おしゃれモダンなツートンカラーの外壁【誰でもできる4Style】

新築を建てる又は、外壁塗装するならおしゃでモダンなイメージに変えてみたい。

このように考える方も多いと思います。

とは言っても、
「何色を使えば、モダンな外観にできるのか分からない」
「失敗してしまうかもしれない」
と不安になってしまうと思います。

このページでは、そんな悩みを解消するため、おしゃれでモダンに仕上げるための法則・注意点などを実際の家の写真を使いながら分かりやすくお伝えしています。

今までお家のデザインなど考えた事がない人でも、おしゃれでモダンな外壁にデザインできます。

ツートンカラーでお家の外壁をおしゃれモダンに見せる【4つのStyle】

お家をおしゃれモダンに見せるためには、法則があって、この法則に沿って計画すると誰でもお家をおしゃれモダンに仕上げることができます

あなたの好みにあるスタイルは、4つの中のどれ?

  1. 白系・黒色系ベースのおしゃれなツートンカラーの外壁
  2. パターンを決めたツートンカラーのおしゃれ外壁
  3. 凸凹の外壁を活かしてツートンカラーにするコツ
  4. クールな黒に近い色は極力、ツヤを抑える

これだけを見ても「ん・・?」となりますよね。

詳細は、下記に参考写真と一緒に詳しく解説しています。

1.白系・黒色系ベースのおしゃれなツートンカラーの外壁

モダンな外観の代表的な色使い白色又は、黒色をベースにした外壁。

モノトーンは、多くのお家で取り入れられてるスタイル。

このスタイルを応用することによって、あなた好みのおしゃれモダンな外観にすることができます。

まずは、黒色や白色をベースにワンポイントだけ色を変えるスタイル。

すごくおしゃれですよ!

1、ベースカラーの中にワンポイントだけ色を変える

黒をベースにワンポイント板張りのベージュ色を組み合わせる。

暖色系(膨張色)ベージュ色と寒色系(収縮色)黒色の組み合わせ。

板張りの素材感もあってモダンな印象がさらにアップ。

出典:https://www.houzz.jp/photos/phvw-vp~192071825

ベースカラー 黒色
アクセント ベージュ(板張り)

黒をベースにワンポイント板張りのベージュ色を組み合わせる。

ベースカラー 黒色
アクセント ブラウン

黒をベースにワンポイント白色を組み合わせる。

暖色系(膨張色)白色と寒色系(収縮色)黒色の組み合わせ。

硬さが取れて柔らかい印象になります。

比較してみてください!

下記の「4、一色づかいの時は極力、ツヤを抑える」で黒色のお家の写真があるのでぜひ、見比べてみてください。

ベースカラー 黒色
アクセント 白色
ベージュ(玄関ドア・軒裏)

黒をベースにワンポイント板張りのベージュ色を組み合わせる。

暖色系(膨張色)ベージュ色と寒色系(収縮色)黒色の組み合わせ。

板張りの素材感もあってモダンな印象がさらにアップ。

出典:https://www.style-design-house.com/works/works-015/

ベースカラー 黒色
アクセント ベージュ(板張り)

黒をベースにワンポイント(破風)白色を組み合わせています。

暖色系(膨張色)白色と寒色系(収縮色)黒色の組み合わせ。

ベースカラー 黒色
アクセント 白色

白系をベースにワンポイント黒色を組み合わせています。

暖色系(膨張色)白色と寒色系(収縮色)黒色の組み合わせ。

出典:https://www.hoshiken-koumuten.co.jp/works/dtl_t.html#gallery-1

ベースカラー 白色
アクセント 黒色

2、パターンを決めたツートンカラーのおしゃれ外壁

モカ(ブラウン)色の外壁(板張り)をベース。

屋根とサッシは、黒色。

パターンを決めて色を変えるだけで、全体的にまとまったおしゃれな外観に仕上がります。

モカ(ブラウン)色と黒色は、すごくマッチしますね。

ベースカラー モカ(ブラウン)
アクセント

ネイビーの外壁をベースにブラウン色のルーバー。

収縮色(寒色系)を組みあわせることでクラシックモダンな印象が強くなります。

白をベースにマドサッシ・屋根(破風)を黒色に配色。

難しくはないですよね。

パターンを決めることでバランスよくおしゃれモダンな外壁に仕上がります。

暖色系(膨張色)白色と寒色系(収縮色)黒色の組み合わせ。

ベースカラー アイボリー
アクセント 黒色

ライトグレーの外壁をベースにルーバー、手摺、玄関ドアをブラウン色に配色。

 

