY人気で材料も進化したのか。

珪藻土・漆喰・ジョリバッド・モルタルなどコテを使う仕上げのパターン(模様)のつけ方は応用が利きます。珪藻土でできることは漆喰やモルタルでもできます。

しかし粘着きが異なるため、コテの滑らし方などコツをつかむ必要があります。
タイルは正直、素人さんには難しいと思います。チャレンジしてみたいと思う方は
デスクに人気のモザイクタイル貼り
をご覧ください。NO.1~3まであります。

まとめ

一連の流れを詳しくまとめてみましたが、どうですか?

DIYで間仕切り壁を作るというリフォームは大変ですが、おしゃれな空間ができた後を想像することでワクワクしながら進めることができると思います。

棚板を設ける場合には、どの位置に取り付けるかしっかりと計画しておきましょう。塗装は塗り直しができるため内装のデザインを変えやすいです。色を変えてインテリアを楽しみたいという方は塗装仕上げがおすすめです。

(上記でも記載していますが、塗装はパテ処理が命です。)

漆喰やジョリパット、モルタルなど仕上げのパターンを動画や画像などで参考にするのは良いですが、参考にするのは程々でいいというのが個人的な意見です。

仕上げのパターンは自分の感性で作り出す!くらいの勢いで良いです。アートでいきましょう!アート=唯我独尊。DIYならではの楽しさはココにあるはずです。

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