戸建て住宅やマンションのリノベーション(リフォーム)計画を進める為には、問い合わせ先が施工会社(工務店・リフォーム会社など)にしろ設計事務所にしろプランを考える「設計者」と打ち合わせをすることになります。ココでは、これから設計者と打ち合わせをしてプランや工事の費用などを固めていく上でクライアント様に知ってほしいこと伝えたいことをまとめているので今後の工事計画に役立ててください。

基本的な事を設計者に伝えることからはじめよう

初めての打ち合わせでは、現状の図面や見取り図などお手持ちの図面を渡し、現在の生活状況や家族構成など基本的な事を設計者に伝えます。基本的な内容を伝えた後、リノベーション(リフォーム)の要望へ。この要望を聞く際に私が質問することがあります。

それは、どうしてリノベーション(リフォーム)をしたいかという理由。この「理由」はプランを考える時に非常に重要になってきます。

例えば

  • 「LDKを広くしてほしい」

要望としては、これだけでも十分です。しかし「理由」を付けて加えることで、設計者が考えることは全くことなります。

具体的に説明しますね。

この「LDKを広くしてほしい」という要望に以下の理由を付け加えます。

  1. 「LDKに子供が勉強できるスペースを確保したい」
  2. 「7~8人程度でホームパーティーを楽しめる空間にしたい」

「LDKを広くしてほしい」という要望に
①のクラアイアント様は【子供が勉強できるスペースの確保】
②のクラアイアント様は【7~8人程度でホームパーティーを楽しめる空間】
という理由を付け加えました。

  1. 「LDKに子供が勉強できるスペースを確保したい」
  2. と言ったクライアント様に対しては、子供が勉強するスペースをどこに確保するか。リビング?ダイニング?キッチンカウンター?それとも新たに壁面収納を計画しこの壁面収納に折りたたみ式の机を内蔵させる?

  3. 「7~8人程度でホームパーティーを楽しめる空間にしたい」
  4. と言ったクライアント様に対しては、料理がメインのホームパーティ?7~8人程度が座るソファやチェアなど家具の購入を考えているのだろうか?7~8人程度が集まるLDKの空間では狭いため間取りの変更が必要になる。

「LDKを広くしてほしい」という要望は同じでも理由によって設計者が考えることは大きくことなります。

「対面式キッチンにしてほしい」
これだけでプランを考えることはできます。

「家族(友人)と話ながら料理を作りたい」
という理由を付け加えることで、「カウンター付き」という発想が出てきます。

このような理由を付け加える事でクライアイント様への質問内容や提案内容は、大きく変わりますし、価値観や暮らしぶりなどが見えプランを作成する際の重要な情報源になります。

また、その理由によっては、もっと良いアイデアが出ることもあります。 

リノベーションやリフォームは今ある空間を改善するために行われるものです。このためプランを作成する時、要望以上に「理由」が重要になってきます。

かならず設計者に要望を伝える時には、「理由」をセットで伝えることです。
当サイトでは、資料請求後にクライアント様の要望(理由)などを聞いてプランニングへと進みます。基本的にプランの作成は当サイトで進めますが、プラン作成後に概算見積や工事計画の提案を含めて複数の施工会社に依頼します。この時にクライアント様から聞いた「リノベーション(リフォーム)したい理由」が具体的だと施工会社の観点から提案を受けることもできます。施工会社は色々なクライアントさんとやり取りしているので、参考になります。

リノベーション(リフォーム)の要望に対するプランが固まっていない

要望に対するプランが決まってないから相談できないと思っている方が多いのですが、クライアント様の要望を引き出しながらプランニングをするのは設計者の仕事でありますし、腕の見せどころでもあります。

リノベーション(リフォーム)計画を進めるにあたって、要望に対し具体的なプランを持っているクライアントさんは非常に少ないです。
上記に記載している例からすると
「LDKを広くしてほしい」という要望に【子供が勉強できるスペースを確保したい】という理由を付けるクライアント様がほとんどです。

ダイニングやリビングのどの場所に勉強机を設置するか。勉強机を造作家具に組み込むか。間取りの変更など具体的にプランを考えている方は非常に少ないです。

上記に記載したリノベーション(リフォーム)したい理由があるなら、設計者と話ながら要望を具体的にしていくという考え方で問合わせてみるといいでしょう。

後は、設計者のプランニング力やクライアント様との相性によるだけです。

リノベーション(リフォーム)プランを考える設計者との相性

私は、設計者にしろ、施工会社にしと工事計画を進めるにあたって相性が非常に重要だと思っています。

設計者は当然のことながら、クライアント様のことは何も知りません。暮らし方であったり、価値観やこだわりなどは、打ち合わせを重ねることによって次第に明らかになってきます。

ご自身の生活環境や価値観など細かく伝えることは、恥ずかしいと思い抵抗に感じる方もいらっしゃいます。この部分をどこまでオープンにできるかが、リノベーション(リフォーム)計画を上手に進める重要なポイントになります。

この重要なポイントである生活環境や価値観など細かく伝えられるのは、クライアント様と設計者の相性が合っているという一つの基準になります。

要望に沿ったプランを提案してくれるというのも相性が合う目安の一つですし、打ち合わせをすることでリノベーション(リフォーム)プランがハッキリするなど設計者とやり取りし計画がスムーズに進むというのも相性が合う目安になります。

上記で要望が決まっていないため、工務店や設計事務所などに相談できないと考えている人は、この「相性が合うか」を前提に相談してみはどうですか?アバウトだったのがハッキリし、スムーズに計画を進めることができるかもしれませんよ。

打ち合わせ内容はメモで残しておこう!

リノベーション(リフォーム)プランや費用を固めていく過程の中で設計者と電話やメールでやり取りすることが増えます。その際にやり取りした内容は、メモで残しておくことをおすすめします。特に決定事項はメモに残しておくようにしましょう。

やり取りした内容を紙面にまとめてクライアント様に渡してくれる良心的な設計事務所や工務店があるなす。この内容はファイルに閉じて保管しておきましょう。

記録を残しておくことによって、見直すことができますし気になる点が浮き彫りになることもあります。また、メモを残すことで疑問点をまとめやすくもなります。

記憶に頼ると頭の中でごちゃまぜになり忘れてしまいますし、後になってトラブルの原因になることもあります。

プランニングの最中や見積段階など計画が進行している中で分からないことや疑問に思ったことは、工務店の社長さん(担当者)や設計事務所の担当者に質問し一つ一つ潰していきましょう。分からないままにしておくことで、後で問題につながることもあります。

アイデアやスケッチ・決定事項などやり取りした内容はメモに取っておき、内容をしっかりと咀嚼しながら工事計画を進めていきましょう。

設計者が出したアイデア(プラン)があなたの要望とは違う場合

設計者があなたの要望を聞き取りリノベーション(リフォーム)プランを作成します。出てきたプランが要望に沿わない場合は、遠慮せずに「違います」と伝えることです。

上記で相性について記載しましたように、あなたの要望をしっかりとまとめられるかが重要です。何度かプランを出してもらってはいるけど、要望とは大きくかけ離れている(プランに納得できない)時は、別の会社にプランを依頼することも考えましょう。

出てきたプランが要望と明らかに異なっていることが分かればいいのですが、要望に沿っているのかそうでないのか判別しにくいことがあります。こういう時は、一気に決めようとせずに時間を置くことが大切です。あなたの要望を一度整理してみるのもいいでしょう。あるいは、あなたの要望に近いプランを他の雑誌などを参考にしながらイメージを固めるのもいいでしょう。出されたプランと要望がマッチしているかそうでないか判別しにくい時には、結論を急がずあなた自身の考えをまとめることに徹することが大切です。

リノベーション(リフォーム)の図面を確認する

リノベーション(リフォーム)計画を進めるにあたって図面を確認する作業が出てきます。ほとんどの方がこの図面になじみがないと思います。

図面を見慣れている方は、頭の中でく空間をイメージすることができますが、見慣れていない方は空間を頭の中で思い描くことはできないものです。

そこで、私がいつもクライアント様に伝えているのは、図面に明記されている寸法を把握することから初めること。具体的に何をするかと言うと、

  1. 今住んでいる戸建て住宅やマンションの間取りの寸法
  2. 図面に明記されている寸法

「1」と「2」の寸法を比較するだけ。

これをすることで、非常に図面の内容を把握しやすくなります。

例えば

リビングは幅2m30cm。奥行は3mと図面で記載されている。現在住んでいるリビイングの大きさを測ります。リビングにはTVボードやテーブルであったりソファなどがあると思います。図面記載されている「幅2m30cm。奥行は3m」の空間の中に、TVボードやテーブル・ソファは入りますか?