白をベースに庇、シャッターを黒色に配色。

暖色系(膨張色)白色と寒色系(収縮色)黒色、ブラウンの組み合わせ。

ベースカラー 白色
アクセント 黒色
ブラウン

白色をベースに軒裏をブラウン、マドサッシを黒色に配色。

暖色系(膨張色)白色と寒色系(収縮色)黒色、ブラウンの組み合わせ。

この配色は、難易度がアップしますので、このように仕上げる際は、パースなどでシュミレーションしながら決めていくといいでしょう。

3、凸凹の外壁を活かしてツートンカラーにするコツ

白色の外壁をベースに凸凹を活かしてブラウン(格子)、黒色(窓サッシ)を配色。

木の素材感もあって、おしゃれモダンな外壁に仕上げられます。

ベースカラー 白色
アクセント 黒色
ブラウン

白色のフレームを軸にネイビー、ブラウン、グレーを配色

膨張色と収縮色の組み合わせが絶妙ですね。

難易度が高いので、パースなどを使い色のバランスなどシュミレーションしながら決める必要があります。

ベースカラー 白色
アクセント ネイビー
ブラウン
グレー

白色をベースに凸凹を活かしてブラウン、黒色を配色。

板張りなど素材感もあって、よりおしゃれモダンな外壁に仕上げられます。

ベースカラー 白色
アクセント 黒色
ブラウン

壁が出っ張ってるところ、へこんでるところで黒色・白色・ブラウンで配色。

板張りなど素材の持ち味も活かされ、よりおしゃれモダンな外壁に仕上げられます。

ベースカラー 黒色
アクセント 白色
ブラウン

凸凹を利用してグレーのベースカラーの中にブラウンを配色。

収縮色の組みあわせは、おしゃれなクラシックモダンの印象が強くなります。

ベースカラー 黒色
アクセント 白色
ブラウン

4、クールな黒に近い色は極力、ツヤを抑える

黒色はツヤなしのマットな仕上がりのほうが重厚感が出てモダンに仕上がります。

ベースカラー 黒色
注意点

注意すべき事があります。
白色・黒色どちらにしても汚れが目立ちやすいので、外壁の色に使う際は、低汚染性の塗料を使うなど注意が必要です。

(黒色は、色褪せた時に退色して白っぽくなると目立ってしまいます。)

そのため外壁を塗装する際には

  • 汚れ対策:低汚染性塗料
  • 色褪せ対策:耐久性が優れてる塗料

を塗装会社さんに提案してもらう必要があります。

もしくは、真っ黒よりも少し薄くした黒色にすることで、色褪せが目立たなくなります

色褪せに関しては「色褪せない外壁の色は?【知らないと損する5つの事】塗装前に要確認」でも詳しくまとめていますので興味のある方はぜひ役立ててください。

2.グレー系のおしゃれモダンなツートンカラーの外壁

モダン・都会的・上品といった印象を与えるグレーの外壁。

落ち着いた印象を与えることから周囲の景観にも上手く馴染みやすい。

そして、外壁の汚れが目立ちにくいことからも非常に人気がある色です。

ただ、黒に近いグレーの場合は無機質でどこか冷たく暗い印象を与えてしまいがちです。

ところが、建具(玄関ドア)、軒裏など一部アクセントカラーを入れることによって、グレーの持ち味がグっと引き出されます。

膨張色(暖色系)と収縮色(寒色系)

