家族が増えたのでI型からアイランドキッチンにリフォーム。
そして、LDKの内装も一新。
リフォーム計画を考えるとワクワクしてきますよね。
ただ、予算内に済むものか?
とても気になるところかと思います。
プランを考えてみたものの、予算をすごくオーバーてリフォームできませんとなっては悲しすぎます。
そこで、このページでは、アイランドキッチンにリフォームして内装も一新する場合、どのくらいの費用がかかるのか。
具体的にしていきます。
とりあえず、目安を知りたいという方には、ピッタリの内容になっていますので参考にしてください。
アイランドキッチンへのリフォーム内容
これから各工事の費用を具体化し、トータル金額をお伝えしていきます。
まずは、どのような工事をするのかについてお伝えします。
- 現状のI型キッチンなど廃材を撤去
- アイランドキッチン・背面食器棚を設置
- 内装を一新(床:フローリング貼替、壁・天井:珪藻土)
(LDKの床面積:約30㎡) - 照明器具・コンセント・スイッチなどの配線
- キッチン:高級品(ビルトイン食器洗浄機付き)
- 工期は2週間~20日と考えております。
アイランドキッチンへリフォーム。各工事費用の相場
では、各工事にかかる費用をお伝えしていきます。
解体・撤去工事の費用の相場
新しいアイランドタイプを設置するため現在使用しているI型キッチンを解体し撤去していきます。
またキッチン以外にもリビングやダイニングの内装も一新するため、床・壁・天井を撤去します。
解体・撤去の費用 | 約80,000円 |
木工事の費用の相場
フローリングの貼り換え(無垢材を使用)。
キッチン撤去部や配管に伴う解体部の補強や、巾木の取り付けなど。
木工事の費用 | 約258,000円 |
内装工事の費用の相場
壁・天井共に下地処理をして、珪藻土で仕上げていきます。
木工事の費用 | 約258,000円 |
電気工事の費用の相場
LDK内の配線工事・スイッチ・照明器具など。
電気工事の費用 | 約150,000円 |
給排水工事の費用の相場
壁付けのI型からアイランドタイプへの変更に伴って給排水管の配管と機器の接続。
給排水工事の費用 | 約130,000円 |
キッチンセットの設置費用
アイランドキッチンと収納棚。
キッチン(収納棚) の設置費用 |
約2,390,000円 |
※キッチン自体は2,210,000円で、食器棚など収納棚は180,000円。
現場経費
現場経費の費用 約360,000円
トータル費用
トータルの費用 | 約3,940,000円 |
リフォーム費用はアイランドキッチンのグレードで大きく変わる
キッチンなど設備機器を取り換えるリフォームは、設備機器の値段によって大きく変わってきます。
そのため、予算オーバーした場合グレードによって費用を落とすことが可能です。
特にアイランドキッチンは見せる要素が多いため各パーツが高い傾向にあります。
グレードを落とす・オプションをあきらめることで満足度は急激に下がってしまいます。
各キッチンメーカーを比較しながらご家族が満足いくキッチンを選ぶことが大切です。
リフォーム費用を比較する際に注意したい事
リフォーム費用を比較する時、「キッチン価格を大幅に値下げします」という言葉に流されないよう注意してください。
キッチンの価格は下げても、諸経費などで調整することがあるからです。
各内訳費用と全体の費用をトータル的に比較することが重要です。
このことについては「相見積りでリフォーム費用を比較する時に重要な9つのポイント」で詳しくまとめていますので参考にしてください。
各メーカーのアイランドキッチン(デザインや費用)をチェック
アイランドキッチンを取り扱っているメーカーを以下にピックアップしています。
オーダーメイドや海外の輸入キッチンについても記載しているので検討中の方は役立ててください!
トーヨーキッチン
TOTOキッチン
LIXILキッチン
パナソニックキッチン
トクラスキッチン
オーダーメイドキッチン
オーダーメイドは、内装のデザインに合わせオリジナルのアイランドキッチンができます。
オーダーメイドキッチンを検討している方は下記の会社がおすすめです。
海外の輸入キッチン
海外のキッチンメーカーでは、日本のキッチンメーカーにないデザイン・機能性が備わっています。
海外のキッチンメーカーを検討している方は下記のメーカーがおすすめです。
アイランドキッチンはI型とⅡ型で大きく費用が変わる
アイランドキッチンは、キッチン周りを一周することができます。このアイランドタイプには、2つのスタイルがあります。
シンクとコンロが並んでいるI型スタイル
費用は、150万円~
キッチンとコンロが別々のⅡ型スタイル
I型スタイルのアイランドキッチンよりも100万円以上は高くなります。
Ⅱ型は人気ですが、選ぶ際には価格に要注意です。
キッチンリフォーム費用意外に注意しておきたい事
アイランドキッチンにする際、他に注意しておきたい事を以下にまとめています。
キッチンが移動すると給排水工事の費用が高くなる
壁付けのI型からアイランドキッチンに切り替わると給排水管の移設が必要になってきます。
移動距離が1m程度であれば、それほど費用はかかりませんが、移動距離が長くカーブしたりすると費用はグンと高くなります。
(給排水管などは床下に配管されています。その配管を延長する場合、周囲の床の解体も必要になり補修費用がかかります。)
LDKの床・壁・天井の仕上げを新しくする内装工事
内装工事は、キッチン部だけでも可能。
でも、LDKが一室にまとまっている場合、新旧の差がハッキリと出てきます。
美しくきれいなLDKにするためには、一室まるごと内装工事をするのがベストです。
アイランドキッチンにリフォームして後悔しないために
アイランドキッチンはとてもおしゃれ!でも気をつけないといけないこともある。
アイランドキッチンにリフォームして後悔する一番の理由は、狭くなって生活しにくくなった。
I型からアイランドキッチンにすると、キッチンスペースだけで多くの床面積を占めることになります。
つまり、ダイニング・リビングが圧縮されてしまいます。
他にも収納や安全性などといった原因があり「アイランドキッチンにリフォーム!失敗しないための5つの注意点」では、このことについて詳しくまとめていますので参考にしてください。
まとめ(リフォームしてアイランドキッチンにする費用の相場)
アイランドキッチンにリフォームしてLDKの内装を一新する費用は、約400万円。
見せる要素が多いのでキッチンの値段が高くなるんだね。
1列型と2列型のスタイルによって費用も変わってきます。
I型からアイランドキッチンにリフォームする際には、費用だけでなく収納や安全性・面積的なことも含め、設計段階でしっかりと計画しておくことが大切です。