エスケー化研プレミアム無機の特徴は?耐用年数や見積価格も詳しく解説
シーゲッテル

耐用年数で言えばプレミアム無機。
でも価格は、高いと聞くし。

プレミアムシリコンと比べたらどうなんだろう?

耐久性が高い塗料が開発されている近年。
プラミアム無機を選ぶことで、どんなメリットが得られるのだろう?

と疑問に思う方が増えているようです。

このページでは、

  • プレミアム無機の特徴や見積価格(㎡単価)
  • プレミアムシリコンと比較
  • 私がプレミアム無機を選ばなかった理由

などについてお伝えしています。

約30年、リフォームの設計・現場管理者の立場で外壁塗装を見てきた編集者がプレミアム無機について詳しく解説していきます。

一つの目安として

外壁塗装で使われる塗料は、数百種類もあり、我が家にあった塗料を選ぶのは、とても大変・・。

そこで、現状の外壁の劣化状態や、外壁塗装の相場、塗料の比較に、一つの目安としてヌリカエを使ってみると良いですよ。

公式ページはコチラ⇒

ヌリカエについては、「ヌリカエは評判・口コミ通り?外壁塗装を体験してデメリットや特徴を徹底解説」で詳しくまとめていますので利用価値がありそうか、ご自身で確かめてみてください。

エスケー化研プレミアム無機の特徴

  • 超耐候性
  • 超低汚染性
  • 防カビ・防藻性
  • ハンドリング性

エスケープレミアム無機は、エスケー化研が製造・販売してる無機塗料で、無機系超耐候性樹脂・ラジカルコントロール機能を持つことで超耐候性を実現。

エスケー化研プレミアム無機はこんな人におすすめ

エスケー化研プレミアム無機はこんな人におすすめ

  • 長持ちする塗料で外壁を塗装したい
  • コスパの良い無機塗料を探してる
  • 汚れにくい外壁塗料が良い
  • 安全性の高い水性塗料を使いたい
ケンチッキー

特に、コスパの良い無機塗料を探してる方にはおすすめです。

後程、見積価格をお伝えします!

エスケー化研プレミアム無機の耐久性が長い理由

無機塗料というのは、ガラスや石など無機物が主成分でできた塗料で、劣化の原因となる樹脂成分(シリコン・フッ素など)があまり含まれていない為、耐久性が長い塗料として位置づけられてます。

その中でエスケー化研では、強靭な塗膜形成(無機成分の強い結合力を有する(Si-O)バインダー)を実現する水性塗料を開発。

さらにラジカルコントロール技術で劣化を阻止。

ラジカルとは?

ラジカルとは、劣化因子のこと。

塗料に紫外線があたると、この因子が発生してチョーキングや割れを誘発します。

そこで、ラジカルを抑制する塗料が注目を集めました。

ラジカル系塗料に関しては、以下のページで詳しくまとめられてます。

ラジカル塗料の評判は?耐用年数や費用などについて深堀

エスケー化研プレミアム無機の耐用年数と見積価格

エスケープレミアム無機の耐用年数は18~20年。

シーゲッテル

これまでは、10年に1回の外壁塗装。
プレミアム無機では、20年に1回。

耐用年数が長いと後がラク!

