- 自慢できる
- 自分で納得できる
- 後々、グレーにして良かったと言える
そのようなおしゃれなグレーのお家にしたいけど。
外壁の色を考えると悩んでしまいますよね。
明るめのライトグレーにするのか、黒色に近いダークグレーにするのかで雰囲気は大きく違ってきますし。
後々、こっちの色にしておけばよかったとならないかな・・
このページでは、「やっぱりグレーにして良かった」と自分で納得できるお家にするため、グレーを活かした配色のポイントを参考事例と共に具体的にしていきます。
あなたの完成イメージに合ったグレーの外壁を知ることができるでしょう。
グレーの外壁をおしゃれに見せるテクニック
グレー系の外壁は、シンプル・モダンに仕上がり落ち着いた印象を与えます。
一方で、無機質でシンプル過ぎるが故に、「寂しい」「物足りない」仕上がりになってしまうことがあります。
そんな無機質でシンプルなグレーを、いかにおしゃれにしていくか。
これから、参考事例と共に具体的にしていきますね。
その前に、暖色系(膨張色)と寒色系(収縮色)はご存知ですか?
グレーを最大限に活かすためにも、知って得するテクニックです。
- 暖色系(膨張色)とは、ライトグレーや白色など明るく淡い色で、お家を大きく見せる特徴があります。
- 寒色系(収縮色)とは、ダークグレーや黒色、ブラウンなどで、お家を小さく見せる特徴があります。
- グレーと暖色系を組み合わせると、モダンな印象になりやすいです。
- ダークグレーと寒色系を組み合わせると、クラシックモダンな印象になりやすいです。
言葉だけでは分かりにくいので、参考事例を見ていきましょう♪
おしゃれモダンなグレーの外壁のお家
白色を境界にグレー・ネイビー・ブラウンを合わせた和風モダンなお家
白色を境界に対角線上にネイビーとグレー。
そしてブラウンを配色。
和風モダンをコンセプトに色の組み合わせとバランスが絶妙です。
ブラウンのタイルが映えるグレーをベースにした外壁
https://kaza-design.com/works/ougonhinoie/
和風モダンな印象が強いグレーをベースにしたお家。
この先、何年住んでも飽きることはないでしょう。
ライトグレーと白色のモダンな外観
グレー(収縮色)は、白色(膨張色)と組み合わせた場合、モダンな上に爽やかな印象が強くなります。
ガラス・黒色のサッシを合わせてモダンな印象がさらにパワーアップ。
グレーと近似色のタイルで仕上げた外観
無機質なグレーの外壁(収縮色)に、ブラウンの木の素材(収縮色)を合わせることで暗い印象を一気に柔らかくしてくれます。
クラシックモダンのお手本ですね。
濃いグレーとブラウンを合わせた和風モダンなお家
濃いグレーだけですと思い雰囲気になりますが、ブラウン色の木の素材感がお家全体を柔らかくしてくれます。
ブルーグレーとブラウン色の外観
https://www.cube-design.co.jp/residence/soratohikarigakakouie/
白色の外壁にはブルーグレー色のタイルが映える
ブルーグレー(収縮色)に白色(膨張色)を組み合わせるとコンストラクトがハッキリしグレーのタイルが協調されます。
グレージュの外壁にブラウンの玄関が映える家
無機質なグレー系には、有彩色のブラウン色や緑色が映えます。
濃いグリーングレーの外観
和風モダンな印象が強いグリーングレー。
グリーングレーのお家だけだと重い印象になりますが、木を植えることで全体の雰囲気が和らぎます。
青色の玄関ドアが映えるライトグレーの外観
落ち着いたライトグレー(膨張色)にサッシや玄関庇、アンティークな玄関ドアを収縮色にすることで、クラシックでおしゃれなカフェのような外観に仕上がります。
グレーのコンクリート打ち放しのお家
