【8社目】屋根・外壁塗装前の現地調査

神戸市にある編集者の自宅の外装リフォーム
・外壁塗装
・屋根塗装(カバー工法)
を済ませました。

外壁塗装で使われる低汚染塗料とは?

このページでは、見積り作成前に行う前の現地調査についてまとめています。

・現地調査とはどういうものか?
・見積依頼した後の状況について
この記事を見れば、具体的な雰囲気をつかめるかと思います。

屋根・外壁の現地調査

業者さんが来られチャイムが鳴った時、とてもラフなかっこうをしていましたが、待たすのも悪いと思い、そのままのかっこうで出ました。

来られてたのは、男性と女性。
恐らく夫婦かなと思います。

・2級建築士
・一級建築施工管理技士
・公認ホームインスペクター
などの資格をお持ちのようです。

もちろん一級塗装士・防水士の資格は持っています。

ラフなかっこうのままで、少し恥ずかしいなという思いがある中
簡単な挨拶を済ませて、こちらの要望を伝えます。

予算内であれば
・屋根カバー工法
・外壁塗装
をしたい。

この業者さんが、図面のコピーを取らせてほしいと言われ、あやしい業者さんではないのでOKしました。

図面をコピーする理由は、外壁面積を正確に割り出すためです。

ご主人がコピーを取りに行き、奥さんと思われる女性の方が現場の状態を確認。

ご主人が帰ってきてから、一緒に外壁や屋根の状況を確認していました。

調査中は、家の中で待機。

約20分ころにチャイムが鳴りました。

屋根と外壁の現地調査が終わった後

現地調査が終わった後、調査を行った会社の担当者と劣化状況について話をします。

以下に、その話の内容についてまとめています。

屋根の劣化状況

屋根の劣化状況

屋根材は、カラーベスト。
経年劣化・紫外線劣化によって反っていると言われました。

屋根塗装は無理ではないが、カバー工法が理想的。

カバー工法を100点とするならば、屋根塗装は60点くらい。

今後のメンテナンスで言えば、カバー工法は30年は持つ。
塗装の場合は10~15年に1回は塗装。

予算と照らし合わせて、
・塗装の場合
・カバー工法の場合
の提案書と見積書を持ってくるとのことです。

いいですね。
ハッキリとした言い方は、判断する側としては助かります。

曖昧な言い方をされると悩んでしまいますからね。

にしても、声がすごい大きい。
住宅街なので、もう少し抑えてほしい・・。

外壁の劣化状況

外壁の劣化状況

外壁には、クラックが入っています。

サイディングボードの継ぎ目のクラックは、塗膜のクラックなので特に問題はなしく、雨漏れの恐れもないとのこと。

ただ、外壁に斜めに入るクラックは、壁素材そのものが傷んでいるため、雨漏れの危険性があるとのことです。

バルコニー

バルコニーは、錆が外壁に流れて見栄えが悪い。

錆が流れてこないように、コーキングでしっかりと水の侵入口をふさぐ必要がある。

でないと、新しく塗っても錆が外壁を汚すことになる。

見抜けなかった熱膨れ

外壁の熱膨れについて何も言わないので、こちらから
「熱膨れを起こしているようですけど、この上かた塗装しても大丈夫ですか?」
という質問をしました。

そこで、初めて気づいたようです。

ただ、対策は知っていました。

熱膨れを起こしているけど、全くと言っていいほど問題ない状態とのこと。

ひどい状態だと風船のように膨れ上がってるようです。

ここまでひどい状態だと、一度削らないといけない。

新たにパターンを付けて仕上げていくのでお金がかかる。

現在の状況では、削るところまでひどくはないので、シーラー(下塗り材)でカチカチに固めて上塗りすれば問題はないとのこと。

こういう現場に携わった経験があるようで、提案する際には写真付きで説明してくれると言ってくれました。

これは非常に助かります。

外壁・屋根の現地調査後の報告書と見積書

外壁・屋根の現地調査後の報告書

現地調査をした後、1週間ほどして調査報告書を持ってきてくれました。

調査報告書は、丁寧にまとめてくれてはいましたが、内容は一般的なものでした。

内容については、5社目の塗装会社が最も的確でした。

写真にしても、どのような劣化症状が出ているのか明記されておらず、ただ外壁と屋根の写真を並べているという感じです。

ただ、とても良心的だなと思ったのは、色々なパターンの見積書を持ってきてくれたことです。

例えば

  • Aプラン:外壁塗装(ラジカル塗料)+屋根塗装(ラジカル塗料)
  • Bプラン:外壁塗装(ラジカル塗料)+屋根塗装(フッ素塗料)
  • Cプラン:外壁塗装(ラジカル塗料)+屋根カバー工法

という風に色々なパターンの見積書を持ってきてくれましたので、予算からどのパターンが良いのか把握しやすかったです。

当塗装会社さんが持ってきてくれた見積り価格

外壁塗装では、パーフェクトトップ(日本ペイント)と上位版のパーフェクトセラミックトップG。

パーフェクトトップの見積価格については「パーフェクトトップの塗装(㎡)単価(見積価格)

パーフェクトセラミックトップGの見積価格んびついては「パーフェクトセラミックトップGの㎡単価・見積価格はどのくらい?

屋根塗装では、フッ素塗料のファイン4Fルーフ(日本ペイント)。

ファイン4Fルーフの見積価格については「ファイン4Fルーフの見積価格や㎡単価はいくら?

屋根カバー工法では、スーパーガルテクト。

スーパーガルテクトの見積価格については「スーパーガルテクトで屋根カバー工法。見積価格や屋根塗装と比較

まとめ

今回来られた方は、社長さん。

曖昧な言葉は使わずにハッキリとした表現でした。

どういうものを提案すれば、お客さんは納得するか。
このことを知っているように思いました。

ただ、熱膨れを見抜くことができなかったこと。

対策については、別の会社の提案内容がよかったこと。

これらのことから、契約を見送りました。