クラシック系が好みな方は、寒色系(ダークグレー、ネイビー、黒色、ブラウン)などと組み合わせるとクールでモダンな外観に仕上がります。

モダンでシャープなデザインが好みの方は、ベージュなど明度の高い色(暖色系)と明るいグレー(ライトグレー)を組み合わせるのがおすすめです。

以下に、グレーの持ち味がグっと引き出された素敵な家の外観を紹介します。

1、ベースカラーの中にワンポイントだけ色を変える

グレーをベースにワンポイントブラウン色の板張りを組み合わせる。

板張りの素材の持ち味も活かされ、よりおしゃれモダンな外壁に仕上げられます。

出典:https://www.cube-design.co.jp/residence/soratohikarigakakouie/

ベースカラー グレー
アクセント ブラウン

グレーをベースにワンポイント(軒裏)ブラウンを組み合わせる。

グレーにブラウンはよく合います。

ベースカラー グレー
アクセント ブラウン

2、パターンを決めておしゃれなツートンカラー

グレーをベースにパターンを決めてダークグレー、ブラウンを配色。

出典:https://kaza-design.com/works/ougonhinoie/

ベースカラー グレー
アクセント ダークグレー
ブラウン

1階をライトグレー。2階を白色に仕上げています。

ベースカラー ホワイト
アクセント ライトグレー

ダークグレーをベースにパターンを決めてブラウンを配色。

難易度が高いので、パースなどでシュミレーションしながら決めていくといいでしょう。

ベースカラー ダークグレー
アクセント ブラウン

3、凸凹の外壁を活かしたツートンカラー

壁が出っ張ってるところ、へこんでるところでブラウン、ライトグレーで配色仕上げています。

暖色系(膨張色)ライトグレーと寒色系(収縮色)ブラウンの組み合わせ。

ベースカラー グレージュ
(グレー+ベージュ)
アクセント ブラウン

グレーをベースに段差を上手く使ってベージュを配色しています。

ワンポイント、ブラウンの玄関ドアにすることでおしゃれ度アップ。

暖色系(膨張色)グレージューと寒色系(収縮色)グレー、ブラウンの組み合わせ。

ベースカラー グレー
アクセント グレージュ
ブラウン(玄関扉)

白色をベースに段差を上手く使ってグレー、ブラウンを配色しています。

暖色系(膨張色)白色と寒色系(収縮色)グレー、ブラウンの組み合わせ。

ベースカラー 白色
アクセント グレー

4、クールな黒に近い色は極力、ツヤを抑える

少しツヤ感がありますが、ツヤが強いともっとひかります。

重厚感あるグレーだと、ツヤが強い場合、軽く安っぽく見えることがあります。

ベースカラー グレー

3.ベージュ系のおしゃれモダンなツートンカラーの外観

落ち着き・温かみ・上品さといった印象を与えるナチュラルテイストのベージュ色(アイボリー)。

どのような周辺環境にもなじみやすいので、悪目立ちすることはないでしょう。

汚れが目立ちにくいこともあって、非常に人気色
住宅街でもよく見かけます。

膨張色と収縮色

ベージュやアイボリーなど淡い暖色系の色は、膨張色と言われ、家自体を大きく見せる効果があるんですね。

それだけに、暖色系(膨張色)一色の場合はシルエットがハッキリしないフワットした家に仕上がることがあります。

反対に、収縮色と言われる寒色系(黒、ダークグレー、ブラウン、ネイビー)は、物を小さく見せる効果があります。

ベージュやアイボリーなど膨張色をベースにする場合、収縮色と組み合わせることでベージュの良さを引き出してくれます

1、ベースカラーの中にワンポイントだけ色を変える

ベージュをベースにワンポイント、モカ色の格子を配色

和モダンの雰囲気がすごく強くなります。

ベージュ色には植栽が映える。

出典:https://www.houzz.jp/photos/modern/exterior/p/20

ベースカラー ベージュ
アクセント モカ(格子部)

