リノベーション・リフォーム工事の費用を安くするために

リノベーションや、リフォームというのは
「この工事を止めれば、それだけ減額されるという」
商品の売り買いのような単純なものではありません。
仮に費用を抑えることはできても、いざ生活してみると満足できない・・・
という結果になってしまうこともある。
ここでは、リノベーション(リフォーム)の工事費用を安く抑えながら、工事後の生活を満足するために知っておきたい3項目とコストダウンに伴って気を付けたい事についてまとめていきます。

1.「下げる」「絞る」ことから工事費用を安くする

予算上の関係から、どうしてもコストダウンしなければいけない。
となった時、方法は上記の2つ。

リノベーションや、リフォームのコストを低く抑えるためには
1、仕上げのグレードを下げる
2、要望を絞り込む

まず、
「仕上げのグレードを下げる」
ですが、簡単な例を挙げると

  • フローリングの等級を下げる
  • 水廻り設備のグレードを下げる
  • 塗装工事をクロス工事に変更

などです。

全体的に、まんべんなくコストを落とすような考え方よりは、こだわっている部分には費用をかけ、それ以外のところでグレードを落としコストダウンをする。優先順位を付け、どの工事を優先したいかの順位を付けることで絞り込んで考えていくことができます。
そして、このほうが暮らしの満足度は上がる。

また、飾り棚など自分で作れそうなものは、DIYで頑張ってみるというのも費用を抑えるという考え方の一つです。

※注意点
仕上げのグレードを下げてコストダウンする時に気を付けないといけないことがあります。
例えば、

  • 床材のグレードを下げることで耐久性が落ち・傷がつきやすい
  • キッチンのグレードを下げることでワークトップの汚れや傷がつきやすくなる

といったことが考えられます。

作業性が多い箇所、人の出入りが多い床などはグレードを落とすことで

  • 「耐久性」はどうか?
  • 傷やシミが付きやすいか?

といったことは必ず確認しておこう。

次に「2、要望を絞り込む」

この方法は、大きくコストダウンしないといけない場合に採用。

リノベーションやリフォームを考えている多くの方が、要望を全て叶えているというわけではなく、予算などの関係から、何かしら要望を絞り込みながら工事計画を進めています。

要望を絞り込む時に大切なことは、優先順位をつけることです。
「ココは絶対に外せない」
と優先順位が高いことは工事し、優先順位が低いことは、現状のままもしくは、DIYでという風に、あなたにとって外せない工事を順位づけることで、費用を下げながら暮らしの満足度を高められます。
リノベーション・リフォーム計画で大切なポイント
では、プランを考える時に押さえておきたいポイントなどが記載されているので、必ず読んでおいてください。

リノベーションやリフォーム工事費用を抑えるにあたって、複数の施工会社の見積金額を比べるというのも選択肢の一つです。

ですが、行き過ぎは後悔することになります。
どこまでも、工事費用を下げる会社には要注意です。

材料費・人件費を抑えなければ工事費用は安くすることはできません。
大きく値段を下げたり、どこまでも工事費用を安くするような会社は後々、トラブルが起こる可能性があります。

2、工事費用を安くするには?とプロに聞く

上記でも記載しているように工事費用を安くすることは、買い物と違って複雑です。

例えば、
広い現場であれば多くの資材や人を送り込むことが出来、一気に仕上げることができ、工事費用は安くなる。

一方、狭いと仮置きスペースがなく一日当たりに働ける職人さんの数も限られてくる。
となれば作業効率は悪くなって工事費用は高くなる。

他にも、複数種類の職人さんが必要な工事や、手間がかかる作業が多い現場は費用が高くなるケースが多い。

また、コストダウンのため諦めた工事があるのに、費用はそれほど変わらないことがある。
これは絡んでいる工事によって、諦めようが、工事しようが費用は変わらないからなのです。

