ダンゴ-2

ジョリパットなど意匠性のある外壁に使われるインディフレッシュセラ。

㎡単価や見積価格はどのくらいなんだろう?

塗装会社がインディフレッシュセラを勧める理由も知りたい

編集者の家では外装リフォーム
・外壁塗装
・屋根塗装(カバー工法)
を考えており、見積を依頼しました。

各社それぞれ提案していただいた中で、インディフレッシュセラを勧めてくださった塗装会社がいましたので、ここで紹介しておきます。

このページを見ることで

  • インディフレッシュセラの㎡単価(見積価格)
  • 外壁+屋根の見積価格
  • 塗装会社がインディフレッシュセラを勧める3つの理由

について知ることができます。

建築設計者ではありますが、見積依頼している方と同じ目線でインディフレッシュセラの価格などについて掘り下げています。
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インディフレッシュセラの価格をお伝えする前に特徴を簡単にまとめておきます。

インディフレッシュセラの特徴

  • つや消しの美しい仕上がり
  • 微弾性塗膜なので、下地のヘヤクラックに追従
  • 親水化技術により、美しさを長持ち
  • 微弾性塗膜のため、下地のヘヤクラックに追従
  • 塗膜には透湿性があり、ふくれを抑制します

主にジョリパットやリシン吹付・スタッコ仕上げなどに使われる塗料です。

インディフレッシュセラの塗装(㎡)単価

見積書に記載されてるインディフレッシュセラの塗装(㎡)単価は、2,800円。
(下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り)。

当塗装会社さんは、会社の規模が大きく見積価格は少し高めです。

その分、信頼性が高くコンテストなどに優勝したりして知名度も高い。

インディフレッシュセラの塗装(㎡)単価

インディフレッシュセラを提案してくださったのは、信頼性が高くコンテストなどに優勝したりして知名度も高い塗装会社。

見積書に記載されてるインディフレッシュセラの塗装(㎡)単価は、2,800円。
(下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り)。

インディフレッシュセラの(㎡)単価と合計価格

自宅の大きさ
延べ坪:34坪
(1F:17坪
 2F:17坪)

仮設足場 174,250円
高圧洗浄 29,200円
養生 73,000円
外壁熱膨れ補修 25,000円

外壁塗装
下塗り
カチオンシーラー
ローラー塗り

中塗り
インディフレッシュセラ
ローラー塗り

中塗り
インディフレッシュセラ
ローラー塗り

㎡単価:2,800円
408,800円
付帯物塗装
・破風板、鼻隠し
・樋
・シャッターボックス
・玄関ドア
など
150,000円
合計価格 860,250円
(税抜き)

外壁塗装の価格は、約86万円。

㎡単価は、少し高いかなと思います。

では、外壁と屋根を合わせるといくらくらいになるのでしょう。

外壁インディフレッシュセラ+屋根ルーフピア二の見積価格

インディフレッシュセラ ㎡単価:2,800円
860,250円
ルーフピア二 ㎡単価:3,400円
239,075円
合計 1,099,325円
(税抜き)

ルーフピアニは油性にまけない強靭な塗膜で知られており、屋根塗装の時にこの塗料を勧める塗装会社は多いです。

外壁塗装と合わせると110万円。

インディフレッシュセラの価格を同等製品で比べた場合

インディフレッシュセラの「艶消しで美しい仕上がり」「透湿性」といった特徴に似た塗料

インディフレッシュセラ ㎡単価:2,800円
860,250円
ビーズコートsi
(シリコン)
㎡単価:2,350円
980,000円
ビーズコートF
(フッ素)
㎡単価:3,100円
1,115,000円

スズカファインのビーズコートシリーズは、インディフレッシュセラと同じ特徴を持っています。

価格的には、ビーズコートシリコンとフッ素の中間。

ビーズコートsi(F)については「ビーズコートsi(F)の見積価格」ページで詳しくまとめています。

ここで一つ「・・ん?」
と疑問に思った方もいらっしゃるかと思います。

ビーズコートsiのほうが、インディフレッシュセラより㎡単価は安い。
なのに、ビーズコートsiのほうが全体の見積価格は高い

その理由は
1.外壁塗装面積が違う
2.「養生」「付帯物塗装」などが割高
この2点です。

特に、ビーズコートsiの外壁塗装面積は、インディフレッシュセラの塗装面積と比べると34㎡も多い。

34x2,350=79,900円

塗装面積が違うだけで約8万円の差額です。

見積書を見る時には、「数量」もしっかりと見ておくことをおすすめします。

塗装会社さんがインディフレッシュセラを選んだ3つの理由

透湿性

サイディングボードは熱を吸収しやすい。

透湿性のある塗膜であれば、熱や水蒸気を塗膜の外に出すことが可能。

一方で、透湿性のない塗膜であれば、熱や水蒸気の逃げ場がなく塗膜が膨れることになります。

数年後には、このような施工不良が起きることも。

このことを考えて、塗装会社さんは、インディフレッシュセラを勧めてくれました。

微弾性塗料

編集者の家の外壁にはクラックがあります。

インディフレッシュセラは下地のヘヤクラックに追従してくれる塗料。

予算

予算内での工事の中で、施工不良が起きにくい塗料を考えた結果、インディフレッシュセラに行きついたそうです。

編集者の感想:インディフレッシュセラの価格は良心的で外壁の事も考えてくださった

インディフレッシュセラの見積価格は、良心的と思いました。

外壁の熱膨れという欠点についても、しっかりと考えてくださいました。

予算から考えると、候補トップ3の中でしたが、最終的に契約にまで至りませんでした。

熱膨れ対策としてもう一歩先をいく塗装会社さんがいました。

遮熱塗料で熱膨れを防ぐという考え方。

こういうのは、経験値がものを言いますね。

現在の外壁は、サイディングの上に弾性塗料が塗られており、サイディングボードに溜まった熱が塗料を膨らませています。

膨らまないようにする専用の下塗り塗料があるのですが、その塗料のことも知っていました。

詳しくは「超低汚染リファイン塗料の見積価格と㎡単価。遮熱性で熱膨れ対策?」で詳しくまとめています。

最高工事価格より約328万円も安くで契約した体験談

編集者の家は築約30年。

屋根と外壁のメンテナンスリフォームを検討し、見積を依頼しました。

屋根は、塗装のほうが安いのですが、現地調査の結果、カバー工法が良いとのこと。

理由は、屋根材が反っているなど変形を伴うほど劣化が進んでいたからです。

材料自体が変形してしまうと、元に戻すことはできず、仮に塗料を屋根材の上から塗っても、隙間から雨水が入りやすく、漏りの危険性が高まる一方とのこと。

そして、最初に見積依頼した会社から提示された価格は、約520万円。

予算200万円と言ったのに、この価格・・?

途方に暮れる想いでしたが、とても優れた塗装会社に巡り会い、約328万円も安くで契約することができました。

どのような事をして、どのような事に注意したか。

建築設計者ではありますが、お客様と同じ目線に立って具体的にまとめました。

机上の空論ではなく体験談です。

外壁や屋根のリフォームは、失敗が許されない大切な工事。

これから、外壁(屋根)塗装やカバー工法を計画しており「失敗したくない
!」と少しでも思っている方は、以下の記事に一度目を通してみてください。

>>最高工事価格より約328万円も安くで契約した体験談