オーデフレッシュSi100Ⅲで外壁塗装しようか考え中。
他におすすめの塗料があるなら知りたい。
このページでは、
- オーデフレッシュSi100Ⅲの特徴や評判
- 耐用年数・価格
などの他 - 費用対効果であれば、おすすめの塗料あり
などについてまとめています。
オーデフレッシュSi100Ⅲについて知りたい。
他の塗料を含めて、色々検討してみたい。
という方にぴったりの内容となっています。
オーデフレッシュSi100Ⅲの特徴と評判
- 低汚染性
親水化技術によって、美しさが長持ち。 - 美しいツヤ
油性に負けない美しいツヤが評判 - 高耐久性
高耐候性シリコン系樹脂により油性に負けない耐久性をもっている
耐用年数やツヤであれば水性よりも油性。
この概念をなくした塗料として、塗装会社さんが評価しているのをよく聞きます。
オーデフレッシュSi100Ⅲの評判
- 下塗りによって、ひび割れの追従性や防水機能を持たせることができモルタル外壁に良く使われている。
- 低汚染性に優れてるので汚れにくいのが良い。
- 油性と変わらないほどの光沢がある
このような良い評判がある一方で
- 価格が高い
- サイディング外壁には不向き
といったデメリットも持ち合わせた塗料。
また、コストパフォーマンスの良い塗料を選んでいるなら、違う塗料を選んだほうが良いです。(後述します)
オーデフレッシュSi100Ⅲの耐用年数と価格
耐用年数は、10~15年。
シリコン塗料にしては、長いほうです。
一つグレードの高いオーデフレッシュF100Ⅲの耐用年数は、15~20年。
オーデフレッシュSi100Ⅲの㎡単価
㎡単価3,060円~。
(下塗り・中塗り・上塗りの3回塗り)
コストパフォーマンスであればラジカル塗料のほうが優れています。
ラジカル塗料の耐用年数は、同等かそれ以上。
㎡単価は2,300円~。
編集者の家は築約30年ということもあり、外壁塗装の見積を依頼しました。
塗装会社さんが勧めてくれたラジカル塗料の
・見積金額
・その塗料を選んだ理由
などについて、以下のページで詳しくまとめています。
耐用年数が長くコストが安い塗料を探してる方は、ぜひ参考にしてください。
オーデフレッシュSi100Ⅲのメリット・デメリット
オーデフレッシュSi100Ⅲを使うとどのようなメリットがあり、どのようなデメリットがあるのか?
以下にまとめています。
オーデフレッシュSi100Ⅲのメリット
高耐久
高耐候性シリコン系樹脂により油性に負けない耐久性をもっています。
一般的なシリコン塗料では9・10年程度の耐用年数ですが、オーデフレッシュSi100Ⅲはそれより長く10~15年。
低汚染性
親水性を持つ塗膜が親油性を持つ排気ガスをはじくため汚れが付着しにくい。
防藻・防カビ機能
海辺や川辺は、湿気が高く藻やカビが繁殖しやすい。
そのような環境に強く、藻やカビの繁殖を抑えてくれます。
豊富なカラーバリエーションと光沢
オーデフレッシュSi100Ⅲの魅力の一つが美しい光沢。
それだけでなく、ツヤがないマットな仕上がりまで選ぶことができます。
なんといっても600色以上の豊富なカラーバリエーションは魅力的。
水性なので臭いがそれほど気にならない
油性はシンナー臭がすごく、近所にも迷惑がかかることがあります。
オーデフレッシュSi100Ⅲは、水性なので臭いはあまり気にならない。
オーデフレッシュSi100Ⅲのデメリット
塗れない下地材がある
オーデフレッシュSi100Ⅲは、金属面には塗れません。
また、サイディング材の上に塗る場合は、光沢無しのみとなります。
冬場は乾燥が遅い
オーデフレッシュSi100Ⅲは、低温状態だと乾燥に時間がかかる。
塗装費が高い
塗装費が高いので、コスパの良い塗料と比べてみる必要がある。
まとめ
主にモルタル外壁に使うことが多いオーデフレッシュSi100Ⅲ。
ラジカル塗料が注目を集めてから、見かけなくなったように思います。
オーデフレッシュSi100Ⅲがサイディングボードに不向きなのは、膨れる可能性があるからです。
そのため、サイディングボードなのに塗装会社がオーデフレッシュSi100Ⅲを勧めてきたら、「膨れることはないですか?」と質問してみてください。
また、別の塗装会社に聞いてみることで整合性をはかることができます。
編集者の家の外壁は、熱膨れが起きていたんです。
この上から、透湿性の悪い塗料を塗ると、熱や湿気の逃げ場がなく塗膜が剥がれるといった施工不良を起こすところでした。
このことについては「外壁塗膜(弾性塗料)の熱膨れを完璧に対策したのは10社中1社」で詳しくまとめています。
塗料は、外壁素材によって向き・不向きがありますので、外壁の状態に合った塗料を塗装会社に選んでもらいましょう。