リノベーションやリフォームの工事費用を安くするため、上記で記載しているように

「グレードを抑える」
「要望を削り工事を絞り込む」というように
お客様自身が見て分かる事
と、
見積を作成した施工会社にしか分からない事があります。

どの工事に費用が掛かっており
どの工事に費用がそれほど掛かっていないのか

このことを一番知っているのは、施工会社さんです。

このため、工事費用を安くする提案を施工会社に考えてもらおう。

そこで気を付けたいことがあります。
やみくもにコストダウンの策を考えてもらい、その通りに工事すると必ず後悔することになります。

そうならないためにも、

  • リノベーションやリフォーム工事をする目的
  • 優先順位
  • コストダウンしたい金額(又は予算)
をしっかりと施工会社に伝え、その上で工事費用を安くする案を考えてもらうと、あなたがリノベーション(リフォーム)工事をする目的はブレませんし、暮らしの満足度も高めることができます。

3、工事中の変更や追加工事を極力なくす

小規模なリフォームであれば工事中の変更は、あまりないでしょうが、大規模なリノベーションの場合、工事中に「やっぱり」と考え直すケースがたまに見られます。

工事は計画が決まった後、着工までの期間に材料の発注(加工)や下請け業者との打ち合わせへと進みます。

着工間近もしくは工事中に、変更となると材料を発注してしまった後であれば、その分の費用がかかってきます。

また、下請け業者への手配などやり直しが必要な場合、無駄に費用が嵩むことになります。

そして追加工事
リノベーション(リフォーム)工事中に「あ!これも追加で!」ということがあります。

最初から決めていたのなら、5万円でできた工事でも追加工事の場合、新たに職人の手配や、材料の発注などから6万5千円掛かってしまう。

費用を極力、抑えるためには工事中に追加工事が出ないよう、計画段階からしっかりと考えておきたい。

この追加工事ですが
上記のように、突然、思い出すとおいうケースの他

  • 打ち合わせ不足による追加
  • 解体後、部材の交換によるい追加

があります。

打ち合わせ不足による追加工事はあってはならないことです。

「打ち合わせ不足による追加工事」を防ぐためには、見積書をもらった時、かならず内訳も確認すること。
そして、施工会社に内訳を説明してもらうことで防ぐことができます。

また、解体後に部材の交換が必要だと発覚し追加で工事をせざるをえない状況になった場合、改めて追加工事分の見積書を作成してもらい契約を交わしてから工事に取り掛かってもらうことです。

打ち合わせ不足による追加工事は、工事の範囲が曖昧だから起きるのです。

工事費用を考える上で、最も難しく予測しにくいのが解体後でしか分からない事。
水廻り設備が絡んでいる床や、壁面の部材が傷んでいることはよくあることです。

解体後に分かる追加工事に慌てずに対処するため、

  • 「見積以外に、追加工事は発生するか?」
  • 「その工事には、どのくらいの費用がかかるのか?」
つまり、解体後に追加工事が必要になる可能性はあるのか?を前もって聞いておくことで、予算が決めやすくなりますし、追加工事が必要となっても慌てずに対処することができます。

前もって教えてもらった追加工事が発生した場合、口頭で了解するのではなく、

  • 追加工事の理由をお客様の目で確認する事(写真を撮る)
  • 見積書を作成してもらう事
  • 契約書を交わす事

上記3つは必ず押さえておこう。

追加工事が必要になることは、工期が伸びることになります。
どの程度、後期が伸びるのかも聞いておきましょう。

まとめ

工事費用を安くすることは、商品の売り買いのような単純なものではありません。
リノベーション(リフォーム)する目的がブレないよう

  • リノベーションやリフォーム工事をする目的
  • 優先順位
  • コストダウンしたい金額(又は予算)

をハッキリさせながら施工会社とコストダウンについて話し合いましょう。

また、工事中の変更や、思い付きによる追加工事は極力なくすためにも計画段階からしっかりとプランについて考えておこう。

追加工事の中には、解体後でなければ分からないことがあります。
解体後、追加工事に慌てなくていいように、前もって追加工事が発生する可能性とその費用について聞いておこう。

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