外壁塗装工事の見積金額が高い・・
もう少し安くならないかな~
外壁塗装工事は、費用負担が大きいため、少しでも安く抑えたいという方が多いと思います。
ここでは、安く抑えるための方法を5つのパートに分けて掘り下げています。
・高くて工事できない・・
・安く抑える方法を知りたい
という時に役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてください
外壁塗装工事のプロに聞いて費用を安くする
外壁塗装工事は、買い物とは異なり、「●●したから費用が安くなる」と一概に言えません。
塗料や人工、作業性などが関わってくるからです。
- グレードを抑える
- 要望を削って工事を絞り込む
というようにお客様自身が分かる事と、見積書を作成した塗装業者さんにしか分からないことがあります。
- 作業性が良い塗料:工事期間15日
- 作業性が悪い塗料:工事期間20日
両方とも耐用年数が15年の塗料とします。
作業性が良い塗料は、職人さんが塗料を塗りやすく、早く塗装工事が終わります。
早く工事が終わることによって
- 人工代は減る
- 足場代(リース代)は減る
これによって塗装工事の費用を大幅に減らすことができます。
グレードを落とすのではなく、耐用年数が同等の別の塗料に変えるだけで費用を安くすることもできます。
そっか~。
作業性が悪い塗料は、職人さんが塗装する時間がかかるから、その分工事期間も伸びて、工事金額も高くなってしまうんですね。
そういうことです! プロにしか分からないことって結構多いので、予算オーバーだからと言って安易にグレードを落とすよりも
プロに話を聞く方が、お客様にとってはうれしい内容でまとまることが多いです。
予算オーバーは、どのご家庭にも共通した問題です。
- 工事を諦める
- グレードを落とす
前に一度、外壁塗装工事のプロに聞いてみてください!
値引きには要注意。
上記のように根拠のある方法でのコストダウンと、根拠のない大幅な値引きは全く異なります。
塗料も何も変更せずに、大幅な値引きをしてくる塗装業者は、手抜きを考えている可能性が高いので要注意です。
悪質な会社の対策については「外壁塗装に潜む悪質な業者の手口と対処法」で詳しくまとめています。
火災保険を使って外壁塗装費用を安く抑える
少し意外に思われるかもしれませんが、自然災害の劣化には、火災保険が下りる可能性があります。
火災保険は、火事など火災に使われる保険では?
「火災保険」という名前からしてそう思ってしまいますよね。
でも、台風などによって外壁が破損した場合、補修が必要な工事に火災保険が下りる可能性があります。
火災保険が下りる・下りないは、実際に申請してみないと分かりません。
もし、火災保険が下りるのであれば、塗装工事の費用もグンと安く抑えることもできます。
火災保険に関しては、使用回数に制限はありません。
使うことによって来年の保険料が高くなってしまうこともありません。
劣化にも色々あり、どのような劣化が対象かは、火災保険に詳しい塗装業者さんが知っています。
塗装工事を予定されている方は、相談してみてはいかがでしょうか。
もしかすると、いくらか安くなるかもしれません。
ちなみに編集者の家は、火災保険を使うことができませんでした。
火災保険について詳しく知りたい方は「デメリットは?外壁塗装に火災保険が適用される3つの条件とは」をご覧ください。
外壁塗装でも使えるローン控除で費用を安くする方法
住宅借入金等特別控除とは、外壁塗装工事でも利用できる減税で「住宅ローン減税」「住宅ローン控除」とも言われています。
住宅ローンって、「住宅を新しく取得した時にだけ受けられる制度」と思ってました。
外壁塗装を含めてリフォームのためのリフォームローンでも住宅借入金等特別控除を受けられることがあります。
外壁塗装工事で減税を受けるための条件
- 工事が100万円を超えている
- 年間の所得額が3000万円以下
- 工事を行う面積が50㎡を超えている
- ローンの返済期間が10年を超えている
- 控除対象となる金融機関のローン商品であること
外壁塗装は費用負担が大きいため少しでも安く抑えたいという方は、ローン控除も考えておくことをおすすめします。
4、助成金を使って外壁塗装費用を安くする
外壁塗装工事には、最大20万円ほどの助成金が支給される可能性があります。
塗装工事の減額案を考えた時、この助成金制度がすぐに頭に浮かんだのではないでしょうか。
助成金を頼りにする方が多く、それに応えるために自治体でも動きがあります。
この助成金の支給には、外壁塗装工事前に申請が必要です。
工事の後では支給されません。
これは非常に重要な事なので、覚えておいてください。
まずは、あなたが住んでいる地域で外壁塗装工事でも使える助成金があるか調べてみてください。
- 市役所のホームページで探す
- 市役所の職員に電話で確認する
- 塗装会社に確認する
塗料によって、助成金が出る場合もあるため、塗装会社に相談してみるといいでしょう。
助成金制度に詳しい業者さんであれば、色々とアドバイスしてくれたり、助成金を受けるための流れとかも教えてくれたりします。
もし、助成金が使える場合であっても抽選によって決まるため、必ずしも助成金が使えるというわけではありません。
助成金について詳しく知りたいという方は「外壁塗装に助成金や補助金を使う条件は?」も役立ててください。
5、見積を比較して外壁塗装費用を安くする
各塗装会社さんの見積を比較することにより、「高い工事金額~安い工事金額」がひとめで把握することができます。
編集者は、約328万円も安くで契約することができました。
一番最初に見積を依頼したハウスメーカーが高すぎたというのもありますが、ここまで減額できるとは思いませんでした。
見積を比較するメリットは、価格が安い業者さんを知ることができる以外にも業者さんの特徴なども把握することができます。
また、あなたのお家の外壁塗装工事の相場も把握できます。
この相場を確認することは悪徳業者対策にもなります。
このようなメリットもあり
なるべく安い金額で外壁塗装工事をしたい方は、複数の業者さんから見積書を受け取り比較することをおすすめします。
これから、外壁(屋根)塗装やカバー工法を計画しており「費用を安くしたい」「信頼できる塗装会社に工事を依頼したい」という方は、編集者の過去の体験からまとめた「最高工事価格より約328万円も安くで契約した体験談」を参考にしてください。
まとめ
外壁塗装工事の費用を抑える方法って「見積を比較する」だけかと思っていました。
見積の比較は、コスト対策で最も知られている方法ですが
上記のような減額案は、あまり知られていません。
ただ、調べてすぐに答えが得られるような簡単なことではないので、一気に調べようとせず前もって見積を依頼するなど調べておいたほうが後々、スムーズに進められます。
経験値や提案力は塗装会社によって大きく違ってきます。
編集者は、複数の塗装会社に相談することで費用だけでなく、施工不良で悩まなくて済みました。(体験談としてまとめていますので「【実録】塗装会社10社に見積依頼。評判の悪い会社はいなかったけど」も合わせて参考にしてください。)