エスケー化研プレミアム無機の㎡単価や見積価格

以下は目安です。
地域や業者さんによって異なります。

外壁下塗り(外壁素材をサイディングと仮定)
水性SDサーフエポプレミアム
ローラー塗り

・ 外壁中塗り
エスケープレミアム無機
ローラー塗り

・ 外壁上塗り
エスケープレミアム無機
ローラー塗り

㎡単価 2,900~3,200円

外壁素材がモルタルの場合は、下塗り材が
エスケー弾性プレミアムフィラー
に変わります。

この場合、上塗りを含めた㎡単価
㎡単価 3,000~3,300円

モルタルなど外壁がひび割れしやすい素材の場合、ひび割れに追従するため「弾性」タイプの下塗り材が求められ、若干費用が高くなります。

上記の価格には
・足場、高圧洗浄、下地調整、外壁補修、養生などの費用は含まれていません。

プレミアム無機とプレミアムシリコンの見積価格や耐用年数を比較

エスケープレミアム無機とプレミアムシリコンの

  • ㎡単価や見積価格
  • 耐用年数

を比較しています。

㎡単価や見積価格を比較

プレミアムシリコン ㎡単価 2,300円
プレミアム無機 ㎡単価 2,900~3,200円

外壁面積150㎡(2階建て約30坪)とした場合の外壁塗装の価格

プレミアム無機 450,000円
プレミアムシリコン 345,000円
差額 約10万円

・高圧洗浄
・足場代(シート)
・養生代
・雑部塗装費
などは含まれていません。

耐用年数を比較

プレミアム無機 18~20年
プレミアムシリコン 15年

プレミアム無機では、約20年に一回の外壁塗装。

プレミアムシリコンでは、約15年に一回の外壁塗装。

プレミアムシリコンについて

エスケー化研プレミアムシリコンの評判や耐久性は?デメリットが心配

プレミアムシリコンについては、このページで詳しくまとめられてます。

エスケー化研プレミアム無機のメリット

プレミアム無機のメリット

  • 超耐候性
  • 超低汚染性
  • 作業性・安全性

超耐候性

無機系超耐候性樹脂やラジカルコントロール技術により、超耐候性を実現。

超低汚染性

塗膜は親水性かつ汚れが付着しにくいため、優れた超低汚染性を発揮。

また、特殊設計により、かびや藻等が発生しにくい。

作業性・安全性

プレミアム無機は、1液タイプ。
塗料の計量や調合など作業を省略し安定した性能を発揮。
また、安全性の高い水性塗料。

エスケー化研プレミアム無機のデメリット

プレミアム無機のデメリット

  • コストが高い
  • 塗装が難しい

についてお伝えします。

コストが高い

無機系塗料は一回にかかるコストが高くなります。

シリコン塗料:約2000円
無機塗料:約4000円

塗装が難しい

耐久性のある塗料は、塗る業者さんによって機能性が変わってきます。

また、外壁材の状態や旧塗膜の状態など総合的な判断が求められる。

これらのことから、プレミアム無機での施工実績が豊富な業者さんを探す必要があります。

エスケープレミアム無機を選ばなかった理由

私の家は、つい最近「外壁塗装」と「屋根カバー工法」を済ませました。

エスケープレミアム無機は、候補の一つでしたが、別の塗料を使うことにしました。

その理由は、今の外壁塗膜には厄介な劣化症状(熱膨れ)があり、エスケープレミアム無機を塗ると施工不良を起こす可能性があったからです。

10社に見積り依頼をし色々な塗装会社の意見を聞いた結果、特殊な下塗り塗料+遮熱塗料で対策するのが一番現実的と知りました。

このことについては「【実録】スタッコ仕上げの外壁に熱膨れ。塗り替えに使う塗料は?」で詳しくまとめています。

もし、この塗料でなかった場合、熱膨れがひどくなり塗膜が風船のように膨らんで剥がれるという施工不良で悩んでいた可能性が大きいです。

エスケープレミアム無機は、とても良い塗料ですが、お家の外壁(劣化症状)に合った塗料を選ぶことも大切です。

エスケープレミアム無機にするか迷ったら、一つの目安として

外壁塗装で使われる塗料は、他にも数百種類もあり、その中から自宅にあった塗料を選ぶのは、とても大変・・。

予算や対応年数を含めて

  • 外壁の素材
  • 建物の立地条件
  • 劣化状況
  • 日当たり

など総合的な判断が必要です。

ヌリカエを使えば、17の選択式の質問に答えるだけで、外壁の劣化具合(診断結果)や予算に合った塗料の目安を知ることができます。

あくまで見積サービスとなっていいますので、現状の外壁の劣化状態や、外壁塗装の相場、塗料の比較として使ってみると良いですよ。

公式ページはコチラ⇒