無機塗料でありながら価格が安い。
このことから、セミフロンスーパーマイルド2を勧められたけど、一体どんな塗料?
初めて知る塗料の名称。
塗装業者さんのことを疑うわけではないけど、他の人は、セミフロンスーパーマイルド2のことをどう思ってるのか?
やっぱり気になってしまいますよね。
ここでは、セミフロンスーパーマイルド2の特徴や信頼性・価格などについて詳しくお伝えしています。
外壁塗料として使っても大丈夫かな?
と悩んでいる方は、その悩みを解消することができますよ!
KFケミカル-セミフロンスーパーマイルド2の特徴
- 光沢耐候年数
- 耐白亜化性
- 超低汚染性(汚れにくい)
- 2コートプロセス(工期短縮)
耐候性に最も優れる無機成分「オルガノポリシロキサン」と4フッ化フッ素融合のハイグレード塗料「セミフロンスーパーマイルド2」は、KFケミカルが製造・販売しています。
KFケミカルは、日本ペイントや、エスケー化研など大手と呼ばれる塗料メーカーと販売する仕組みが異なるため、知名度などでは一歩、劣っていますが、フッ素塗料や無機塗料のパイオニア的存在です。
塗装工事会社さんの目から見ても、とても優れておりおすすめの塗料。
過酷な条件で塗膜の劣化を検証
その理由の一つに、過酷な気候条件での検証が挙げられます。
KFケミカル株式会社では、塗膜劣化の検証を宮古島で行っていることでも知られている塗料のメーカー。
どうして、塗膜劣化の検証を宮古島?
理由は、過酷な気候条件のためで、短期間で劣化状況を把握できる。
宮古島は本州に比べ、3倍以上塗膜の劣化があると言われています。
■宮古島9年暴露における耐候性減数
本州では3倍長持ちすることを当てはめると、27年経過しても光沢保持率が50%付近にいることになります。
この検査から、外壁塗装のメンテナンス頻度を大幅に減らせることが伺えます。
カタログでは、20~25年と書かれていますが、塗装業者さんの見解では、20年くらいが妥当としています。
宮古島と聞くと「沖縄を代表する景勝地」がすぐに出てくるけど
年間平均気温は23.6℃、湿度80%の亜熱帯海岸性気候。
台風の影響も凄まじく、日本の最大瞬間風速の上位が、この宮古島で観測されているんですね。
KFケミカル-セミフロンスーパーマイルドⅡを塗装して10年後の状況を動画で確認
無機塗料(セミフロンスーパーマイルドⅡ)で塗装して10年後の動画
クリアで外壁を塗装しており、とても10年が経過した家とは思えないほどツヤがキレイです。
KFケミカル-セミフロンスーパーマイルド2は、このような方におすすめ
- 塗り替えのサイクルを長くしてライフサイクルコストを抑えたい
- 塗装後、光沢が長持ちして汚れが付きにくい外壁にしたい
- 屋根や外壁に傷がつきにくくしたい
- 火災に強く、人体への害が少ない環境配慮型の塗料を選びたい
このような方におすすめです。
中でも、最高級塗料でありながら、施工費用を抑えられるのは、他の塗料にはないメリットです。
KFケミカル-セミフロンスーパーマイルド2の耐用年数と見積価格
セミフロンスーパーマイルド2の耐用年数は、約20年。
これまでは、10年に1回のペースで外壁塗装しないといけなかったのが、20年に1回で済ませることができるんですね。
セミフロンスーパーマイルド2の見積価格
・下塗り(壁素材:サイディングボード) ・上塗り |
㎡単価 2,700~3,300円 |
通常、下塗り・上塗りの2回で済みますが、下地の劣化が酷い場合は下塗りを2回することになります。
そのため、㎡単価も開きがあります。
壁面積が150㎡の場合 | 450,000円 |
プレミアムシリコンの場合
㎡単価は、3,000~3,300円なので、それほど変わらないですね。
詳しくは↓
モルタルなど外壁がひび割れしやすい素材の場合、ひび割れに追従するため「弾性」タイプの下塗り材が求められ、若干費用が高くなります。
上記の価格には
・足場、高圧洗浄、下地調整、外壁補修、養生などの費用は含まれていません。
ヌリカエを使うことで
プレミアム無機の価格、塗装実績
工事後の保証
などを比較ができ、知ってる業者さんを含め、1番コスパの良い業者さんを明確にすることができますよ。
KFケミカル-セミフロンスーパーマイルド2の評判
- 長く紫外線を浴びていても劣化や色褪せがなく、きれいな状態を保っているから満足しています。
- フッ素塗料とセミフロンスーパーマイルド2で迷いましたが、きれいな状態が長く続いているのでこの塗料にして良かったと思っています。
- 人体に影響があるような化学物質を含んでいないので安心して生活できます。
KFケミカル-セミフロンスーパーマイルド2のメリット・デメリット
セミフロンスーパーマイルド2のメリット
耐用年数
耐用年数の目安は約20年。
シリコン塗料などに比べると、外壁塗装の頻度を少なくできる。
色あせしにくい塗膜
ラジカル制御性を備えいるため色褪せしにくい。
低汚染性
親水性塗膜なので、空気中の塵や埃、排気ガスなどによる雨筋汚れが少なく、長期間美観を保てる。
2コートプロセスで工期短縮
通常では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りですが
セミフロンスーパーマイルド2では、2回塗りで済ませられる。
それに伴って、コストを大きく落とすことができます。
セミフロンスーパーマイルド2のデメリット
下地の状態によって工期や金額が変わってくる
外壁の下地が悪いと下塗りを2回塗る必要があります。
一般的に無機塗料の場合、工事金額が高いことがデメリットの一つではありますが、2回で済ませられるなら、このデメリットは、なくなります。
塗装が難しい
耐久性のある塗料は、業者さんによって機能性が左右される。
下地の劣化具合など総合的な判断が求められる。
これらのことから、セミフロンスーパーマイルド2での施工実績が豊富な業者さんを探す必要があります。
まとめ
プレミアム無機は、価格が高い上に、職人の腕が問われる塗料です。
そのため、見積書を依頼する塗装業者さんには、価格だけでなく
・施工保証
・過去の実績
も確認しておくことが大切です。
迷った時は、ヌリカエを活用することで、総合的に比較・判断することができますよ。