一般的に戸建て住宅で多いのが木造です。

新築で立てる場合の費用が安く、工期が鉄筋コンクリート造(RC)に比べて短い。

木造の戸建て住宅を新築する場合の坪単価は約80~90万円。

一方、鉄筋コンクリート造(RC)では、その倍の約150~170万円。

工期は建物の形状や大きさにもよりますが、木造では2~3ヶ月ですがRCでは4~5ヶ月。

しかし、リノベーション(リフォーム)となれば費用や工期の差は大きく縮まり、ほとんど変わりません。

理由は、鉄筋を組み、次に型枠を組み、コンクリートを流し込む工程と費用がなくなるからです。

また、鉄筋コンクリート造の住宅は、木造に比べて重いことから地盤改良や杭の打設が必要になることもあります。

ただ、鉄筋コンクリート造(RC)の戸建て住宅をリノベーション(リフォーム)する場合、注意しないといけないこともあります。

このことについて以下、まとめています。

鉄筋コンクリート造の住宅をリノベーション(リフォーム)。「できること」「できないこと」を知っておこう。

鉄筋コンクリート造は、文字の通り鉄筋とコンクリートでできています。

鉄筋:圧縮力に弱い
コンクリート:引張り力に弱い

双方の弱点を組み合わせることによって補っている鉄筋コンクリート造(RC)は耐久性に優れています。
鉄筋コンクリトート造(RC)について、簡単にまとめましたが、2種類の構造があり、それぞれの特性があります。

2.種類の構造とは

1.ラーメン構造
2.壁式構造

この2つの構造について見ていきましょう。

2-1.ラーメン構造

ラーメン構造は柱と梁によって建物を支える構造。
柱と梁の接合部がしっかりとつながっていることで、耐力壁や筋交いを入れなくても、耐震性を確保できる。

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ラーメン構造の特徴は、柱と梁によって建物を支えているため、建物内部に耐力壁を設ける必要がない。

このためスケルトンリフォームの場合、大きな空間を作り出すことができます。

しかし、柱部分が壁面から飛び出ているため、家具を置くなどレイアウトに困ることがある。

同様に、梁部分が天井面より飛び出ていることがあります。

天井面であるため物を置く際に支障とはなりませんが、デザインに影響を与えます。

2-2.壁式構造

壁式構造は、壁面によって耐力をもたせる構造。
壁は耐力壁であるため、撤去することはできません。

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この耐力壁は外壁だけでなく建物の内部に設けられています。

そのため、スケルトンリフォームで、既存の壁を撤去する際、建物内部に設けられている耐力壁は撤去することができないため、空間を構成する時に考えないといけません。

しかし、ラーメン構造のように壁面から柱型が飛び出ていたり、天井面から梁型が飛び出るというようなことがないため、家具などを置く場合、レイアウトしやすい。

3.窓・扉などを移設(新設)

既存の窓や扉の位置を変更もしくは、新設することはできるのか?

このことは、構造によって変わってきます。

つまり、ラーメン構造の場合は、柱と梁によって建物を支えているため、外壁に窓や扉を移設(新設)することは可能です。
しかし、壁式構造の場合は壁面によって耐力をもたせているため、窓や扉の移設(新設)はできないものとお考え下さい。

窓や扉一つを移設(新設)する時、多くの工程が必要であるため、費用や工期は大幅にかかってくることになります。

まず、外壁を窓(扉)サイズよりも大きく解体。
次に窓(扉)を溶接によって固定し、モルタルを詰めます。
外壁の外側は塗装。内側は内装工事によって納めていきます。

まとめ

鉄筋コンクリート造の戸建て住宅をリノベーション(リフォーム)する場合、
ラーメン構造
壁式構造
どちらの構造でできているかをまず把握していきましょう。

水廻り設備(キッチンやバスなど)の移設は可能ですが、排水管を床下に配管する場合、勾配を確保する必要があるため、床を上げなければいけません。

戸建て住宅をリノベーション(リフォーム)計画中の方で、どのような流れで進むのか?わからない方は
戸建て住宅をリノベーション(リフォーム)する流れについて
をご覧になることで、どのように計画を進めていけば良いのか分かりますよ。
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