兵庫県神戸市にある自宅の外壁塗装・屋根のカバー工法のためヌリカエさんを活用。
ヌリカエから紹介を受けた工事会社は4社。
この会社が現地調査に来る4社目の会社です。
一旦、見積依頼はおやすみ。
(約1か月後に別の塗装会社に見積依頼を再開します。)
このページでは
- 現地調査の内容
- 現地調査後
について詳しく解説しています。
外壁塗装と屋根カバー工法前の現地調査
現地調査には営業の方が来られました。
ウチには、愛犬がいるのですが、めちゃくちゃあやし方が上手。
なかなか本題の現地調査に進められないくらい、なついてました。
ドローンを使っての現地調査。
屋根の確認は、ドローンを活用する会社が増えているように思います。
でも維持費がかかるようで、年間60万円も。
しかも、ドローンを飛ばす時は、ドローンを飛ばしますよっていう申請が必要とのこと。
屋根の状況をお客さん自身も見れるのが、ドローンの良い所ではありますが、維持する立場からすると大変なようです。
写真だけ取らせてもらいますと言って、外壁や屋根の写真を撮っていました。
その間、私は家の中で待機。
図面の確認を済ませた後、予算を聞かれました。
自社の職人を入れますが、すこし予算オーバーするとのことです。
今回も塗料や屋根の素材に関する提案はありませんでした。
見積書ができましたら、改めてご連絡しますとのことで帰っていきました。
これまでに4社来られたのですが、共通して言えることは、しつこい営業トークがなくあっさりしています。
こちらとしては、そのほうが助かります。
現地調査後の調査報告書がない
多くの塗装会社は、現地調査をした後の報告書をまとめてくれます。
診断書とか調査報告書といった表紙でファイルにして劣化症状などをまとめてくれています。
以下の写真は、別の塗装会社がまとめてくれた調査報告書です。
このように色褪せであったりクラック(ひび割れ)などを写真と共に説明してくれています。
また、別ページでは、対策としてどのような塗料を使えばよいかについてまとめてくれていたりします。
このような書類がなく、見積書を見せられました。
営業マンは会話が上手だけど外壁塗装の知識がない
営業マンは、外壁塗装の知識があまりないというのが、正直な意見です。
外壁塗装の現地調査は一般的に以下のようなことを調べます。
外壁の面積
外壁の面積を測り、塗料がどのくらい必要かを計算し割り出します。
測定器やスケール(メジャー)を用いて外壁面積を測ります。
図面がある場合は、その図面を物差しで測ったりします。
足場の設置位置
外壁塗装には足場が必須です。
敷地の状況によっては、足場の設置が難しい場合があります。
その時はどのように足場を設置するか、現場を見ながら調べます。
資材などの仮置きする場所
塗料や仮設トイレの設置場所は確保できるかを調べる。
多くの場合、駐車場に設けることが多いです。
そのため、駐車場にある車を移動してほしいといったことを塗装会社から言われたりします。
最も重要な外壁の劣化症状
外壁には、いくつかの劣化症状があります。
- ひび割れ(クラック)
- 塗膜の剥がれ
- 色褪せ
- チョーキング
- 塗膜の膨れ
これらを現地調査で見ていくのですが、外壁の劣化具合によっては、使うべき塗料が決まってくることがあります。
私の家がまさにそうでした。
熱膨れといって特殊な劣化症状が出ていたので、使うべき塗料がはっきりしてました。
もし、その塗料を使わなかった場合、劣化症状で悩んでいた可能性があります。
この塗装会社(営業マン)に外壁にある熱膨れについて聞いても知りませんでした。
現地調査は、劣化症状などを細かく調査するためのものです。
なのに、現場の知識がない人が現地調査をするというのはどうかと思いました。
見積金額は予算内で塗装会社として悪くないけど
塗装会社から出された見積書を見ると予算内でした。
塗料はラジカル塗料のアレスダイナミックと屋根カバー工法で約200万円(詳しくは「アレスダイナミックトップの見積価格」でまとめています)。
また、ホームページを確認したところ実績もあって悪い会社ではありませんでした。
塗装会社としては悪くはないのですが、やはり現地調査で熱膨れを見抜けなかったのは、評価できません。
今回10社に見積依頼をしましたが、塗装会社として悪くはありませんでした。(詳細は「【実録】塗装会社10社に見積依頼。評判の悪い会社はいなかったけど」で解説しています。)
まとめ
塗装会社としては悪くはありません。
ただ、現地調査で劣化症状を見抜けなかったのは、評価できず最終的にお断りしました。
ただ、見積もり金額は良心的な値段でした。
他にもアレスダイナミックを提案した会社がありましたが、外壁塗装では約50万円ほどの差額があったのにはびっくりです。
塗料は同じなのにどうして価格が違うのかについては「外壁塗装の値段に違いが生じる6つの理由【塗料は同じなのになぜ?】」で詳細を解説していますので興味のある方は参考にしてください。