ナチュラルカラーは優しさあふれる感じが良いですよね。
色の組み合わせや、家の形などによって
- かわいい
- モダン
- ヨーロピアンスタイル
など与える印象は変わってきますが、自然で優しさを好む外観に仕上げたい人にピッタリのページです。
ここで紹介してる4つのスタイルの中に、あなた好みののスタイルがあるかチェックしてみてください。
約30年、建築設計者の立場でエクステリアを見てきた編集者が、おしゃれな色使いについて解説しています。
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これから、新築を建てる方、外壁塗装を計画している方はぜひ参考にしてください。
外壁をナチュラルに表現する4つの色
ナチュラルと言っても色々な表現方法がありますが、ここでは、人気がある4つの色に絞ってお伝えしています。
- ベージュ
- 水色
- モカベージュ
- 白色
では、具体的にみていきましょう。
ベージュをベースにしたナチュラルな外壁
外壁のベース色は、優しい感じのナチュラルテイスト。
自然の中になじみやすいベージュは、昔の日本建築にもよく見かけます。
そんな、ベージュ色は、汚れが目立ちにくいことから1位・2位を争う人気色。
シャープな印象が強いライトベージュ+ブラウンの家
ベージュ一色の外壁に黒い屋根(サッシ)もおしゃれですが、ブラウン色をワンポイント組み合わせると高級感が増します。
ベージュが際立つブラウンのモダンな家の外壁
上記のお家と同じで、玄関部にワンポイント「ブラウン」を組み合わせるだけでお家の雰囲気は、ナチュラルな和風モダンになります。
ライトベージュをベースにしたナチュラルな家の外壁
ベージュとモカ色。
淡い色同士を組み合わせるとナチュラルで可愛らしい外観に仕上がります。
アイボリー+ベージュ+モカベージュの可愛いらしい家
植物が映えるライトベージュ+モカのナチュラルな外壁
可愛らしい雰囲気のライトベージュのお家には植栽がよく合います。
薄い青色をベースにしたツートンカラーの外壁
ネイビーはけっこう見ますが、薄い青色の外壁はあまり見かけることがありません。
それだけに新鮮な感じがするのは、僕だけかな。
爽やかな水色に自然なホワイトカラーが映える。
アクセントの白色が映えるナチュラルな水色の外壁
全体的にホワイトに近い色だと甘くなりやすいのですが、屋根や窓サッシ、バルコニーの手摺など所々に濃い色を分散させることで引き締めてくれます。
木(ブラウン)の素材+青色と白色のナチュラルな家
こちらの外観も、1階部分が白色。2階部分が水色で甘くなりがちですがブラウンと組み合わせて味わい深い外観に仕上がっています。
海が似合うナチュラルな青色の外壁
水色と白色を組み合わせた外観は、海とよくマッチします。
ナチュラルな可愛い色の家の外観
外壁色のベースをモカベージュにしたツートンカラー
落ち着いたイメージのモカベージュをベースにすると
- 和風モダン
- ヨーロッパでよく見かける外壁
に仕上がります。
自然の花や緑を組み合わせるとさらに生き生きとしたお家に仕上がるので、ガーデニングが趣味という人には特に相性がいい色です。
和風モダンな印象が強いベージュの外壁
出典:https://www.ligstyle.com/gallery/36550/
モカベージュのナチュラルな外壁
上記の和風モダンな外観とは、異なり、同じ色合いなのですがアーチを取り入れたり、手摺を海外風にすることによってお家のイメージは大きく変わります。
モカ+オレンジのナチュラルな外壁
モカ色の外壁には、緑色の植物が映えますね。
窓枠をオレンジにすることでヨーロッパにあるような建物に仕上がります。
水色+ベージュを組みあわせた和風な家
水色とベージュに黒い屋根。
和風建築にしては、めずらしい色の組み合わせですが和風モダンなおしゃれな外観です。
ホワイトをベースにしたナチュラルな外壁
ホワイとをベースにしたツートンカラーは住宅街でもよく見かけ
- スタイリッシュ
- 可愛らしい
の2つのスタイルがあります。
ホワイトをベースにする場合、少し濃いめの香色・モカ・丁字色といった色と組み合わせることで、明るい色の組み合わせなのに軽すぎない上品な外壁に仕上がります。
ブルー色のタイルが映える白色をベースにしたお家の外観
ホワイトの外壁に高級感あるブルー色のタイル。
ホワイト+ベージュのナチュラルな外壁
ベースは白色ですが、軒裏などパターンを決めて色を変えるとモダンな印象がより強くなります。
ホワイト+ベージュのナチュラルな外壁
白色と淡いベージュを組み合わせることで、かわいらしい外観になります。
まとめ
基本的に濃い色は、シルエットをハッキリさせ、明るい色はぼやけるためシルエットがぼんやり。
なので、屋根の色などを濃い色にすると建物全体が引き締まりやすくなります。
ナチュラルは
- かわいらしい
- 自然
- 女性らしい
- 親しみやすい
- 優しい
このようなイメージの建物に仕上がります。
まずは、外壁のベースカラーをどの色にしたいかを考えてみてください。
次に
- アクセントラーの色
- アクセントラーを取り入れる場所
を考えると全体的に良い感じのツートンカラーにまとめることができます。
外壁の色を考える場合、汚れや色褪せなども考えておくことをおすすめします。
ベージュやアイボリーなどナチュラルテイストの色は、汚れが目立ちにくい上に、色褪せも目立ちにくい色です。
ただ、ツートンカラーにする場合、どういった色が汚れが目立つのかなど知っておいて損はありません。
汚れが目立ちにくい色・目立ちやすい色に関しては「外壁を汚れが目立たない色で塗装したい」で詳しくまとめています。
色褪せしにくい色・しやすい色に関しては「色褪せしにくい色で外壁塗装!原因や対策・色の選び方を一挙公開」で詳しくまとめています。
ナチュラルと正反対のイメージのクラシックな外壁もオシャレです。
色の強弱を知ることでツートンカラーにより磨きがかかります。「クラシックなツートンカラーの外壁色【3Style】グレー・ネイビー・ブラック」も合わせて参考にしてみてください。
そしてモダンは、ナチュラルとクラシックの中間。
明るい色に暗い色(例:白系+黒系)を組み合わせ、互いの色を引き立てる。
外壁の色を決める時には「人気色から決める」のもありです。「家の外壁で人気の色トップ5。塗装で失敗する前に要確認」では多くの人に選ばれている5色をピックアップしています。