フローリングのリフォーム工事【費用の相場と種類】

フローリングの貼替リフォーム。費用は、どのくらいかかる?

ヒーボー

やっぱり、フローリングの材料費によってリフォーム費用は大きく変わってくるのですか?

ミキッテンダー

そうですね。でも材料だけでなく工法による費用の差も出てきます。フローリングの貼替には2種類の工法があるのを知ってますか?

ヒーボー

2種類の工法?初めて聞きます。

ミキッテンダー

では、工法による費用の差額と、フローシングの種類による材料費についてこれからお伝えしていきますね。

フローリングの貼替リフォームには、2種類の工法がある

  • 増し貼り(カバー工法)
  • 張替え

2種類の工法の特徴と費用について、これからお伝えしていきます。

フローリング増し貼り(カバー工法)

現在あるフローリングの上から新しいフローリング重ねて貼ります。将来、床下の軋みを直すなど床下の補強を行う時が大変です。

ヒーボー

確かに。フローリングを2枚貼ることになるから、めくるの大変でしょうね。

ミキッテンダー

そうですね。
また、重ねて貼るため1cmほどの段差が出てきます。リフォームする時は段差解消も忘れてはいけません。

フローリング増し貼り(カバー工法) 1㎡あたりの相場:2,800円

20㎡の部屋であれば
20(㎡)x2800円=56,000円ということになります。

フローリング貼替

現在あるフローリングを剥がして新たなフローリングを貼ります。古いフローリングの処分費がプラスされます。

フローリング貼替の工事費 1㎡あたりの相場:4,000円

20(㎡)x4000円=80,000円
これに、フローリングの材料費と古いフローリングの処分費(3~5万円)が加算されます。

ケンチッキー

上記は複合フローリングを使用する場合の工事費。
無垢材であれば、施工が難しく1㎡あたり6,000円~20,000円となることがあるねん。

ヒーボー

ウゲ・・。そんなに高いんや・・。

ケンチッキー

そやな。硬くて加工が難しいのは、それだけ手間がかかるから高くなってしまうねん。

フローリングのリフォーム費用(工事費+材料費)

  • 増し貼り
  • 貼替

それぞれのリフォーム費用について、以下にまとめています。

フローリングの材料費

フローリングの材料費 1㎡あたりの相場:5000円

20㎡の部屋であれば
5000円x20㎡=100,000円

フローリング増し貼り(カバー工法)リフォームの費用

増し貼り(カバー工法)リフォーム
古いフローリングを残した状態で新しいフローリングを貼る。

床面積20㎡の場合
56,000円(工事費)+100,000円(材料費)=156,000円

フローリング貼替リフォームの費用

貼替リフォーム
古いフローリングを剥がし、新しいフローリングを貼る。

床面積・・・20㎡
80,000円(工事費)+100,000円(材料費)=180,000円
+古いフローリングの処分費(3~5万円)がかかってきます。

工事費用は、地域やリフォーム会社によって高くもなり、安くもなりますが目安としてフローリングのリフォーム費用は、これくらいはかかると思ってください。

フローリングの種類と費用

  • 無垢材
  • 複合フローリング

フローリングを大きく分けるとこの2つに分けられます。
それぞれの材料費については、以下を参考にしてください。

無垢材

無垢材の価格 ㎡当たりの目安:6000円~

ケンチッキー

杉・檜は柔らかく踏み心地が良く足が疲れにくい。スリッパは履かず素足でいたいと思わせる樹種。でも柔らかいが故に、キズが付きやすいねん。
逆にローズウッド・ウォルナット・オークあたりは固く値段は高い。家具向きの樹種とも言える!耐久性があってキズが付きにくい。

上記の表のように無垢フローリングは樹種によって大きく価格が変わってきます。また、木目や節の有無によっても価格が変わります。
ヒノキや杉は、「節あり」が最も安く⇒「小節」⇒「上小節」⇒「無節」が最も値段が高い。

複合フローリング

複合フローリングの価格 ㎡当たりの目安:4000円~

化粧シートタイプのフローリングは、価格が安い。
樹脂やオフィレンなどシートに木目を印刷し基材に貼り合わせたフローリング。

ミキッテンダー

最近では、メーカー独自の技術によって天然素材に近いものがあり、単板(突板)タイプと見分けがつきにくいほど見た目が優れています。

次に単板(突板)タイプのフローリングが安い
木材を0.3mm~1mm程度に薄くスライスし基材に貼り合わせたフローリング。

ケンチッキー

表面が薄いためキズが付くと下の基材が見えてしまう場合があります。無垢材の質感に近いものもあります。

価格が高い挽き板タイプ
厚み2mm程度の板を基材に貼り合わせたフローリング。

カラーフッテル

一般的に3mm程度までですが、中にはそれ以上の厚みのものもあります。メーカーによっては4mmの厚みもあり、ほぼ無垢材と変わりません。無垢材のような質感で、無垢材の欠点である反りがほとんどありません。

まとめ

ヒーボー

フローリングのリフォームには、2種類の工法がある。
そして、フローリングには無垢材と複合フローリングの2つに分けられる
費用は、工法によって違ってくるし、材料によっても異なってくる。