近々、外壁塗装を考えているけど、ウチにくる塗装屋さんは
- 怖い人かも
- 頭おかしくて問題を起こしたりするかも
- ヤンキー風で言葉遣いがキツイかも
このようなガラの悪い職人さんがウチの外壁塗装工事に来たらどうしよう・・。
お客様側からすると、どのような人が工事に来るのか不安を覚える人は多いようです。
初めての外壁塗装であればなおさらですよね。
実際のところ、どうなんでしょう。
このページでは、外壁塗装を済ませた私が塗装屋さんの実態について詳しく掘り下げています。
- 客側から見て塗装屋はどうだった?
- 塗装屋が怖い・頭おかしいと思われる理由
- 全て安心して任せられる良心的な塗装屋さんを選ぶ秘訣
についても詳しく解説していますので、塗装屋さんに対し少しでも不安を覚えている方はぜひ最後までご覧ください。
客側から見て塗装屋さんは怖い?頭おかしい?
外壁塗装をしている塗装屋(ペンキ屋)は、頭おかしいとか怖いと思ったことはありませんでした。
塗装屋さん自身、お客様側からどう見られるか気にしてる人が多く
- 怖い
- 接しにくい
といったイメージをお客様に少しでも与えなないよう心掛けていたからです。
例えば
- 作業前、作業中は必ずあいさつしてくれる
- 質問をしても「は?」「何て?」といった頭おかしいヤンキーのような対応は一度もなく、主婦の方でも安心して話せるくらい、言葉遣いや態度は丁寧
- 現場では吸わないというルールがあるようで、くわえたばこで作業しているところは一度も見たことがなかったです
- 朝・夕方の作業報告は分かりやすく丁寧でした
塗装屋さんのホームページでも「主婦の方が安心できるように」といったことが書かれているので、怖がられない対策をちゃんと心掛けているように思います。
「塗装屋は頭おかしい」「怖い」という誤解が生じる理由
上記でもお伝えしていますように、私が直接、話した塗装屋さんは、責任感が強くまじめでした。
なぜ、「塗装屋(ペンキ屋)は頭おかしい?」「怖い」という誤解が生じるのか。
についての理由を以下にまとめました。
- シンナーなどの化学物質を常に浴びているから
- 一部の悪質な塗装屋がいることによる風評被害
- 職人=怖い、という先入観があるから
シンナーなどの化学物質を常に浴びているから
塗装屋(ペンキ屋)が「頭おかしい」「怖い」と思われる原因の一つにシンナーという化学物質があります。
外壁塗装で使われる塗料には、シンナーという化学物質が含まれています。
吸い過ぎると精神状態に影響を及ぼすものではありますが、密閉した室内であればフラフラになるといった事を聞いたことがあります。
しかし、外でそのような状態になるという事は聞いたことがありませんし、防護装置を付けているので、精神状態に影響を及ぼすとは考えにくいです。
最近では、水性塗料が一般的です。
水性塗料は、シンナー臭がほとんどしないことから、多くのお家で使われています。
私の家の外壁も水性塗料で外壁を塗りましたが、シンナー臭は全くしませんでした。
ただ、鉄部(玄関、シャッターボックス、手摺など)は油性塗料になりますのでシンナー臭がします。
とは言っても、塗る範囲は一部です。
そのため、化学物質(シンナー)によって頭おかしくなるとは考えにくいというのが正直な意見です。
一部の悪質な塗装屋がいることによる風評被害
塗装という職業に限らず、どの業種でも言えることですが悪質な業者がいます。
- ゴミの後始末をしないなど一般常識がない
- 大きい声で話しながらの作業
- 塗料の品番を間違える
- 塗装が雑で汚い
- くわえたばこで作業する
このような一部の悪質な塗装屋が外壁塗装全体のイメージを悪くしている可能性があります。
こんないい加減な塗装屋に工事を依頼しないことです。
職人=怖い、という先入観があるから
職人さんという職業は怖いという先入観を持たれがちです。
その理由は
- 低学歴
- ヤンキー
- ガラ(態度や言動)が悪い
といったことからです。
中には当てはまっている職人さんはいると思います。
しかし、職人さん一人一人の言動が会社の印象に結び付くので、会社の社長さんがきちんと教育しています。
塗装屋の社長さんがしっかりしている場合、職人はまじめな人が多いです。
塗装屋さんを選ぶ際に気を付けるべき5つのポイント
塗装屋さんの多くが誠実なんですが、ごく一部、そうでない塗装屋さんがいるのも事実です。