コンクリート打ち放しのお家は、モダンな印象が強いです。
サッシの色でイメージが大きく変わり、黒色・ネイビー色がおすすめです。
グレーと黒色のツートンカラー
ライトグレー(膨張色)と黒色(収縮色)を合わせることで、コントラストがハッキリしてモダンな印象が強くなります。
グレーと白色にブラウンを組み合わせた外観
白色(膨張色)と合わせたグレー(収縮色)は、爽やかな印象が強くなります。
その上玄関にブラウン色を組み合わせることで、モダンな印象が強くなります。
ライトグレーと白色を組み合わせたモダンなお家
膨張色のライトグレーと白色は、ナチュラルテイスト。
角ばった家の形がモダンを引き出し、爽やかな仕上がりになっています。
ライトグレーと白色を組み合わせたお家
グレー一色の外壁に軒裏ブラウンを合わせたお家
【失敗対策】グレーの外壁にする前に要チェック
イメージしてた色と違う
外壁塗装が終わり、足場が撤去された後にお家全体の外観が現れます。
この時、思っていたイメージとは、違ったという意見をよく見聞きします。
イメージ違いが起きる原因
見本で見た色をもとに完成イメージを頭の中で描きます。
その完成イメージと、完成後の外観とでイメージ違いになるのは、面積効果によるものです。
面積効果とは、広い面に塗るほど「より明るく見える」という効果です。
同じ鮮やかなライトグレー色でも、広い面に塗るほど「より鮮やかなに見える」という効果です。
同じグレー色でもA4サイズの色サンプルよりも、A3サイズの色サンプルのほうが明るく見えます。
特に白色に近いライトグレーは、広い面積ほど薄く見えてしまいます。
口コミで、思っていたよりも薄かったという意見が圧倒的に多いのは、このような理由があるからです。
対策
ライトグレー(明るいグレー)を選ぶ時には、A3サイズの色見本
- 候補のライトグレー
- 候補より一つ濃いグレー
- 候補より2つ濃いグレー
の3つのを塗装会社さんに依頼して、外壁に立てかけて確認すると面積効果によるギャップを減らすことができます。
汚れが目立ってしまう
グレーは、汚れが目立ちにくい色ではありますが、黒に近いもしくは白色に近いグレーの場合は、汚れが目立つことがあります。
汚れ:砂ぼこり、排気ガス、雨シミ
編集者の家は、ブルーグレーですが、約25年経っても汚れはほとんど目立ちませんでした。
(編集者の家は、既に外壁塗装を終えています。)
詳しくは
でお伝えしています。
塗装した後、経年劣化によって色褪せや汚れは避けられない問題。
ただ、対策がないわけではありません。
- 色褪せについては「色褪せない外壁の色は?【知らないと損する5つの事】塗装前に要確認」
- 汚れ対策については「汚れが目立たない外壁の色は?【塗装前に必見の5つの事】」
対策
低汚染性塗料
親水性が高い塗料のことを低汚染性塗料と言います。
親水性って?
外壁に付着する汚れは、排気ガスなど親油性の汚れ。
水と油はなじみにくく、親水性塗料には、油分をはじく性能があるんです。
そのため、雨水などによって汚れが浮きだって流されてしまう仕組み。
すごいですね!
低汚染性塗料については、「低汚染塗料は汚れを洗い流す?一般的な塗料と比較」で詳しくまとめています。
中間色のグレー
汚れは、中間色のグレーに近いと言われています。
そのため、グレーといえど、黒に近かったり、白に近かったりすると目立ってしまいます。
ツヤありを選ぶ
ツヤありは、表面がツルっとしているので汚れが付着しにくく、滑るように雨水と一緒に流されていきます。
個人的な意見には」、なりますがツヤありにする場合には7分ツヤ以下(5分ツヤ・3分ツヤ)がおすすめです。
特に濃いグレーの場合には、ツヤがありすぎると、安っぽく見えることがあります。