エスケーの水性セラミシリコン塗料の耐用年数や特徴探訪

安価である割りに耐久性が良いため外壁の塗料選びで検討する方は多い塗料です。

特徴は
・コスパが良い
・長持ちする
・汚れに強い

エスケー水性セラミシリコン塗料の特徴

販売元	エスケー化研
一般名称	超耐久低汚染型一液水性 セラミックシリコン樹脂塗料
ホルムアルデヒド放散等級	Ｆ☆☆☆☆
主要構成成分	セラミックシリコン樹脂
艶の種類	艶有り、半艶、３分艶、艶消し
期待耐用年数	12～15年
設計価格※	1,900円/m2 （複層塗材の上塗りに用いる場合）
塗れる外壁材	・モルタル壁 ・各種サイディングボード ・コンクリート ・ALCパネル

※　設計価格は、300m2以上を基準とする材工共の価格であり、下地調整費は含んでおりません。また、地域により多少異なります。

水性セラミシリコンは、1998年7月にエスケー化研から販売されているシリコン塗料です。

シリコン塗料の中でも価格は安く、大手ハウスメーカーでも通常採用しています。

セラミックとは、陶磁器や窯業製品を指しています。
塗料では、砂や石などの無機物が含まれたものにつけられます。

シリコンなどの樹脂がベースとなり、そこにセラミックを加えることで機能性を高めることができます。

水性は、臭いが少ないので小さいお子さんがいらっしゃるご家庭におすすめです。

シリコン樹脂は、水になじむ親水性という性質をもっているので、塗膜に汚れが付きにくいという特徴もあります。

セラミックを混ぜて樹脂と複合化することで、さまざまな機能を高めることができます。

雨の力で汚れをはじく塗料とも言われているセラミシリコン

セラミシリコンを含むシリコン塗料には、「親水性」があります。

親水性とは、水になじみやすい性質のことで、雨水によって汚れが塗膜表面から浮き上がり、洗い流す効果も期待できるんですよ！

炭素はカビや藻のエサとなります。

セラミシリコンの主成分の一つであるセラミック物質は、炭素を含まない無機系なので、カビや藻の繁殖も抑えてくれます！

エスケー水性セラミシリコンの耐用年数と価格

耐用年数は12～15年。
費用は1900円/㎡～

シリコン塗料の相場は、1800円/㎡～3000円/㎡ と言われていることから
水性セラミシリコンは、シリコン塗料の中で、最も安く工事できる塗料というのがご理解いただけるかと思います。

この安さで耐用年数が10年以上。
コスパが良い塗料を探している方には、候補としてあがるのではないでしょうか。

エスケー水性セラミシリコン塗料の施工状況

水性セラミシリコンの塗装状況を動画で確認することができます。

この塗料を検討されている方は、参考にしてください。

水性セラミシリコンのメリット・デメリット

シリコン塗料は、硬く剥がれにくい反面、追従性がないためひび割れと一緒に塗膜が割れてしまうことがあります。

この懸念点を、水性セラミシリコンは改良し弾性系（水性弾性セラミシリコン）を使用することで優れた追従性を示して雨水を防ぎます。

多くの方が心配されている「水性」
塗装業者さんも「あえてデメリットを言うならば」と一言加えた上で「水性」を指摘します。

後は、現状のお家の状態によって耐久性を持たせられるかによります。

エスケー水性セラミシリコンよりも使われている塗料

近年では塗料の開発により、値段は安いけど耐用年数が長いという優れた製品が販売されています。

その中の一つがエスケー化研のエスケープレミアムシリコン。

劣化因子であるラジカルを制御し、劣化を防いでくれる特徴があります。

これまでは、水性セラミシリコンが主流でしたが、ここ最近はエスケープレミアムシリコンのほうが人気で塗装会社さんも、プレミアムシリコンのほうを勧めています。

水性セラミシリコンが良くないというわけではありませんが、もし、少しでも良い塗料をとお考えでしたらプレミアムシリコンも候補の一つとしてご検討してみることをおすすめします。

プレミアムシリコンについては「エスケー化研プレミアムシリコンの評判や耐久性は？デメリットが心配」で詳しくまとめていますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。