そのような塗装屋さんに外壁塗装を依頼してしまうと後々、多くのトラブルを抱えることになります。
そうならないためにも以下の5つのポイントは要チェックです。
- ガラ(態度や言動)が悪い塗装屋さんは避ける
- ホームページがある塗装屋さんを選ぶ
- 資格を取得している塗装屋さんを選ぶ
- 現地調査後の調査報告書が丁寧な塗装屋さんを選ぶ
- 複数の塗装屋さんで相見積もりを取る
ガラが悪い塗装屋さんは避ける
ガラが悪い(態度や言動が悪い)会社は避けましょう。
仕事自体、いい加減にすませる可能性が高いからです。
特に、質問した時に態度や言葉に現れやすいです。
- 面倒そう答える
- 機嫌悪そうに答える
- 言葉遣いが荒い
- こちらの意見を聞こうともせず契約を急かす
このような塗装屋に外壁塗装を頼んでしまうと疲れるだけなく、最悪、近隣に迷惑をかけることもあるので要注意です。
いくら、見積金額が安くても、態度や言葉遣いが悪い塗装屋は、相手にしないほうが得策です。
ホームページがある塗装屋さんを選ぶ
必要最低限、あってほしいのがホームページです。
塗装屋さんがどのような会社なのか、ホームページを見ることで理解できるからです。
例えば
- 過去の施工実績の紹介
- 会社概要(代表取締役・住所)
- 会社の規模(従業員数、資本金)
- 従業員の特徴
- 資格の有無
を把握することができます。
特に過去の実績の確認はとても重要です。
多ければ多いほど信頼できる塗装屋と判断できます。
資格を取得している塗装屋さんを選ぶ
車の免許と一緒で、資格は外壁塗装する上で、絶対に必要なものです。
塗装屋さんの資格には
- 一級技能技師
- 二級技能技師
があり、塗装技術を認定する国家資格です。
塗装会社を選ぶ時には、「一級技能技師」「二級技能技師」の他にも「 一級建築施工管理技士」や「外壁診断士」「足場組立作業責任者」といった資格を保有していると尚良しです。
現地調査後の調査報告書が丁寧な塗装屋さんを選ぶ
調査報告書の出来・不出来は、塗装屋さんの質に大きく関係してきます。
いい加減な塗装屋は、調査報告書の内容が全くありません。
優秀な会社は、調査報告書が写真付きで丁寧にまとめられています。
一方、そうでない会社はというと内容が全くありません。
現況の写真と見積書のみで調査報告書の内容は、かなり雑です。
調査報告書を雑にまとめている会社は、いい加減である可能性が大なので要注意です。
実は、私の家の外壁には、特殊な劣化が進行していて優秀な塗装会社が現地調査で見抜いてくれました。
ちなみに、特殊な劣化を見抜いたのは、10社中4社で6社は見抜くことができなかったのです。
もし、間違った塗料を使っていたら4~4年後、施工不良で悩むところでした。
現地調査後の調査報告書には、塗装屋さんの質が出ます。このことについては「施工不良で悩みたくない!外壁塗装前の現地調査の時に見ておきたいたった1つの事とは」で詳しくまとめています。
複数の塗装屋さんで相見積もりを取る
相見積は、塗装屋さんを客観的に理解するために欠かせないものです。
1社だけの見積書だけでは、良し悪しの判断ができませんが、3~4社の見積書を比べることで事で良し悪しがハッキリしていきます。
相見積する時は
- 見積書
- 調査報告書
- 打合せ時の塗装屋さんの態度
も比較するとまともな塗装屋さんを選びやすく、失敗するリスクを減らすことができます。
まとめ:外壁塗装の塗装屋さんは怖い?頭おかしい?
塗装屋さんは、技術面にとことんこだわりがある良い会社(職人さん)が多いです。
ただ、少ないですが中には残念に思う職人が存在するのも事実です。
そして、そういう職人さんがいる会社は、決まって残念な会社です。
トラブルを起こす頭がおかしい塗装屋にだけは、工事を頼みたくないものです。
悪質な塗装屋を回避する方法については「外壁塗装に潜む悪質な業者の手口と対処法」でも詳しくまとめていますので参考にしてください。
悪質業者対策については、前もって調べることができれば良いのですが、そういう便利なリストは出てこないんですよね。
ただ、全くないとは言えません。「外壁塗装【悪質業者の一覧リスト】を見つける方法」では、このことについて詳しく記載しています。
しっかりと調べた上で外壁塗装業者を選ぶと、失敗を防ぐことができますので、今後の塗装計画に役立てていただければ幸いです。