MFシルキーG2で屋根カバー工法したら、見積金額はどのくらいになるんだろう?
屋根塗装と比べると、やっぱり差があるのかな。
編集者の家では外装リフォーム
・屋根カバー工法(塗装)
・外壁塗装
を考えており、見積を依頼しました。
いただいた見積書の中で、MFシルキーG2を勧めてくださった会社がいましたので、ここで紹介しておきます。
建築設計者ではありますが、見積依頼している方と同じ目線でパーフェクトセラミックトップGの価格などについて掘り下げています。
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見積価格に進める前に、カバー工法とMFシルキーG2の特徴をお伝えしておきます。
ところで、屋根カバー工法って何?
既存の屋根材を撤去するとその分の費用が多くかかってきます。
屋根のカバー工法は、現状の屋根の上に新たな屋根材を新設するため、撤去処分費をカットすることができるリフォーム方法。
特に屋根材にアスベストを含んでいると、撤去費はかなりかかることになります。
MFシルキーG2について
快適性がアップ
遮熱塗料+断熱(ウレタンフォーム)+防音(ウレタンフォーム)を兼ね備えた屋根材。
屋根塗装を繰り替えす手間が省ける
MFシルキーG2で屋根のカバー工法をした場合、約30年の耐久性。
紫外線や雨風から家をしっかり守ってくれるだけでなく、長い目で見ると経済的です。
また、メーカー保証がついているので安心です。
MFシルキーG2の㎡単価と見積金額
既存屋根の材質:カラーベスト
建物の大きさ:延べ坪34坪(1F:17坪、2F:17坪)
屋根面積:約100㎡
屋根既存棟撤去 処分費含む | 44,000円 |
屋根シート防水 ゴムアスファルトルーフィング敷設 |
81,180円 |
MFシルキーG2(福泉工業) | 792,000円 ㎡単価:8,000円 |
下屋根板金及び端末シール処理 | 22,000円 |
合計 | 939,180円 (税抜き) |
材質は違いますが、8社にカバー工法の見積を依頼した結果、100万円~150万円でした。
100万円を切ったのは、当会社と2社。
8社とは別の会社にも聞いてみましたが、屋根面積100㎡で100万円を切るのは珍しいようです。
あまり安すぎると不安にもなりますが、実績のある会社というのをホームページで確認してますし、製品保証がしっかり明記されているので安心です。
8社の金額差については「8社の屋根カバー工法の㎡単価と合計見積価格を比較すると差額が凄い」で詳しくまとめているので、今後の計画に役立ててください。
MFシルキーG2(カバー工法)と屋根塗装の差額
屋根塗装 パーフェクトベスト |
341,550円 |
カバー工法 MFシルキーG2 |
939,180円 |
差額 | 597,630円 |
カバー工法と屋根塗装との差額は約60万円。
工事会社や、塗料によって差額は異なりますが、目安として50万円~100万円の差は出るでしょう。
価格だけで比べるとやはり大きいですね。
その分、20~30年はメンテナンスに気を使わなくて済みます。
MFシルキーG2(カバー工法)と外壁塗装の見積価格
外壁塗装 |
980,000円 |
屋根カバー工法 MFシルキーG2 |
939,180円 |
合計 | 1,919,180円 (税抜き) |
税込み価格は約210万円。
予算を200万円としているので、少しオーバーですが許容範囲です。
工事会社がMFシルキーG2を選んだ理由
経年劣化によって屋根材が反っており
塗装をすると、屋根材の上を雨水が滑りやすくなるので、台風など雨風により今まで入り込まなかった新たな場所に雨水が入り雨漏れを引き起こす可能性があると言われました。
そのため、屋根塗装よりもカバー工法がおすすめとのことです。
そして、工事会社がMFシルキーG2を選んだのは、「予算内で工事できる材質で、信頼できる」という理由からのようです。
製品保証
・塗膜 :15年保証
・赤さび:20年保証
・穴あき:25年保証
があるので確かに安心です。
編集者の感想:MFシルキーG2の見積価格は良心的
・屋根カバー工法
・外壁塗装
を総合的に判断して1社に絞りました。
屋根カバー工法だけで判断するとなると、MFシルキーG2は魅力的な製品と思いますが最終的にディプロマット2を提案してくれた会社に決めました。
MFシルキーG2も良いのですが、ディプロマット2はメンテナンスフリーで高耐久。
そして30年の製品保証。
各会社の説明を聞き、総合的に判断した結果、ディプロマット2にしました。
「ディプロマット2の㎡単価・見積価格が良心的」で詳しくまとめているので興味のある方は参考にしてください。
MFシルキーG2を使うか迷ったら、1つの目安として
屋根素材は、他にも数種類あり、その中から自宅にあった屋根素材を選ぶのは、とても大変・・。
予算や対応年数を含めて
・屋根の素材
・建物の立地条件
・屋根の劣化状況
・日当たり
など総合的な判断が必要です。
ヌリカエを使えば、17の選択式の質問に答えるだけで、予算に合った屋根素材の目安を知ることができます。
あくまで見積サービスとなっていいますので、現状の屋根の劣化状態や、屋根塗装(カバー工法)の相場、屋根材の比較として使ってみると良いですよ。