このように現在住んでいる住空間の大きさを基準に考えることでプランを把握しやすくなります。

私が、設計事務所に入社し初めてした仕事は、住んでいるマンションの大きさを具体的に測り図面にすることでした。そうすることで、図面を書く時に空間の大きさや高さが頭の中でイメージしやすくなります。
キッチンや洗面台・浴室などの取り替えを希望している場合、図面の寸法を把握するためTOTOやLIXILなどショールームを見学することも大切な作業です。

予算にあわせていく

リノベーション(リフォーム)プランを作成する側は、クライアント様の要望などをもとに設計し図面を作成していきます。

ただ要望だけでは具体的なプランを作成することができません。

工事にいくらかけられるか分からないからです。

しかし、最初から予算をガチガチに考えてしまうと、良いプランはできません。

例えば有名な建築家の多くは、最初は予算や建築基準法・施工技術など無視し、クライアント様の要望だけを考え純粋に頭の中でイメージしたものを図面化していきます。この「純粋に頭の中でイメージしたもの」の中にプランの中心となるコンセプトが盛り込まれます。このコンセプトをしっかりと守りながら、予算や法律・施工技術に合わせて図面を修正していきます。

逆に予算や法律・施工技術を最初からカチガチに考えた場合、プランの中心となるコンセプトのない単なる建物ができるだけになってしまいます。

リノベーション(リフォーム)プランを作成する時も同様で最初から予算や施工技術などをガチガチに考えてしまうと良いプランはできません。
話を予算に戻しますね。クライアント様と設計者が打ち合わせした結果、最初にできるプランは、予算を考えて図面を作成しますが大きく上回ることが多いです。

まず、プランが出来ると「概算見積」へと進みます。この概算見積というのは、おおざっぱな工事金額です。具体的な工事金額は、プランが固まった後の正式見積で出されます。

この概算見積はおおざっぱではありますが、あなたが考えている予算とどのくらいの開きがあるのかを確認しプランの方向性を決めていきます。

例えば、大幅な予算オーバーとなれば、

  • 優先順位の低い工事を辞める(計画の中心(コンセプトとなる要素)は必ず残すこと)
  • 仕上げのグレードを下げる
  • 設備機器のグレードを下げる

などリノベーション(リフォーム)プランを修正していきます。予算がハッキリしていないと、工事計画の方向性は決まりません。しかし、最初から予算を考えすぎると単に綺麗にしましたという工事で終わってしまいます。

要望を形にしていくためには、最初から予算に合わせたプランニングを求めるのではなく、修正し予算に合わせるという考え方が重要になってきます。

リノベーション(リフォーム)を検討している方が悩む7つの困り事

戸建て住宅やマンションのリノベーション(リフォーム)を検討している方が決まって悩む7つ困り事があります。

  • 工事期間や見積について相談したけど、どこに問い合わせればいいか分からない
  • 建築家が設計するような素敵なプランを考えてほしい
  • 近くにあるリフォーム会社や工務店など複数の会社の見積を比較したい
  • 初めて問い合わせる会社に住所など教えて自宅に呼ぶのに抵抗がある
  • 相談したいけど、しつこい営業は受けたくない
  • ウチの住まいをリノベーション(リフォーム)した場合、費用はどのくらいになるのか知りたい
  • 工事を依頼するかも分からない会社に現地調査を頼むのは、ちょっと・・
あなたも上記のような事で悩んでいるのではないでしょうか。

このような困り事を解決しようと多くの方が、リフォームした経験がある友人や近くに住んでる方に相談したり、インターネットを活用し調べたり、リノベーションやリフォームに関する本を読んだりしていますが、具体的なことは何も解決することはできません。

あなたが考えている予算や要望の他に、家族構成であったり、住まい大きさ(構造)・現状の状態などが大きく異なるからです。

上記のような悩みや困り事を解決するためには、工務店やリフォーム会社など施工会社に問い合わせ自宅に呼ばなければいけません。

また、何社かの施工会社の見積書や提案など比較したい場合には、新たな工務店やリフォーム会社に繰り返し連絡し日程を合わせて自宅に来てもらわなければいけません。

一般的に戸建て住宅にしろマンションにしろリノベーション(リフォーム)の工事計画を進めるためには、施工会社を自宅に読んでからがスタートになります。

しかし、多くのクライアント様は、過去にやり取りしたことがなく初めて問い合わせる会社に名前や住所を教えて自宅に呼ぶことに、かなりの心理的な抵抗を受けているのが事実です。
無料Rbook:RO隊式工事計画の進め方
7つの困り事を解決し納得しながら工事計画を進めていく全手法
要望に対するプランニングや工事費用、工事を依頼する施工会社(工務店・リフォーム会社)など多くの方が悩む問題を解決し工事計画を進めるためには?

本書は、クライアント様が

  • プランニング
  • 見積依頼
  • 工事の依頼先の選定

など非常に悩む問題を自分のペースで納得しながら進めることができた施策内容を工事計画の流れに沿って詳しく解説しているものです。

是非、あなたの工事計画にもご活用ください。

リノベーション・リフォームお役立ち隊は、
「自分たちが作り出す考え方に最高の価値がある」
と信じ
「当サイトに関わりある全ての人が最高の状態へと変えていく」
ということに信念を持って取り組んでいます。

このことについては
button_003
で詳しくまとめています。