屋根カバー工法はスレート屋根にするのが一般的
  • コケが屋根に生えると良くない?
  • 屋根のコケを除去する方法は?

について調べている最中ではないでしょうか。

「見栄えが悪い」だけで済めばいいのですが、コケが生えると屋根材そのものの耐久性が落ちていきます

なので、放置しすぎるのはNG

当ページでは、屋根にコケが生える原因と除去方法について詳しくまとめています。

見栄えアップ・耐久性アップにつながるため、ぜひ最後までご覧ください。

屋根にコケが生えるのはなぜ?

屋根によってはコケが生えないこともあります。

この差は、いったいなんでしょう?

コケが生えるメカニズムについて深堀していきます。

屋根材の防水性がなくなっている

屋根材に防水性がなくなれば、屋根材が水分を吸収しやすくなります。

そして、水分たっぷりの屋根材は、コケが生えやすい環境になります。

では、防水性がある状態では?
コケが付いても雨で流されてしまうので、コケが繁殖することはありません。

現在、住宅の多くがセメントを主成分にしたスレート屋根。

表面の防水性がなくなると編集者の家の屋根のようになります。

カラーベストという屋根材なんですが、防水性がないからコケが付着してます。

見栄え悪いですね・・。

放置するとどうなるか?については後程お伝えします。

日当たりが悪い

日当たりが悪い所と良い所では、コケの量が異なります。

水分が多く含まれる屋根材には、コケが繁殖しますが、日当たり良好の面ではほとんど見当たりません。

屋根材の表面がざらついてる

屋根材表面がザラついてるとコケの胞子が付着しやすくなります。

カラーベストなどセメントを主成分とした屋根材は、防水性がなくなるとザラザラになりコケの胞子が付きやすくなります。

コケを放置するとどうなるの?

屋根のコケを放置すると屋根材自体が常に水分を吸収した状態になり、強度が低下していきます。

また、水分がある状態・乾いた状態を繰り替えすことによっても屋根材の強度低下につながってきます。

屋根材の下には防水シートがありますが、屋根材が脆くなると防水シートにも影響し雨漏りの危険性が増します。

屋根のコケは早めのうちに除去

コケが屋根に繁殖することで屋根材が脆くなっていく。

それなら、早めに除去するに越したことはないですね。

方法は、高圧洗浄。

水圧でコケを除去していきます。

高圧洗浄で十分に落とすことができます。

高圧洗浄の㎡単価
(足場代は別途)
200~300円

コケが屋根に生えないように塗装で対策

高圧洗浄で屋根を洗っても、屋根の環境が変わるわけではないので2~3か月すると、またコケが繁殖します。

コケの繁殖を抑えるためには、屋根材に防水性を持たせてコケが付着しないようにすることが大切。

屋根塗装の値段

仮設足場 150,000円
飛散防止シート 15,000円
現場管理費 6,000円
高圧洗浄 15,750円

下塗り
マイルドシーラーEPO

中塗り
プレミアムルーフ

上塗り
プレミアムルーフ

㎡単価 2,300
241,500円
 
合計 428,250円

まとめ

防水性がなくなり水分を吸収しやすい屋根材にコケが繁殖します。

そのため、屋根塗装をしてコケが付着しない環境にしてあげることが大切。

特に屋根がスレート、セメント瓦はコケが繁殖しやすいので要注意です。