ディプロマットで屋根をカバー工法。㎡単価・見積価格を大公開
ダンゴ-2

ディプロマットって?

初めて目にしたけど、どんな屋根材なの?

他の人の見積金額はどのくらい?

編集者の家では外装リフォーム
・屋根カバー工法
・外壁塗装
を済ませました。

ガルテクトなどガルバリウム鋼板の屋根素材と悩んだ末、ジンカリウム鋼板(自然石粒仕上げ)のディプロマットを選びました。

屋根のカバー工法とは?費用相場やメリット・デメリットを徹底解説

いただいた見積書の中で、ディプロマットを勧めてくださった会社がいましたので、ここで紹介しておきます。

建築設計者ではありますが、見積依頼している方と同じ目線でディプロマット2の価格などについて掘り下げています。
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ケンチクン

このページを見ることで

  • ディプロマット2の㎡単価と見積価格
  • 屋根塗装との差額や、外壁塗装との合計金額
  • 工事会社さんがディプロマット2を選んだ理由

を知ることができます!

見積価格に進める前に、カバー工法とMFシルキーG2の特徴を簡単にお伝えしておきます。

屋根のカバー工法とは?

カバー工法について簡単に説明しておきます。

屋根のカバー工法

現状の屋根の上に、新たな屋根材をかぶせる工事方法。

既存の屋根材を撤去する必要がないので、その分の工事費が安くなります。

特に屋根材にカラーベストが含まれている場合は、解体撤去費が凄く高くなるのでこの工法がおすすめです。

屋根材ディプロマットの特徴とYouTube動画

ディプロマット2は、ディートレーディング社が販売する屋根材のひとつ。

  • ジンカリウム鋼板の上、自然石粒仕上げ
  • 耐風性能・防火性能・防水性能
  • 熱が伝わりにくく、雨音が静
  • 30年保証:屋根材最多年保証
  • メーカー葺き替え予想時期が70年の高耐久
  • メンテナンスフリー

といった特徴があります。

もっと、ディプロマット2について知りたいという方は、以下の動画をご覧ください。

屋根カバー工法でディプロマットを使った場合の㎡単価

ディプロマット2の㎡単価は6000円~9000円と言われています。

なので㎡単価6,000はかなり良心的な価格よ言えます。

ディプロマットは、信頼性もあり使用実績も多い屋根材です。

新築よりも、屋根の葺き替えリフォーム・カバー工法で使われる事が多いと聞きます。

屋根カバー工法(ディプロマット)の見積価格

既存の屋根:カラーベスト
建て物の大きさ:延べ坪約34坪
(1F:17
 2F:17)

ディプロマット2
(カバー工法)
547,800円
㎡単価:6,000円
防水シート 50,215円
副資材費 164,340円
既存棟撤去 35,000円
軒包み 83,400円
ケラバ包み 3,000円
雨押さえ 9,520円
廃棄物処分費 15,000円
運搬費 20,000円
合計 928,275円

8社からカバー工法の見積書をもらい、100万円を切ったのは、この塗装会社さんです。

他の会社は、100万円~150万円。

トソオクン

このことについては「8社の屋根カバー工法の㎡単価と合計見積価格を比較」で詳しくまとめています。

カバー工法(ディプロマット2)と屋根塗装の金額を比較

屋根カバー工法
ディプロマット2
928,275円
屋根塗装
塗料:プレミアムルーフsi
273,250円
屋根塗装
塗料:ファイン4Fルーフ
430,430円

上記の屋根塗装の見積価格は
・高圧洗浄
・下地補強
・屋根塗装
(下塗り・中塗り・上塗り)
のみで、足場代は含まれていません。

塗料や、塗装会社にもよりますが、カバー工法(ディプロマット2)と塗装の差額は50万円~70万円ほど違ってきます

屋根カバー工法(ディプロマット)+外壁塗装(リファイン1000si-ir)の見積価格

編集者の家の外装リフォームでは
・屋根カバー工法
・外壁塗装
を予定しており、予算は200万円

シーゲッテル


工事費は、予算内かな~?

屋根カバー工法
ディプロマット2
928,275円
外壁塗装
リファイン1000si-ir
828,800円
合計 1,757,075円
(税抜き)

外壁塗装と屋根カバー工法を足すと、予算内。

予算内で工事できる会社を見つけることができて本当にホっとしています。

ケンチッキー


外壁塗装の見積の内訳や塗料の特徴については

リファイン1000si-irの見積価格。外壁の欠点対策に遮熱塗料

に詳しくまとめています。

私が屋根カバー工法でディプロマットを選んだ理由

上記でも記載していますように、ガルバリウム鋼板の屋根材(ガルテクト等)とどちらにしようか、とても悩みました。

私の場合、ガルテクト等ガルバリウム系の屋根材とディプロマットは、ほぼ同じ価格でした。

ディプロマットを選んだ大きな理由は

  • メンテナンスフリー
  • 30年の製品保証と70年の高耐久

の2つにあります。

屋根カバー工法にガルバリウム鋼板を用いることも多いのですが、塗膜が劣化してくると塗装しないといけません。

ディプロマットの場合はメンテナンスフリーで、製品保証が30年。

一つの基準として

我が家にマッチした屋根のリフォーム方法(屋根材)は?

これを具体的に知るのは、とても難しい・・。

  • 屋根の素材
  • 屋根の状態
  • 劣化対策に最適な方法

など総合的な判断が必要だからです。

診断を行うことで、屋根の劣化具合(診断結果)や予算に合った屋根材を知ることができます。

見積書だけでなく調査報告書もお渡ししますので、劣化具合を正確に知ることができます。

現状の屋根の劣化状態や、屋根カバー工法の費用、相場にあった屋根材を知りたい方に特に好評ですので、この機会にぜひ試してはいかがでしょうか。

ディプロマットでカバー工法した場合の金額を知る ⇒

まとめ

いかがでしょうか。

今回、紹介しましたディプロマット屋根。

工事金額は、すごく良心的な価格と思っています。

だいたい、㎡単価9,000円という工事会社が多いのですが、㎡単価7,000円を切っていました。

安ければ良いというわけではないですが、信頼性がある条件の中であれば、安いに越したことはありません。