ベージュをベースにワンポイント玄関部でブラウンを配色

窓がないシンプル平面の中にワンポイント色を組み合わせるだけでモダンな雰囲気が強くなります。

暖色系(膨張色)ベージュと寒色系(収縮色)ブラウンの組み合わせ。

ベースカラー ベージュ
アクセント ブラウン

2、パターンを決めたツートンカラー

ベージュをベースにパターンを決めてブラウン色を配色。

屋根(破風)、窓枠、手摺を黒色にすることで、お家全体が引き締まって見えます。

暖色系(膨張色)ベージュと寒色系(収縮色)ブラウンの組み合わせ。

ベースカラー ベージュ
アクセント ブラウン
黒色

3、色を変える時は、壁が出っ張ってる、へこんでる部分で変える

ベージュをベースに出っ張ってる所、へこんでる所を白色で仕上げています。

ベースカラー ベージュ
アクセント 白色

ベージュをベースに出っ張ってる所、へこんでる所を白色で仕上げています。

ベージュにホワイトを組み合わせるとモダンな中に可愛らしい印象が出てきますね。

ベースカラー ベージュ
アクセント 白色

白色系をベースに出っ張ってる所、へこんでる所をベージュ、グレージュで仕上げています。

屋根(破風)、マドサッシ、手摺に黒色を配色することで、モダンな印象が強くなります。

ベースカラー ホワイト系
アクセント グレージュ
ベージュ

4.ネイビー系のおしゃれモダンなツートンカラーの外壁

住宅街を歩いても、それほど多いというわけではネイビー色ですが、最近はこの色を選ぶ方が増えているようです。

外壁塗装で塗り替えるきっかけに、もともとネイビー色ではないけど、イメージを変えたいからということで、ネイビーを選ぶという方も多いようです。

「爽やかでクールな印象にしたい」っていう人には、特におすすめの色です。

膨張色(暖色系)と収縮色(寒色系)

クラシック系が好みな方は、ネイビーに寒色系(ダークグレー、黒色、ブラウン)などと組み合わせるとクールでモダンな外観に仕上がります。

モダンでシャープなデザインが好みの方は、ベージュなど明度の高い色(暖色系)と明るいグレー(ライトグレー)を組み合わせ明度差を大きくして爽やかに見せるのがおすすめです。

1、ベースカラーの中にワンポイントだけ色を変える

出典:https://www.hoshiken-koumuten.co.jp/works/dtl_y.html#gallery-1

ベースカラー ネイビー
アクセント ブラウン

ベースカラー ネイビー
アクセント ブラウン

2、パターンを決めたツートンカラーのおしゃれ外壁

ベースカラー ネイビー
アクセント ブラウン

ベースカラー ネイビー
アクセント ホワイト

ベースカラー ネイビー

3、凸凹の外壁を活かしたツートンカラー

ベースカラー ネイビー
アクセント ライトグレー
ブラウン

5.ブラウン・モカ系のおしゃれなツートンカラーの外観

木の温もりを感じさせるブラウン(モカ)は、洋風・和風どちらでも合わせやすい落ち着きのある色です。

一色でもモダンでオシャレな外壁に仕上がりますが、他の色と組み合わせやすいのも特徴です。

膨張色(暖色系)と収縮色(寒色系)

クラシック系が好みな方は、ネイビーに寒色系(ダークグレー、黒色、ブラウン)などと組み合わせるとクールでモダンな外観に仕上がります。

モダンでシャープなデザインが好みの方は、ベージュなど明度の高い色(暖色系)と明るいグレー(ライトグレー)を組み合わせ明度差を大きくして爽やかに見せるのがおすすめです。

一般的に外壁の汚れが目立ちにくい色ですが、黒に近いダークブラウンの場合は汚れが目立つ可能性が高いため注意が必要です。

ベースカラー ブラウン
アクセント 黒色

ベースカラー ブラウン
アクセント グリーン

ベースカラー ホワイト
アクセント ブラウン

ベースカラー ブラウン
アクセント アイボリー

まとめ:ツートンカラーの外壁をおしゃれモダンに見せる4つの法則

  1. ベースカラーの中にワンポイントだけ色を変える
  2. パターンを決めたツートンカラー
  3. 凸凹の外壁を活かしたツートンカラー
  4. クールな黒に近い色は極力、ツヤを抑える

上記では、「白色・黒色」「グレー」「ベージュ」「ネイビー」「ブラウン・モカ」にフォーカスしました。

好みの色がない場合は、4つの法則を応用してみてください。

どの色にするか迷う方は「人気の外壁の色は?【理由あって選ばれてるBEST5】塗装前に要確認」を参考にすることで、あなたの中に色選びの基準ができるかもしれません。

ぜひ役立ててくください。