【実録】塗装会社10社に見積依頼。評判の悪い会社はいなかったけど

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塗装会社ってプロだから、どこに頼んでもきちんと工事してくれるのでは?

塗装会社によって出来不出来が大きく変わってきます。

と言いますのも、編集者の家の外壁には欠点があり、その欠点を見抜き、予算内で完璧な対策方法を提案してくれたのは10社中1社のみでした

他の会社は悪い会社ではなかったのですが、2~3年後には施工不良で悩む事になっていたかもと思うとゾっとします

このページでは、編集者が体験した外壁塗装計画の中で一番、伝えたい事を詳しくまとめています。

約30年、建築設計者の立場で外壁塗装を見てきた編集者が、我が家の外壁塗装で体験したゾっとした事について詳しくまとめています。

外壁塗装を計画している方にとって非常に重要な内容になっていますので、ぜひ参考にしてくださいね。

評判が悪いわけではないけど塗装会社によってレベルは大きく違う

  • 現地調査で外壁の欠点を見抜く経験値
  • その欠点を対策するための知識と経験値
  • 提案力(予算の中でコスパが良い方法)
  • お客様に対する接し方(質の高い工事を提供するプロ意識)

これらは、塗装会社によって大きく違ってきます。

外壁塗膜(弾性塗料)が熱膨れのため10社に見積依頼

編集者の家の外壁には、熱膨れという欠点がありました。

私自身、外壁の状態を見てきましたが、微妙な膨らみなので見落としてました。

塗装会社による現地調査後に分かった事なのですが、外壁に潜む欠点を見抜けなかったのは、私だけでなかったんです

以下の表は、各塗装会社を評価したものです。

  • 熱膨れを見抜く
  • 対策
    (熱膨れに対する対策案)
  • 工事費が予算内

の3つを評価基準にしています。

熱膨れを見抜く 対策 工事費が予算内
1社目 ×
2社目 × ×
3社目 ×
4社目 × × ×
■ 熱膨れに対して他の会社の意見を聞くため、新に4社に見積依頼
5社目
6社目 ×(※1) ×
7社目 ×(※1) ×
8社目
■ 新に2社に見積依頼
9社目 ×(※1) × ×
10社目 ×

現地調査の段階で外壁の欠点を見抜いたのは、10社中4社のみ

(※1)
熱膨れを見抜けなかった塗装会社に、こちらから
「熱膨れがあるようですが、この上から塗装してもだいじょうぶですか?」
と質問。
  1. 現状の外壁の欠点を見抜ける経験値と注意
  2. それに対す対策を考える知識と経験
    ・ 下塗りで対策
    ・ 遮熱塗料で対策
    ・ 10年保証の中に熱膨れの劣化も含む
  3. 工事費が予算内

3つの条件、全て「◎」なのは、5社目のみ

塗装会社はプロなんですが、

  • 現地調査で外壁の欠点を見抜く経験値
  • その欠点を対策するための知識と経験値
  • 提案力(予算の中でコスパが高い方法)
  • お客様に対する接し方(質の高い工事を提供するプロ意識)

これらは、塗装会社によって大きく異なります。

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だから複数の塗装会社の意見を聞く必要があるのか~。

ケンチクン

そうだね(^^)

現地調査後、調査報告書っていうのを塗装会社がまとめてくれます。

この調査報告書に、外壁の欠点であったり対策をまとめてくれたりするから要チェック!

トソオクン

分かりやすい!

調査報告書の良し悪しからも、塗装会社を判別できるね!

  • 調査報告書
  • 打合せ内容や態度、対応力
  • 見積金額

この3つを評価基準にして比較することで塗装会社の良し悪しを判別しやすくなりますよ。

外壁塗装を経験して一番に伝えたい事

外壁塗装を経験して一番に伝えたいことは、複数の塗装会社の意見を聞くことです。

どんなに優れた良い塗料を塗っても、現状の外壁に欠点がある場合、何も対策せずに上から塗装すると3~5年後には、剥がれやひび割れなど施工不良が出てくることになります。

施工不良が出ることによって

  • 無駄な労力
  • 何十万円とかかる無駄な出費

に悩まされることになります。

複数の塗装会社の意見を聞く事で、失敗を防ぐことができます。

複数の塗装会社の意見を聞くことで整合性を図ることができる

体験談

一番最初に現地調査にこられた塗装会社から「熱膨れの劣化症状が出てます」と言われました。

私は、本当かどうかを確かめるため

他の塗装会社に
「熱膨れの症状が出てますか?」

と聞くと、他の塗装会社も「熱膨れが出てます」という返事が返ってきました。

このようにA社が言ったことが本当か確かめたい時は、B社・C社に同じ質問することで整合性を図ることができます

一つの目安として

外壁塗装で使われる塗料は、数百種類もあり、その中から自宅にあった塗料を選ぶのは、とても大変・・。

外壁の素材
外壁塗膜の劣化状態
劣化を対策できる塗料

など総合的な判断が必要です。

ヌリカエを使えば、17の選択式の質問に答えることで、外壁の劣化具合(診断結果)や予算に合った塗料の目安を知ることができます。

あくまで見積サービスとなっていいますので、現状の外壁の劣化状態や、外壁塗装の相場、塗料の比較として使ってみると良いですよ。

公式ページはコチラ⇒

まとめ

建築に携わっている人でも見落とす外壁の欠点

編集者自身、建築の設計をしており塗装会社さんともやり取りすることが多々あります。

そのため、知識はあります。

ただ、「知っている」だけであって目で見て判断できる経験値は、ほとんどありません。

なので、外壁に欠点があっても見落としてました。

現地調査に来られた、営業の人や現場管理職の人も見落としてました

外壁の欠点を見抜いた人は、社長兼職人さんです

  • 目で見て判断できる経験値
  • 状況に応じて対策できる知識と経験値

この2つを兼ね備えた人に現地調査に来てほしいものですが、必ずしもそうとは限りません

なので、「現地調査に来られた方がどういう人か」名刺の肩書は見ておいたほうが良いです。

このことについては、「施工不良で悩みたくない!外壁塗装前の現地調査の時に見ておきたいたった1つの事とは」で詳しくまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてください。